2007年5月 4日

なぜ株式投資はもうからないのか (保田 隆明)

なぜ株式投資はもうからないのか 「なぜ株式投資はもうからないのか」は、RTCの主催者としても有名な保田さんの新書です。献本いただいて、すぐ読んだのですが、あっという間に読みました。

 私自身、実は去年まで株を結構やっていたのですが、正直、保田さんはなぜもっと早くこの本を書いてくれなったのかと言いたいぐらいです(笑) 

 この本で書かれている典型的な失敗例と同じく、私も自分なら他の人よりも賢く株の売買をできるのではないかと思っていたのですが大間違い。
 株を始めたときが丁度ITバブルの始まりで意外に儲かってしまったのもあり、自分は株の才能があるのかもと思ってしまったのが間違いの始まりで。
 
 ITバブルの崩壊で損をして、懲りずにネットバブル前にまたいろいろ株を買って、最終的にライブドアショックでまた損をしてという、典型的な懲りない一般投資家の末路を辿ってしまいました。

 この「なぜ株式投資はもうからないのか」では、いかに市場で一般投資家がプロと五分に張り合おうとするのが難しいかと言うのが様々な視点から描かれています。

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2007年5月 3日

メディアコンバージェンス2007 (情報通信総合研究所 )

メディア・コンバージェンス2007 メディアコンバージェンス2007は、NTTグループの情報通信総合研究所が編集したICT産業に関するデータやグラフ満載の書籍です。
 
 ネットワークによって全てがつながることにより、産業構造に大きな変化が生じるというのはよく言葉では言われる話ですが、この本ではその変化を具体的なデータを並べて詳細に解説してくれます。

 個人的には、日米広告費の構成比のくだりは非常に参考になりました。
 米国のインターネット広告費は日本よりはるかに大きいイメージがあったのですが、比率にすると実は日本より少ないんですね。
 やはり、こういう具体的な情報というのは、データを見ずに感覚で眺めていると間違えるというのを痛感させられます。

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2007年4月30日

ユーザー中心ウェブサイト戦略 (株式会社ビービット)

ユーザ中心ウェブサイト戦略 仮説検証アプローチによるユーザビリティサイエンスの実践 ユーザー中心ウェブサイト戦略は、ユーザビリティテストを活用したウェブサイト構築で有名なビービットの武井さんと遠藤さんが書いた書籍です。
 以前PRボードのイベントで頂きました。

 実は私は今の会社で働き始めた頃に遠藤さんとお会いする機会があり、話を聞いて感動してユーザビリティテストをお願いしようとしたのですが、予算が取れずに断念したことがあります。

 机上の仮説でウェブサイトを構築するのではなく、実際の利用者の行動を確認しながらサイトを構築していくというのは、実は当然のように思えて実際にはなかなか難しいのが現状だと思いますが、まさに百聞は一見に如かず。
 目の前でユーザーの迷いを見せられるほどわかりやすいことはありません。

 ちなみに個人的にユーザビリティテストのデモを見たときに印象に残っているのは、人がウェブサイトでほとんど文章を読んでいないこと。

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2007年4月29日

社内ブログ革命 (シックス・アパート株式会社)

社内ブログ革命 営業・販売・開発を変えるコミュニケーション術 社内ブログ革命は、ブログ・オン・ビジネスとブログ・オン・マーケティングに続くシックス・アパート株式会社編集のブログ本第三弾です。

 前の二つがどちらかというと社外向けにマーケティングや企業宣伝用にブログを活用するための内容が中心でしたが、今回はタイトルから分かるようにイントラブログとしてのブログ活用について。
 個人的には、日本企業にはこの使い方の方が向いているのではないかと思ったりします。
 
 IBMやMicrosoftのような海外の企業では数千人の社員が、社外向けにブログを書いていたりするケースもあるようですが、やはり日本ではなかなか難しい気がします。
 実際、IBMやMicrosoftの日本法人では、全くと言って良いほど公認ブロガーの話を聞きませんし、日本企業ではさらに稀でしょう。

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2007年3月29日

こんな僕でも社長になれた (家入 一真)

こんな僕でも社長になれた
 paperboy&coの家入社長が書いた「こんな僕でも社長になれた」をいただきました。

 実は、paperboy&coは個人的にも以前から注目していた会社。
 今でこそブログはMovable Typeを使っていますが、実はJUGEMがccドメインだった頃からのユーザー。その後ロリポに移ってロリポブログを使ったりと、paperboy&coにはいろいろお世話になってます。

 最近は、すっかり自分の執筆活動が遅れてて、いただいた献本が机に山積みになっていたりするんですが(送っていただいた皆さんごめんなさい)、どうしてもこの本だけは気になったので、ONEDARI BOYSで献本の話を聞いたときに飛びつかせてもらいました。

 
 なお、この本をよくあるIT社長のサクセスストーリー本だと思っているなら、実は大間違いです。

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2006年10月17日

テレビCM崩壊 (Joseph Jaffe)

