2006年9月 8日

Google TalkとSkypeの連携はどれぐらいインパクトがあるのか

熾烈化する広告パートナー獲得競争--イーベイがグーグルと提携を発表 - CNET Japanを読んで。

 ちょっと前の記事になりますが、GoogleとeBayがオークション広告やメッセンジャーの分野で提携するという記事がありました。
 日本ではeBayの認知度が低いせいか、それほど大きな話題にはなっていないようですが、個人的には結構驚きのニュースでした。

 なにしろeBayはアメリカではYahooと広告で連携してます。そのときのCNETの記事のタイトルが「グーグルの勢いを止められるか--ヤフーとイーベイが提携へ」。
 先日は、eBayの主力サービスであるPaypal対抗となるGoogle CheckoutをeBayのサイト内での利用を禁止したりというニュースも合って、私もてっきりeBayは反GoogleでYahooとの関係を深めていくのかと思っていたのですが、米国以外の国ではGoogleとの提携の道を選んだということのようです。

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2006年9月 1日

人気ブロガーの転職率は50%?

 [N] ありがとう日本橋を読んで。

 ネタフルのコグレさんが8月に退職されたようです。
 5月末に退職された小鳥さんといい、7月に退職された平田さんといい、なんだか最近有名ブロガーの転職が多い気がするのは私だけでしょうか。

 以前、四家さんが「アルファブロガーは荒野を目指すのか」という記事で、「やっぱり外部に評価されると、内部とのギャップか人を外に引っ張るんだよな」と書いていたのを思い出します。


 そこで、今更ながら人気ブロガーの転職率がどれぐらいなのか気になったので、feed meterの人気ランキングのデータを使って調べてみました。

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2006年8月29日

ワッチミーTV勉強会 感想&反省メモ

 先週、イノベーション勉強会の第二回となるワッチミーTV勉強会を開催しましたので、個人的な感想をメモしておきます。

 個人的に印象的だったのは、非常に様々なパターンに分かれた前回のYouTube勉強会に比べて、フジテレビグループのワッチミーTVを題材に今回は、あきらかにチームの選択が現実路線になっていたこと。
 フジテレビというコンテンツホルダーがいるのだから、著作権問題を無視してもっとバリエーションを増やせるかと思っていましたが、YouTubeのような一般的な動画共有サイト路線以外の選択肢を選んだチームが多かったのは印象的でした。

 特に、チーム投票で、テレビ広告と連携する代理店プランと、吉本興業モデルに投票が集中したのは正直ちょっと驚きました。

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2006年8月25日

利用者を集めるのが先か、ビジネスモデルを決めるのが先か

ついにミクシィが9月14日に東証マザーズ上場 - CNET Japanを読んで。

 すっかり古いニュースになってしまいましたが、いよいよ株式会社mixiが上場するようですね。 

 雑種路線で行こうで「KDDIがGree株の数%を4億円弱で引き受け,そうかGreeで時価総額100億に迫るなら,会員数で一桁多いmixiは時価総額1000億円を余裕で超えるかな」なんて話が出ていますが、実に興味深いところです。

 何と言っても、「2006年3月期の業績は、売上高が18億9300万円、経常利益が9億1200万円、純利益が5億7600万円」と利益率が非常に高い決算数値が明らかになっていますから、相当株価もつりあがりそうな印象があります。

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2006年8月18日

「2006年の最もクールな50のサイト」に次の起業ネタがあるかも

ITmedia News:2006年の「最もクールなWebサイト」は?を読んで

 ITmediaにTime誌の「2006年の最もクールな50のサイト(Time Magazine:50 Coolest Websites)」の紹介記事が掲載されていました。
 当然のように今年大注目のYouTube、DiggやMyspaceが含まれているのですが、それ以外のサイトをほとんど知らなかったので調べてみました。

 全部が全部YouTubeのようなメガヒットサービスというわけではなく、個人ブログからソフトウェアまで幅広く審査対象になっていたようです。
 読者からの推薦なども参考にしたようですが、基本はTime誌の独断での選抜のようですね。

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2006年8月14日

日本ではdiggは流行らない?ではソーシャルニュースはどうか

マイネット・ジャパン、ニュースの共有や編集が可能な「newsing」を開設 - CNET Japanを読んで。

 もう3週間も前の出来事になりますが、奇遇にも7月26日にソーシャルニュースサイトが二つ同時にオープンしました。

 一つはNTTレゾナントを退職して独立した上原さんが立ち上げた「newsing
 そしてもう一つは、NTTレゾナントが運営する「gooソーシャルニュース

 gooソーシャルニュースの方は、ラボでの公開ですからプレスリリースもしていないようで、まだまだこれからのようですが。
 newsingの方は、事前のカンファレンスなどのPRの効果もあり、はてなブックマーク数も300を超えて、アクセスも順調に伸び、6月に設立されたばかりのベンチャーとしては十分すぎるほどのスタートになったようです。

