[Blog]準備着々、報道機関ライブドア を読んで
ネットは新聞を殺すのかblogで、湯川さんがライブドアの参加型ジャーナリズムについて担当者にインタビューをされている。
前回書かれていた韓国の参加型ジャーナリズムである「オーマイニュース」と今回の日本版参加型ジャーナリズムになりそうな「ライブドアニュース」の記事を続けて読むとライブドアのモデルがオーマイニュースを参考にしているのが非常に良く分かる。
どちらも正社員は30名程度で、あとは市民記者による記事投稿で支える仕組み。ライブドアは最初は300人から始めるようだが、韓国のオーマイニュースも700人程度から開始して3万人を越えたようだから、ライブドアも同じように増やしていくのだろう。
記事掲載に対する報酬も数千円になるようだ。
アメーバブログのような人気ランキングで報酬が出るモデルがある程度人気を博しているようだから、記事で報酬がもらえると思えば登録するブロガーも増えるような気がする。(正直、私もお金は欲しいし(笑))
やはりインターネットにより、情報発信の敷居が恐ろしく下がっていることがこれらの現象を呼んでいるのだろうか。
これまでは情報発信をできるのは記者のような専門職か、ある程度社会的名誉や地位を得た大学教授や経営者達だけだったはずだ。
それが最近のブログブームの中で見られるように、誰でも情報発信が可能になったし、誰でも頑張れば高いプレゼンスを得ることができる。
社長ブログもブームを呼んでいるが、それに匹敵し、超える人気を誇っている普通の人のブログもたくさんある。
ついに「情報発信」という仕事も、職人のビジネスでは無くなりつつあるという事なのだろうか。
いまさらながらに気づいたのだが、一般的なメディアのコア能力は「記事の作成」と「紙面の編集」とに分けられるように思う。
要は自動車で「部品の製造」と「自動車の組み立て」が分かれているように、メディアも本質は普通の産業と同じなのかもしれない。
これまでの垂直統合モデルが、これから水平統合に変わるのだろうか?
Googleニュースの登場によって、既存のメディアは「紙面の編集」というコア能力が自動化できるという事実に直面している。
さらに参加型ジャーナリズムによって「記事の作成」という能力も、一般人が参加できるという事実に直面しつつあるとすると・・・
今既存メディアは、スピードに生きるのか、品質に生きるのか、製品である記事の幅広さやニッチさに生きるのか、多くの選択に迫られているように感じてしまう。
まぁもちろん、私の勝手な想像に過ぎない。
ただ、先日nikkeibp.jp編集長の田邊さんにお話をお聞きしたときも、CNET社長の御手洗さんとお話したときも、同じような問題意識をもっておられたのであながち外れてはいないようにも思っている。
ちなみに、私の興味がそこにあるせいか、FPNも見ようによっては参加型ジャーナリズムの一つの形なのかなぁと思ってしまったりもするけど、考えすぎですかねぇ?
個人的にはジャーナリズムというよりは、ニュースのコミュニティだと思ってるんですけど・・・
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