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0 テレビCM崩壊は、Ad Innovatorの織田さんが監修した書籍です。
 ブログでもいろいろ話題になっているので今更ですが、遅ればせながらネット広告の未来が気になってきたので読んでみました。

 テレビCM崩壊の原題は「Life After the 30-Second Spot」30秒広告の後の世界という感じでしょうか。
 米国における具体的な事例と共に、著者のテレビ業界・広告業界に対する刺激的な指摘が印象に残る本です。
 テレビCM崩壊というタイトルも非常にインパクトが強いですが、書籍ではテレビCM崩壊後の広告のバリエーションについて幅広く紹介されています。

 邦書も既に5刷を超えるベストセラーになっているようで、織田さんもインタビューセミナーにとそこら中で大活躍です。
 米国に比べると日本ではまだまだテレビ広告が強いので、一部上場企業がテレビからネットに広告の中心をシフトするという事例は出てきていないように思いますが、アメリカの事例が日本にも展開される日が来るのか気になるところです。

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2006年10月10日

Release2.0 未来地球からのメール (エスター・ダイソン)

未来地球からのメール―21世紀のデジタル社会を生き抜く新常識 未来地球からのメールは、PC Forum等で有名なエスター・ダイソンの書籍です。
 「PC Forum」、30年の歴史に幕というニュースがあったこともあり、あらためて読んでみました。

 この未来地球からのメール、原題はRelease2.0。
 今のWeb2.0にはじまる2.0ブーム(?)に疲れた人からすると、またかよと思うタイトルかもしれませんが、この書籍が出版されたのは実は1998年。
 もはやインターネットの世界では古典の部類に属する書籍です。

 いまさらながらに1998年の本を読んでも、大筋の部分で実はそれほど大きなブレがないのには、あらためて感銘を受けます。
 特に個人的に印象に残ったのは「人々がインターネット上の機密性に関してより安心感を抱くようになるにつれ、自分の発言が記録され、再生されることにも慣れてくる」というくだり。
 「30年前、海辺以外で女性がおヘソを露出するのは、とんでもないことだった。」という例を出していたのには笑ってしまいましたが、冷静に考えると確かにそうです。

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2006年10月 5日

Google Analytics 入門 は、アクセス解析の入門書としても良い感じ

Google Analytics入門 簡単・無料ソフトで始めるWebマーケティング ONEDARI BOYSの企画で『Google Analytics 入門』をいただきました

 Google Analyticsはリリース当初にアカウントを作成したのですが、忍者ツールの有料版にお金を払ってしまっていたこともあり、実は操作が良く分からずに放置してあったというのが正直なところでした。
 忍者ツールの方がとりあえず必要十分な機能が揃っているということで、やっぱりGoogle Analyticsは無料だからそれほど使い勝手良くないなーと思っていたのも正直なところです。

 ただ、丁度今月忍者ツールの更新期限が来るのもあり、Google Analyticsで無料で済ませられるならそうしたいと思っていたところでした。

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2006年9月20日

下流社会 (三浦 展)

下流社会 新たな階層集団の出現 「フラット化する世界」を読んだのもあり、ちょっと気になったので下流社会を読んでみました。
 正直、下流社会というネーミング自体、煽っている感じがあって好きではなかったのですが、フラット化する世界を読んで、世界のフラット化が日本の格差社会を生んでいるという現実に改めて気づかされたこともあり、本書の主張には納得できる部分が多々ありました。

 特に、希望格差が縮小する世代と拡大する世代というのには妙に納得。
 個人的には、世代論はあまり好きではないのですが、確かにこれだけ環境が違えば、世代を覆う空気がこれだけ違うのにも納得です。

 まぁ、どっちにしろ個人としては、いまさら選択の余地は無いわけで、下流社会に描かれた現状は現実として受け止めつつ、自分は今をどう生きるかを考えるしかないのかなと思いますが。

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2006年9月14日

アンビエント・ファインダビリティ (ピーター モービル)

アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅 アンビエント・ファインダビリティは、ちょっと前に話題になっていたオライリー本です。なんだか難しそうなので敬遠していたのですが、本屋で見かけて立ち読みしたら案外読みやすそうだったので買ってみました。

 アンビエント・ファインダビリティとは何かという詳細の解説については、翻訳を担当された浅野さんが出版イベントのプレゼン資料を公開されているのでそちらをご覧頂くとして。
 この本では「アンビエント・ファインダビリティの世界では、誰の居場所でも何のありかでも、いつでもどこでも見つけることができる。」というのが一つの世界観として提示されています。

 技術の圧倒的な進歩により、これまでの物質中心の世界とは全く異なる価値観の世界が今もうすぐそこまで来ているというより、すでにその世界に突入しつつあるわけですが
 この本は、そんな、情報化社会の歴史や特徴、課題や可能性を様々な視点から提示してくれる書籍です。

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