 もちろん、これらのサービスが今後ビジネスとしてどうなのか、というのはいろんな見方があるでしょう。

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2006年8月 9日

次は「クラウドソーシング」という言葉が注目のようです

「クラウドソーシング」を体現するMycroft - CNET Japanを読んで。

 CNETにMycroftというサービスの記事が掲載されていました。

 「Mycroft」というサービス自体は、「ネットワークでつながった数多くの人々の力を借りて、データ処理やキーワードの付加といった比較的簡単な仕事をいっきに片づけてしまおう」というサービスのようなのですが、気になったのはタイトルに使われていたクラウドソーシングという言葉。
 「群衆にアウトソースするからクラウドソーシング」ということだそうです。

 実は、クラウドソーシングという言葉を始めて聞いたのですが、今年の6月にWiredで提唱された言葉のようで、すでにいくつかの記事にもまとまっていました。(ちょうど、今日梅田さんのブログでも紹介されていました。)

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2006年8月 1日

日本にも「プロブロガー」という職業は生まれるか

Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)って何? : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)を読んで。

 アメリカの超人気ブログ、ギズモードの日本語版がオープンしましたね。

 先週、インフォバーンの小林さんのブログでも紹介されていたので、楽しみにしていたのですが、サイト横のチーム欄を見ていてびっくり。

「ゲスト編集長 :いちる(小鳥ピヨピヨ)」

 退職してしばらくニートしてるなんて言ってましたが、こんなプランがあったんですね。
 

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2006年7月25日

はてなの近藤さんは、日本ネット業界のイチローやヒデになれるか

ITmedia News:はてな、アメリカへ (1/3)を読んで。

 もう古い話題になりますが、はてなの近藤さんがアメリカに行ってしまうそうですね。
 この話題で盛り上がったころにタイトルだけ見て、最近はてなはサービス以外の話題が多いなーぐらいに思っていたのですが、今更ながらにITmediaの岡田さんの記事をちゃんと読んで、ちょっと反省です。


「日本のソフトウェアやネットサービスの技術の高さを世界に認めてもらいたい。」
「日本発で世界に通用するソフトウェアやサービスを生み出したい。」

 このフレーズ自体は、多くの日本のソフトウェアベンチャー、ネットベンチャーがビジョンや夢として掲げています。
 ただ、実際にビジネスにおいては「まず日本市場」となるのが普通。

 正直、自分の会社もそうなんですが、日本でいきなり英語版を作るのは大変ですし、様子がわかる日本市場に比較すると、海外市場は不透明でリスクばかりが目につくので、冷静にビジネスとして金勘定すると日本市場に注力してしまうのが普通でしょう。

 その結果、気がつくと、日本の顧客の要望に対応するのに精一杯で、海外展開や多言語展開はどんどん後回しにされていくというのは良くある話です。
 語学力の問題ももちろんありますが、「日本市場が十分大きい」というのも大きいでしょう。最初の思いはどうあれ、日本市場でトップを目指してやっていると、なかなか海外展開まで手が回らなくなるような気がします。


 じゃあ、日本市場で成功すれば、その後海外でも成功できるかというと、これも今の結果だけみると微妙。
 特にインターネット業界で見ると、日本のインターネット業界の中心であるヤフーはそもそも米国のブランドですから海外への逆進出は難しいですし、楽天やライブドア、価格コムなどの日本のインターネット企業が知られているのは基本的に国内のみ。
 まぁ、日本語のサービスだから当たり前といえば当たり前なんですが、日本のネットサービスが海外でブレイクしたという話はほとんど聞きません。

 日本の成功パターンが海外では通用しないというのもあるでしょうし、日本で成功すれば、逆にその成功を維持するためにますます日本市場が重要になって海外が魅力的ではなくなるということもあるような気がします。


 そういう意味でも近藤さんの「これから10年、50年、100年――日本の企業がネット産業の中でどういう位置づけになるかを決めるのは、ぼくたちがどこまでの視野を持てるかにかかっている」という発言は実に重みがあります。

 もちろん、もう少し日本で事業を確立してから行くべきという声もあるでしょうが、日本で注目されはじめている今だからこそアメリカに行き、世界を見据えた視野を持つというのは、非常に深い発言だと思います。


