2009年2月18日

WOMマーケティング協議会の率直な現状について書いておきます

womj_logo.png 今日は、非常に感動する体験をさせて頂いたので、そっちの話を書きたいのはやまやまなのですが。
 ちょっと、以前書いたWOMマーケティング協議会に関して、いろいろと誤解があるようなので、そちらの話を書いておきたいと思います。

 まず、最大の誤解だと思うのは、WOMマーケティング協議会の今のフェーズ。
 私も面倒くさいのでWOMマーケティング協議会と略してしまっているのが悪いのですが、WOMマーケティング協議会という組織はまだ存在していません。
 
 現在存在するのは、WOMマーケティング協議会設立準備会という言い訳のような長い名前の組織で、この組織は「日本にもWOMマーケティング協議会が必要だよね」という人たちに集まってもらうために立ち上げた、いわばあえて悪い言い方をすると宣伝バルーンみたいなものです。

womj_site.png

 現在発起賛同人に応募頂いた方は、時差はあるものの基本的には全員リストに追加させていただく方向で対応していますし、何らかの詳細な審査をしているわけでもありません。
(当然、正式に団体化する際に、会員登録や審査等の手続きが発生することになると想像しています)
 そう言う意味では、現在のWOMマーケティング協議会のサイトの参加一覧は、純粋に「日本にもクチコミマーケティングを考える組織が必要だと思う」ということに賛同頂いた皆さんのリストになっています。
 
 で、現在の世話人というのも、残念ながら発起賛同人の方々に選んで頂いた存在ではなく、たまたま「日本にもWOMマーケティング協議会が必要だよね」という議論をしていた際に、事務を手伝っても良いと手を挙げた人たちでしかありません。

 つまり、現在のWOMマーケティング協議会設立準備会というのは、日本にどのようなWOMマーケティング協議会が必要なのか、実際にどういうことをやるべき組織なのかというのを議論するための組織であり、まだ実体は何もないのです。

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2009年2月16日

ペイパーポストかどうかが問題ではなく、読者にどう受け止められるかが問題だと思う

 先日、GoogleのPayPerPost騒動の長文のエントリーで、言いたいことを全部書いて肩の荷がおりた気でいたのですが。
 前の記事にトラックバックを頂いて知ったのですが、残念ながらサイバーバズさんのところで別の騒動に飛び火しているようですね。

 そもそものきっかけは、サイバーバズさんがプレスリリースで、自社のサービスがペイパーポストではないと否定したところから始まっているようです。

cyberbuzz_press.png

 私自身、先日の記事で、「サイバーバズさんのサービスは同じPayPerPost(記事単位で謝礼を支払う)サービスでも、記事にサイバーバズの企画であることを明示させているという点で、PayPerPostサービスの中では比較的倫理的な意識の高いサービスというのが個人的な認識」と書いていることも、騒動の一翼を担ってしまっているようですので、ここの整理からしたいと思います。
(またもや長文注意です・・・すいません)


 個人的にはペイパーポスト(Pay Per Post)は、単純にペイパークリック(Pay Per Click)やペイパービュー(Pay Per View)と同じ英単語として捉えており。

 ペイパークリック=クリックに応じて料金を支払うこと
 ペイパービュー=視聴に応じて料金を支払うこと
 
 と同じく

 ペイパーポスト=記事に応じて料金を支払うこと

 と理解しています。

 まぁ、個人的には「ブログ記事広告サービス」と呼びたいのですが、いわゆるGizmodoとか田口さんがやっているブログメディア系の記事広告とごっちゃになってしまうので、ペイパーポストと言い続けている次第。

 そう言う意味では、サイバーバズさん自身は「記事掲載に対する対価として金銭の支払いは推奨しない」とリリースで否定されていますが、トラックバックで頂いた記事にも書かれているように、FAQで記事を書くことに謝礼を支払うと明記されていたなど、広い意味ではペイパーポストに分類されるのが自然なのではないかと思っています。

 
 細かい話を言うと、おそらくサイバーバズさんからすると、今回のGoogleさんの案件はブログパーツ広告だったということなのでしょうが、例えば、単純にブログパーツを広告として掲載する場合には、当然クライアントは表示位置や表示回数、表示期間を設定するはずですが、サイバーバズさんの案件は掲載位置は自由のようですし、記事内(ブログの全体よりも明らかに表示数が少なくなる)だけでも良い印象があり、掲載期間等も指定が無いようで、いわゆるバナー広告的なブログパーツ「広告」とは種類が違うように思います。
 
