2010年8月18日

リ・ポジショニング戦略 (ジャック・トラウト)

4798121177 「リ・ポジショニング戦略」は、「マーケティング22の法則」や「マーケティング戦争」などの著者でもあるジャック・トラウトが、ポジショニングの概念を再度まとめた書籍です。

 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 ジャック・トラウトといえば、ポジショニングの概念を普及させた立役者の一人ですが、その本人がこの本では、「リ・ポジショニング」という既存商品や企業のイメージを再定義させるための考え方や戦略を説明しています。
 個人的には、バイブル的な本を出している印象が強いジャック・トラウトの本の中にブログやインターネットについての言及が出てきているだけで衝撃だったりするのですが。
 
 マーケティングに携わる方であれば、この本は是非読んでおいたほうが良い本だと思います。


【読書メモ】

■ポジショニングとは、潜在顧客の脳の中にあるあなた自身のイメージを、ほかと差別化することだ。

■リ・ポジショニング本来のコンセプトは、競合他社をけなして自社のよいところを売り込むことである。

■競合他社をリ・ポジショニングするということは、結局は業界リーダーの強みの中に弱みを見つけて、そこを攻撃することになる。

■”リーダーの弱みを見つける”ではなく、”リーダーの強みの中に弱みを見つける”のだ。

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プラットフォーム戦略 (平野敦士カール、アンドレイ・ハギウ)

4492532749 「プラットフォーム戦略」は、以前ご紹介した「新・プラットフォーム思考」など、日本におけるプラットフォーム論の代表として知られる平野敦士さんの書籍です。

 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 
 この本は、平野さんのプラットフォーム戦略論の集大成という感じで、様々なプラットフォーム戦略のポイントがまとめられていますので、プラットフォーム戦略について整理して学びたい方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■複数のグループをつなぐことで付加価値を想像することが、プラットフォーム戦略の本質

■世界初のクレジットカード会社であるダイナースカード
 レストランでの支払いに現金と小切手しか使えないという客の「不満」「不便」と、レストラン側の「新規顧客獲得」「支払いの簡便化」という「ニーズをうまくマッチングさせた

■プラットフォーム・ビジネス
・2つ以上のグループを結びつける
・あるグループは他のグループを必要としている
・グループ単独では得られない価値を創出している
・グループ間での相互作用によって外部ネットワーク効果を誘発し、新しい価値を想像する仕組みを担っている

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iPad英語学習法 (湯川鶴章)

4484102234 「iPad英語学習法」は、「次世代マーケティングプラットフォーム」などの著書で知られる湯川鶴章さんがネット時代の英語学習法についてまとめた書籍です。

 書籍の中のコラムでインタビューしていただいた関係で、献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 
 TechWaveに「英語でつぶやき世界とつながる【徳力基彦さんのiPad英語学習法】 」という記事で、私のコラム部分は紹介いただいていますが、個人的にはインターネットのおかげで英語学習は劇的に楽になりつつあるのではないかと感じています。

 この本では、海外駐在経験もある湯川さんならではの視点で、さまざまな英語学習法jがまとめられていますので、どうしても自分なりの英語学習法が確立できないと嘆いている人には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■英語を上達するための3つのポイント
・英語を話せるという自信を身につける
・人を惹きつける魅力的なコンテンツを獲得する
・英語でのコミュニケーション=つながりの聞かクォできるだけ多く持つ

■iPadが英語学習に卓越しているポイント
・モバイル性
・操作性
・英語圏サービスの利用しやすさ

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2010年8月15日

未来改造のススメ (岡田斗司夫、小飼弾)

4757217951 「未来改造のススメ」は、岡田斗司夫さんと小飼弾さんの対談をまとめた書籍です。

 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 
 この本では、岡田斗司夫さんと小飼弾さんという、非常に個性的なお二人の達観した視点からコンテンツや日本の未来について語られています。
 今までの常識とは違った視点で未来を考えてみたい人には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■肉体のダイエット本が売れていますが、本当に必要なのはモノのダイエットです。

■今、本が売れないと言われていますが、これはまったく正しいことだよ。だって、コンテンツは減らなくて、本質的にタダなんだから。僕らが所有していて、唯一減るのは時間だけ。

■カネがないとできないことは、どんどん減っています。
 100年前の金持ちより、今の貧乏人の方が間違いなくいい暮らしをしているでしょう

■発展途上国にいる一握りの金持ちは、先進国の人よりずっとリッチで権力も集中しています。そういう意味で、アメリカはとても発展途上国的です。

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マーケティング演習ノート (山本直人)

4492556699 「マーケティング演習ノート」は、以前紹介した「「買う気」の法則」の著者でもある山本直人さんの書籍です。

 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 この本では、現在のマーケティングを考える上で重要な視点や切り口が整理されて紹介されていますので、自分のマーケティングに関する知識を一度整理したい方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■マーケティング思考にもっとも必要なこと
・消費者
・ニーズ
・変化

■さまざまな角度で消費行動を考える
・購入プロセス
・関与
・問題意識
・動機づけ
・情報探索
・記憶
・準拠集団
・選択

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パターン、Wiki、XP (江渡浩一郎)