 ほとんどの日本人が国内市場を中心にものを考えている中で、一人視点を変えて世界に打って出る。。
 無理矢理スポーツに例えて言うなら、サッカーの中田英寿や野球の野茂やイチローというところでしょうか。
 
 考えてみれば、日本人が海外で通用しないと言われていた当時のプロサッカーやプロ野球と、同じことが今の日本のインターネット企業でも当てはまる気がします。

 日本のインターネット企業は世界で通用するのかしないのか。

 結局、この質問には、今までほとんどの企業が挑戦していないわけで。
 挑戦する前に、選択肢自体を放棄してしまっていたという意味では、当時のプロサッカー選手やプロ野球選手と同じ状況なのかもしれません。


 まぁ、もちろんヒデやイチローの前には、カズや江夏という残念な例もありますから、はてながどちらになるかは、まだまだ分かりませんが。
 後に続く人が増えるかどうかという意味でも、はてなの、近藤さんの、今後の活躍には、いろんなものが乗っかっている気がします。

 日本のネット業界の片隅にいる人間としても、心から応援したいです。
(いや、本当は応援じゃなくって、後に続くぐらいの気概じゃないといけないのかな・・・)

2006年7月21日

YouTubeの骨をiTunesが拾う形になってしまうのか

TechCrunch Japanese アーカイブ » iTunesビデオレンタル発表の予感を読んで。

 TechCrunchによると、iTunesが映画レンタルサービスを来月にでも発表するのではないかという噂があるようです。
 日本ではそれほど話題にならないiTunesの動画配信サービスですが、米国ではドラマを中心に結構利益率のよいサービスとして認知度が高まっているようですから、ここに来てのビデオレンタルサービス開始はその流れに一段と勢いをつけそうです。


 個人的には、時を同じくして、YouTubeがついに訴訟されたというニュースが流れているのも気になるところ。

 CNETのスタッフブログの「動画共有サイトはP2Pの轍を踏むのか」という記事でも書かれているように、不正な音楽ファイル交換で世界的に有名になったナップスターが訴訟で失速し、その後iTunesが大成功を収めたというのが、どうしても今回のYouTube訴訟とだぶって見えてきてしまいます。


 もちろん、iTunesのようにコンテンツを所有して視聴するというステップを踏む動画配信と、YouTubeのようにリンクから飛んでくればすぐに動画を閲覧できるブログ的な動画共有サイトは、視聴行動が本質的に違いますから役割分担は当然あると思います。
 ただ、やはり大きいのはiTunesには、すでに確立したDRMや購買プロセスを持っていて、収入を生み出すことができる仕組みがあるという点。

 このあたりの詳細は、早速CNETの渡辺さんが今後のオンラインビデオの流れについての分析をしてますが、やはり「ポータブルデバイスであるiPodと、徐々にテレビ領域にも手をかけようとしているアップル」の存在感というのは大きいですね。
 

 このまま結果をシンプルに想像すると、YouTubeにはアニメの第一回だけとか、比較的質の悪いサンプル動画が掲載されていて、そのコンテンツをちゃんと全部見たければiTunesのような合法サイトに行って買うという流れになってきそうな印象。
 この流れだと、お金はほとんどiTunes側に落ちる形になりそうな印象です。

 まぁ、類似サービスも雨後のたけのこのように出てきてますし、CNETで紹介されていたVeohなんかは、サイトとP2Pソフトを組み合わせることで自社でウェブサイトでのプロモーションと高画質動画の販売のプロセスを完結させようとしていたりとしていて、今後もいろんなサービスが出てくるでしょうから、必ずしもiTunesが動画配信の分野でも圧勝するという保証はないんですが。


 最初はグレーゾーンを突っ切って利用者を一気に集めておいて、あとから合法ラインやビジネスモデルを組んでいくというやり方は、その企業自身が成功するのは意外に難しいのかなー、と思わずにはいられません。
(そうは言ってもグレーゾーンで突破してくれる企業が出てこないと、合法的なサービスもなかなか出てこないという現実もあるんですが)

 はたして、YouTubeはNapsterの轍を踏まずに生き残ることができるのか、生き残ったとしても業界の中心に居座ることができるのか。
 ここ半年~1年が勝負でしょうか、非常に興味深いところです。


 それにしても、こういった動画配信ビジネスの最先端の話を、どうしても海の向こうの他人事の話として聞くしかないというのが悲しいところです。
(先日、白田先生の出版記念パーティーで、音楽配信メモの津田さんに日本では無理なんですかねーと言ったら「無理でしょう」とばっさり言われてしまったのが印象的でしたが・・・)

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