 その代わりに、参加者の皆さんの記事を見ている限りではブログでの記事紹介とセットになっている印象が強いですから、ブログパーツ掲載+記事執筆で謝礼が支払われるという意味で、これも広い意味でのペイパーポストと言えると思います。
 ざっくり言ってしまうと、記事執筆にブログパーツ掲載が追加されているだけに見えるわけです。

 この点については、AMNでブログパーツシーディングを開始する際に、パートナーブロガーの方々とかなり密な議論を行い厳しいご指摘もいただいた結果、上記のような結論に至っていますが、あくまで私の個人的な認識ですので、一般認識や事実と間違っているようであれば、修正をさせていただきたいと思います。


 ただ、今回Googleが自ら、サイバーバズのサービスを活用してキャンペーンを行ったGoogle Japanのページランクを下げるという形で罰したように、サイバーバズさんのサービスがGoogleの定義の中でも広義のペイパーポストとして認識されてしまったのは、否定できないと考えています。

 この点については、サイバーバズさんとGoogle Japanさんとの間の話し合いがどのようにされたのか分かりませんので、結果から類推しているだけです。
 ブログを活用したマーケティング事業者としては、今後の境界線のためにもそのあたりの議論が何らかの形で開示されることを期待しています。

 さて、ここからようやく本題に入るのですが。
 個人的には先日の記事にも書いたように、ペイパーポストであること=マーケティング手段として悪い、という話ではないと考えています。
 

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2009年2月12日

GoogleのPayPerPost騒動の議論に思うこと

 毎度、ちょっと周回遅れの感は否めませんが、個人的にもAMNとしても切っても切れない問題なので、今話題になっているGoogle JapanのPayPerPostキャンペーン活用騒動について自分の意見をメモしておきたいと思います。
(毎度のことですが長文注意です)

googlekeyword.jpg

 今回の顛末の詳細や経緯については下記の一連の記事に詳しいので、詳細はそちらをご覧いただければと思いますが。

Yahooからの市場奪取に向けて手段を選ばぬGoogle、PayPerPostキャンペーンを採用
グーグル、プロモーションで謝罪 - CNET Japan
Google、ペイパーポストのブログマーケティングで謝罪:渡辺隆広のサーチエンジン情報館
[を] Google がブロガーにお金を払って広告記事を書かかせていたが実はそれは Google のポリシーに反する
チミンモラスイ? : ブロガーズネットワーク再考 その9
 
 概要を知らない方にざっくり内容を紹介すると、Google Japanが「急上昇ワードランキング」のプロモーションでCyberBuzzのPayPerPostサービスを利用していたことが、ネタフルAsiajin経由で米国のTechCrunchにまで取り上げられ、それに対してGoogleが公式ブログで謝罪することになった。というのが基本的な流れです。

Google のマーケティング活動について
 
 その後、AsiajinやTechCrunchの影響で英語圏でも議論が広がる一方、上記の謝罪記事やTechCrunchの記事が日本語にも翻訳されたこともあり、日本のブログ界隈でも議論が盛り上がり、CNETを初めとしたメディアもカバーして今日に至るという感じですね。


 ちなみに、この議論に対する私自身の立ち位置をあらかじめ開示しておくと。
 個人的には過去に「これからは、やらせブログは規制の対象に?」という記事で言及しているように、いわゆるPayPerPost系サービスについて良い印象を持っていないのは事実です。

 ただ、AMNでもブログマーケティングポリシーを公開したり、PayPerPost系サービスの懸念点を啓蒙したりと、いろいろと試行錯誤はしてきましたが、一方で日本においては米国に比べるとPayPerPost系のサービスが種類も数も大幅に進化していて、日本のネットマーケティングにおいて一定のポジション占めている存在になっていることも、これまた事実。
 そう言う意味では、PayPerPost系サービス自体は、個人的な好き嫌いは別として、業界としては使い方によっては有効なサービスと考えられていると理解しています。
(もちろん、だからといってAMNでいわゆるPayPerPost系サービスを実施することはありませんが)


 そんな中、個人的にPayPerPostサービスについて、まず超えてはいけないポイントと考えているのは、報酬があることを開示しているPayPerPostか非開示のPayPerPostかという点。

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2009年2月10日

Grand Theft Auto IVにみる、ゲームの教育効果と負の効果の境界線

 先日、「最近のゲームに改めて感じるエデュテイメントの可能性 : tokuriki.com」という記事を書きましたが、この記事と必ずセットで書かなければと思っていたのが、昨年末にプレイしたGrand Theft Auto IVというゲームの存在です。

gta_4.png

 Grand Theft Autoとはいわゆる自動車強盗とか車両窃盗とかいう意味。
 そのタイトルから想像できるように、Grand Theft Autoはギャング組織の下っ端が、任務をこなしながら成り上がっていくというタイプのゲームです。