4774138975 「パターン、Wiki、XP」は、Wikiやパターンランゲージについて江渡浩一郎さんがまとめられた書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けていなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 正直エンジニアの方向けの本だと思いますので、私には難しいところも多かったのですが、WikiやXPの背景を勉強されたい方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■Wikiとブログの違い
・ブログは主に日付で情報を管理するシステム
・Wikiはまずページ名で情報を管理する

■利用者参加による建築のための6つの原理
・有機的秩序の原理
・参加の原理
・斬進的成長の原理
・パターンの原理
・診断の原理
・調整の原理

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2010年8月 6日

アップル vs グーグル (小川浩 林信行)

4797359633 「アップル vs グーグル」は、小川浩さんと林信行さんが、アップルとグーグルの戦略について考察された書籍です。

 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 現在のIT業界を語る上で、もはや外すことができないのがアップルとグーグルですが、この本ではその両者をウォッチし続けてきた小川さんと林さんならではの視点で、両社の戦略を考察されていますので、両社と比較して自分の会社に何が必要なのか考えてみたい方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■スマートフォン市場におけるアップルとグーグルは、最大のライバルのようでいて、実はウェブキットやHTML5といった技術を広めるパートナーでもあるのだ。

■今のところアップルのiPadは、それまでのiPhoneの2倍のペースで売れており、iPadの発売直後に発表されたiPhone4は、そのiPadの20倍の初速を見せている。

■2010年代に至るまで、グーグルのミッションの実現を妨げていたものは大きく分けると以下の3つであった。
・企業のイントラネット
・ウェブ全体を覆いつつあるクローズドなメガSNS
・伸長するモバイルインターネット

■ソーシャルメディアの爆発的な普及の後押しをしたのが、実はアップルのiPhoneの存在だというのは周知の事実だ。

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これからの「正義」の話をしよう (マイケル・サンデル)

4152091312 「これからの「正義」の話をしよう」は、ハーバード大学の人気哲学講義を書籍にした本です。

 本屋でベストセラーに並んでいるのが気になって買ってみたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 正義という言葉は、案外簡単に口にしがちなキーワードではありますが、この本を読むと実は正義というのはそんなに簡単に語れるものではないことが思い知らされます。
 
 正直なところ、私にはちょっと難しい話も多かったのですが、「正義」について一度真剣に考えてみたいという方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■正義についてアプローチする3つの観点
・幸福
・自由
・美徳

■正義への二つの対立するアプローチ
・第一のアプローチは、行動の道徳性は行動がもたらす結果だけに依存しているとするものだ。つまり正しい行いとは、総合的に考えて、最善の状況を生み出すすべてのことだというわけである。
・第二のアプローチは、道徳的に言えば、結果だけを考えれば良いわけではないとするものだ。つまり、いくつかの義務や権利は、社会的結果とは無関係に尊重されるべきだというのである。

■ベンサムの「最大幸福」原理に対する二つの反論
・最大幸福原理は人間の尊厳と個人の権利を十分に尊重していない
・道徳的に重要なすべてのことを快楽と苦痛という単一の尺度に還元するのは誤りだ

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伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 (浜田宏一、若田部昌澄、勝間和代)

4492395334 「伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本」は、勝間和代さんが浜田宏一さんの特別授業を受けた様子を収録した書籍です。

 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 浜田宏一さんは、東京大学在学中に司法試験に合格し、現日本銀行総裁の白川方明氏に経済学を教え、いまでもアメリカの名門イェール大学経済学部で教鞭をとり続けている、という伝説の教授だそうです。
 
 正直、私にはちょっと難しい話が多かったのですが、そんな伝説の教授が経済をどう見ているのか気になる方には、参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■一国の中央銀行のエコノミストが、デフレは良いことか悪いことか、などという議論をするのは世界の常識では考えられない

■公務員のような人たちにとっては、デフレの悪影響は比較的小さいと言えます。

■なぜ日本銀行が、「日銀流理論」にしがみつき続けるのかは、本当によくわかりませんが、おそらく、失敗をしないようにという意識が年々、積み重なって出来上がった一種の伝統ではないか、と思います。

■日本銀行のコンファレンスで発表された海外の経済学者の論文も、日本銀行の主張と違っていれば、徹底的に無視されます。

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2010年7月28日

トリプルメディアマーケティング (横山隆治)

4844328832 「トリプルメディアマーケティング」は、ADKインタラクティブの横山さんが書かれた書籍です。

 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 トリプルメディアというフレーズは、最近様々なマーケティングのセミナーやイベントでもお馴染みになってきましたが、この本ではそのトリプルメディアの視点からマーケティング手法についての総括がされています。
 ツイッターの急速な普及もあり、ソーシャルメディアや自社メディア、マスメディアなどのそれぞれの役割や、課題や可能性が混乱しているという方も少なくないと思いますが、そう言う方は、この本を読んで一度一歩引いた視点から俯瞰してみるのが良いのではないかと思います。

 ソーシャルメディアを活用したマーケティングが気になっている方にも、参考になる点が多々ある本だと思います。


【読書メモ】

■いい広告とはなんですか?
「この広告は私のことを言っているなと感じる広告が最高の広告だ」(ピーター・ドラッカー)

■マーケティングメディアには3つのメディアがある(マルチメディア2.0)
・「買うメディア」Paid Media
・「所有するメディア」Owned Media
・「得るメディア」Earned Media

■自社メディアの特徴
・コスト効率が良い
・長期的かつ連続的である
・多目的である

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