 何と言っても凄いのは世界的な人気。
 なにしろGrand Theft Auto IVの売り上げは「ハリー・ポッターと死の秘宝」が保有していたギネス世界記録を塗り替えたほどで、「今後2~3年間にこれらのゲーム(の初期の販売実績)に匹敵するゲームが登場するとはなかなか言い切れない」とアナリストに言わせてしまうほどのシリーズです。

 また一方で、「18歳の少年が『Grand Theft Auto IV』を真似てタクシージャック」とか、「『GTA IV』 “飲酒運転”に対しMADDが非難声明 レーティングの変更を求める」とか、様々な暴力的な表現でも物議をかもし、良い意味でも悪い意味でも注目されているゲームソフトです。

 まぁ、なぜそんなゲームが売れるのかはやってみないと分かるまいということで、思いきって昨年購入し、プレイしてしまいました。


 正直な話、ゲームを始めた最初は、なんだか主人公もさえない感じの汚らしいおっさんだし、こんなゲームがなんで売れるのか?と思ったりもしてしまったのですが。
 

 本当にこのゲーム、やばいぐらい良くできています。

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2009年2月 6日

最近のゲームに改めて感じるエデュテイメントの可能性

 皆さん、先日の記事には様々な応援コメントやメールを頂きありがとうございました。
 なんだか、改めて肩書きの重さをずっしりと感じてしまっている今日この頃です。

 いただいた質問に対する回答や御礼のエントリーも書きたいのですが、重いエントリーが続いてしまうので今日は閑話休題。

 かなり昔に書いた「Wii Musicにみる音楽の本当の楽しみ方と、逆転の発想」という記事にもらった、カイさんの「自由だけど自由じゃないWii Musicインプレッション」という記事に返答しようしようと思っていてできてなかったのを、今更ながらエントリーしたいと思います。


 カイさんの記事は、ようは僕の記事だけ見るとWii Musicが「子供がリモコンを振って音を楽しむ」だけの自由なゲームに見えちゃうけど、実は「レッスンを受けて自分でセッションを作り出せる」奥が深いゲームですよ。という指摘で至極納得です。
 というか、実は、この当時、前述の記事を書いた後にそういう話を書こうと思っていたのに、カイさんに先に書かれちゃったので、なんか書きそびれてしまったと言い訳しておきます。


 で、そのとき書きたかったのが、「ゲームで学ぶ」と言うプロセスの可能性。
 
 個人的には「ゲームを「勉強のため」と胸を張ってやれるようになる?」という記事を大昔に書いたことがあるように、シリアスゲームとかエデュテイメントといった分野に非常に興味がある人間です。
 まぁ、要は根っからのゲーマーなので、ゲームをやる理由を探しているだけではないかという気もしないでもないのですが。
 
 最近のゲームは、ゲーム機の性能が上がってリアルさが増しているために、実際の趣味や娯楽自体を仮想体験できるものが着実に増えてきている印象があります。


 例えば、昨年「AFRIKAにみるセカンドライフと違う仮想世界の可能性」という記事で紹介したAFRIKAでは、思いっきりデジタル一眼レフのソニーのαがゲームの中に組み込まれていて、実際のカメラさながらの操作を体験することができます。
 もちろん、ただボタンを押すだけでゲームはクリアできるんですが、本当に綺麗な写真を撮りたければ、レンズを変えるのはもちろん、いわゆる絞りとかシャッタースピードとかいろいろいじることが可能。

 高価な一眼レフカメラやレンズを購入しなくても、その違いや使い方を疑似体験できるわけです。

AFRIKA™_13

 で、前述のWii Musicもゲームとしては同じで、ただ単純にコントローラーを振っているだけで、それはそれでまぁストレス発散になるわけですが、一方でセッションとかアレンジの基礎をゲーム感覚で楽しみながら覚えていくこともできるようになっています。

 これってある意味、極端に言ってしまえば音楽の授業だったりするわけですが。
 音楽の「授業」だと、なんだかいちいち音符を間違えたのを弾き直させられたりと、完璧を求められる印象がありますが、Wii Musicだと試行錯誤もいろいろできるし、なんだか楽しく1つ1つのステップを覚えていける感覚があります。

 いわゆる「授業」とか「学習」というと、どうも過去の経験からか、私たちは脊髄反射的に面倒と思ってしまう気がするのですが。
 実は人間にとって何かを学んでいるプロセスって凄い楽しい経験のはずで。

 ゲーム会社が持っているそういう楽しくさせるプロセスって、実は現状のつまらないとか面倒と思われている学習プロセスとかにもっと活かせるんじゃ無かろうかと。
 そんなことを最近改めて強く思うようになっています。

 
 特に、仕事のやり方を学んだりとか、ビジネスの知識を身につけるということ自体も、同じようにいわゆる「根性」とか「忍耐」とかの精神論から入るのではなく、楽しみながら身につけていくというやり方がもっとあってもいいんじゃないかなーと。
 そんなことを妄想する今日この頃です。

 ということで、○○の勉強をしていると言い訳できる、そんなお得なゲームをご存じの方は、是非教えてください。

2009年1月30日

クチコミマーケティングの発展にWOMマーケティング協議会ができること

womj_logo.png 昨日、WOMマーケティング協議会の発表をしてから初めてとなるクチコミマーケティング研究会が開催されました。 (参加された皆さん、お疲れ様でした。会場のキャパシティの関係で抽選に漏れた方々すいませんでした)

 当日の様子は、ほかの方々のブログをご覧いただければと思いますが、よく考えるとWOMマーケティング協議会についてこちらのブログで全く言及していなかったので、当日研究会でお話しさせていただいたような個人的な思いをここにメモしておきたいと思います。

 WOMマーケティング協議会のサイトをご覧頂くと分かりますが、わたし自身もWOMマーケティング協議会には世話人として参加をさせて頂いています。

womj_site.png

 正直な話、今あらためて発起賛同人の方々のそうそうたるリストを見ると、いわゆる広告業界、PR業界の経験としてはまだようやく2年が経とうかという程度の私なんぞが、その中に並んでいるのを見るのも実に恥ずかしい話なのですが。

 実は、私はこのWOMマーケティング協議会の言い出しっぺの一人だったりします。

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2009年1月28日

livedoorブログのリニューアルで考えたブログサービスの未来

 昨日、先日ご紹介したアルファブロガー・アワード2008の関係で、livedoorブログさんのピックアップテーマを使わせて頂く機会がありました。

 livedoorblog0.png

 ピックアップテーマとは、livedoorブログの利用者の方向けに、日々ライブドアさんがお題を出して投稿を募集しているもの。
 私のお題はマニアックすぎたせいか、まだ投稿量は少ないのですが、日々数百を超える投稿が集まっていて、いまや総投稿数が290万件を超えていると言うから凄いです。

 こうやって、ブログサービス毎のコミュニティがあったりするもんなんですね。
 個人店舗的なMovable Type歴が長くなってしまった自分からすると、なんだか不思議な感覚でした。


 で、ちょうどlivedoorブログ自体がリニューアルだったと紹介してもらったので、あわせて管理画面を久しぶりに覗いて見ました。
 実は、このtokuriki.comの前身は元々livedoorブログだったりするんです。
 (その後、JUGEM→ロリポブログ→Movable Typeという変遷を辿っています。)
 
 管理画面をキャプチャするとこんな感じ。
livedoorblognew.jpg

 なんだかお洒落になってます。
 ちなみに古い管理画面はこんな感じ。

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2009年1月 7日

私にとって、2008年もっとも印象に残った3つの記事

 さて、すっかり告知が遅くなってしまったのですが。
 2004年から毎年続けていたアルファブロガー・アワード(旧:アルファブロガーを探せ)ですが、今年は思いっきり趣向を変えて、ブログ記事大賞ということで、ブログ単位ではなく記事単位の投票で開始しました


aba2008.jpg

 実は記事単位での投票というのは、最初の2004年のアルファブロガーを探せの時にも試みていた幻の企画です。
 当時は、ただでも無名の企画だったので、ブログ毎の投票を集めるのが精一杯で、記事毎の投票はほとんど有意義な数が集まらず、結果発表すらしなかったという経緯がありました。(その節は、投票頂いた皆さん、本当に申し訳ありませんでした。)

 ただ、記事毎の投票をやってみたらという意見は多数いただいていましたし、現在では2004年に比べると、ソーシャルブックマークとかブログ検索とか、1年を振返るためのツールも充実していますし、とにかく一度やってみようということで、実施に至った次第です。

 安定して人気のあるブログを運営するには日々コンスタントに記事を書いている必要がありますが、一方で一本の記事だけでも突出して印象に残るブログというのもあると思います。
 是非、2008年1年を振返って、投票してみていただければ幸いです。

 また、ブログをお持ちの方はせっかくですので、是非どの記事に投票したか、ブログで公開してみて下さい。


 ということで、私が2008年、もっとも印象に残った記事は下記の3つです。

Google の中の人への手紙 [日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ] - higuchi.com blog
 なんといっても2008年個人的にもっとも印象に残ったのはこちらの記事です。
 内容ももちろんなのですが、特に印象に残ったのは以前ブログで書いたように、この記事が、essaさんやGlobal Voices Onlineの翻訳などをきっかけに国境を越えて伝播したこと。

 日本語と英語の壁を越えて、それぞれの文化や価値観に対する議論が行われるのは非常に印象的で、いろんな意味で刺激を受けたエントリーでした。


【秋葉原無差別殺傷】人間までカンバン方式 - 何かごにょごにょ言ってます
 次に印象に残ったのはこちらの秋葉原無差別殺傷事件に関連して、はてなブックマークで1000を超えて話題になったこちらの記事です。
 普段、ネガティブなニュースはできるだけ見ないように心がけているので、秋葉原の事件もあまり詳しくはウォッチしていなかったのですが、この記事を通じて一般に報じられているような表層的な面だけではなく、現在の日本が抱えている根本的な問題について本当に考えさせられました。

 また、この記事の前に書かれた記事は2007年8月のようですから、1年近く休眠していたブログに久しぶりに書かれたブログの記事が、ちゃんと広く伝わったという意味でも、印象的な出来事でした。

 
俺達ちゃんと政治もハックしているよ - 雑種路線でいこう
 最後にあげたいのは、この記事も含めた一連の楠さんの有害サイト規制に対する「情報発信」と「行動」です。
 楠さんは2008年の1月に「有害サイト規制の前に議論すべきこと」という記事をアップしているのですが、その後も積極的に安易なネット規制に対して警鐘を鳴らし続け、それだけでなく実際に企業や様々な人たちを動かす活動をされていました。

 個人的にも、ついつい政治や規制などに対しては無力感を日々感じている人間ですが、文句を言っているだけでなくちゃんと行動しなければと思わされた記事でした。
(WOMマーケティング協議会の設立にコミットしているのも、少なからず楠さんのこうした活動に影響を受けたことがあります。)


 ということで、記事を振返って投票するのは大変だと思いますが、是非、皆さんも去年一年を振返って、印象に残った記事を教えていただければ幸いです。
 ご協力のほどよろしくお願いします。
 (サイトからの投票も是非是非忘れずに!

2008年11月26日

thatsping.comのドメインが乗っ取られてしまっているようです。

 今朝から、自分のブログのページがすべて変なサイトに転送されてしまうので、めちゃめちゃ焦っていたのですが。
 どうも、昔はったthatspingのスクリプトが、転送処理をしているようです。

 で、よくよくみると、thatspingのサイト自体が無くなっていて、その変なサイトに変わってしまっています。
 ドメインの更新を忘れていて乗っ取られてしまったとかなのでしょうか・・・・

thatspingcom.jpg

 ちょっと注目していたサービスだけに悲しすぎます。

 とりあえずthatspingを貼っている人は速やかに外した方が良さそうですよ。

(追記:なんでもドメインの更新を忘れていたかなにかで、急遽jpに変更していたそうです。まったく連絡に気づかなかったのですが、メアドを取っていなかったからと言うことでしょうか・・・・。それにしても、こういうことがあるとさすがに、また利用する気にはなかなかなりませんね・・・
 一応新サイトはthatspingになります。)

2008年11月18日

あのOLPCが、Amazon.com経由で購入できるようになったようです。

 昨年末に実施されていたOLPCのGive One, Get Oneプログラムが、Amazon.comの協力の下、再開されたようです
 このプログラムは、2台のOLPCを399ドルで購入して、開発途上国の子供にその1台が贈られるという仕組み。


 先進国の人間からすると実質399ドルで1台のOLPCを買ったと思えば、自動的に1台のOLPCが寄付されるわけで、新しいガジェット好きな人のツボを実に上手くついたプログラムだと思います。
 ただ、なんでもCNETによると、プログラムを支えるインフラがなくて再開の目処がたっていなかったようで。
 今回Amazon.comのプラットフォームを活用する形で再開することができたようです。

 すでにAmazonのサイトに行くと下記のようなページができており。

olpc_amazon.png

 Amazon得意の1クリックでポチッと買うことができるようになっています。
(399ドルで自分も手に入れなくても、シンプルに199ドルのPCを寄付することもできるようです)

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