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読書メモ Archive
「シェア 共有からビジネスを生み出す新戦略」は、「フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を監修された小林さんが監修されたことでも話題になった書籍です。
こちらも発売時に献本を頂いていたのですが、書評抜き読書メモを公開するのをすっかり忘れていたので、今更ながら公開させて頂きます。
シェア、というコンセプトは、古くて新しいコンセプトというのが、この本を読んで改めて感じた印象です。
部屋をシェアするサービスの下りで「1950年代以前には、友人や友人を頼って旅行する事はめずらしくなかった。」というくだりが出てきますが、確かに近代化以前は、そもそも近所でものを貸し借りしたりするのは当たり前の現象で、恥ずかしい行為ではなかったはず。
それがマス消費の浸透もあり、年に一回しか使わないようなものでも、他人に借りるのは面倒だし恥ずかしいから、すべて自分の家にそろえてしまうようになったわけで。
震災後の価値観の変化の影響もあり、さまざまな無駄が見えてくるようになった気がします。
昨年末に、ネスレさんの「ネスレゆずりば」という、ソーシャルシェアサービスのグループインタビューをお手伝いさせて頂きましたが、このサービスもネスレの揖斐さんが震災を通じて感じた価値観の変化が大きく影響しているとのことでした。
それもあって、改めてこの本を読み返してみたのですが。
冷静に考えてみると、日本人ってそういう近所のものの貸し借りや、古いものを「もったいない」と簡単に捨てない文化をもっている国だったはず。
そういう意味では、アメリカで「シェア」がはやっているから日本でも、とシェアを意識したサービスを始めるよりも、日本ならではの「共有」のサービスを生み出して、世界に日本の共有の文化を広めていくという心意気のサービスがもっと出てきても良いのではないかな、と感じたりします。
既存の「消費」を当たり前としたビジネスモデルに対して疑問を感じている方には、ヒントになる点が多々ある本だと思います。
以前ご紹介した「メッシュ」と合わせて読むのもオススメです。
【読書メモ】
■世界中で起きつつある何千というコラボ消費の事例を、三種類のモデルに分類
・プロダクト=サービス・システム
・再分配市場
・コラボ的ライフスタイル
■成功事例に共通する四つの原則
・クリティカル・マス
・余剰キャパシティ
・共有資源の尊重
・他社への信頼
■「エアビーアンドビーは近代的な発想じゃないんだ。」(チェスキー)
1950年代以前には、友人や友人を頼って旅行する事はめずらしくなかった。
エアビーアンドビーは昔の発送を借りてきて、P2Pネットワークと新しいテクノロジーを使って現代的にアレンジしたものだ。
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書籍「ゲーミフィケーション(井上明人)」を読むと、ゲーミフィケーションという言葉はソーシャルゲームブームのことではなく、様々な企業活動や取り組みに活用できる「ゲーム化」というコンセプトであることが分かるはず。
- 2012年2月 7日 09:58
- 読書メモ
「ゲーミフィケーション」は、タイトル通り最近話題のフレーズである「ゲーミフィケーション」について書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、ゲーミフィケーションというフレーズを流行語としてではなく、一つの可能性として冷静に分析されています。
オバマが大統領選挙の時に構築したマイバラクオバマとハワードディーンのゲームの比較や、ディズニーの社内表彰制度とフェイスブックの類似の社内システムの比較など、実に幅広い視点でまとめられているのが大きな特徴と言えるでしょう。
日本においては、「ゲーム」という言葉はテレビゲームのことを指すとイメージしている方が多いため、ゲーミフィケーションというと、ソーシャルゲームが流行っているのと重なって、企業がソーシャルゲームを作ることと勘違いされている方も意外に多いようですが、実際にはゲーミフィケーションとは「ゲーム化」のことで、それ以上でもそれ以下でもありません。
一方で、実はこの「ゲーム化」ということには実に大きな可能性が秘められているというのが、最近のゲーミフィケーションの盛り上がりの背景にあると言うのは決して忘れてはいけないポイントでしょう。
退屈な作業や、モチベーションを保てない行為においても、ゲーミフィケーション的な要素が組み合わさることで、楽しくなる可能性があります。
個人的な象徴としてあげたいのは、インサイトやプリウスなどのハイブリッドカーのエコドライブランキング。
本来ドライブのランキングと言えば、目的地に着くまでの時間を競うのが当たり前で、ゆっくり走るのはかっこわるい行為だったと思いますが、燃費を競うという仕組みを作ったことで燃費を良くするために「ゆっくり」走ることがかっこよくなり、自慢できる行為になるわけです。
昨今のゲーミフィケーションブームを冷ややかにみている方には、是非この本を読んで頂くと、自分なりのゲーミフィケーションの活かし方が見つかるのではないかと思います。
個人的には「オバマのつくり方」も合わせて読むのをオススメします。
【読書メモ】
■流行語としての「ゲーミフィケーション」という言葉に踊らされる必要は無い。何なら、ゲーミフィケーションという言葉は使わなくてもいい。
■2015年までにイノベーションを司る組織の半数以上が、そのプロセスにゲーム的な要素を取り入れ、2014年までにグローバル企業2000社のうち70%以上がマーケティングと顧客の維持のため、少なくともひとつ以上のゲーム化されたアプリケーションを持つ事になるだろう。(ガートナー)
■マイバラクオバマ・ドットコム
まずは、登録。そして、個人情報の入力。そして、友達を誘う電子メールを送信する。
こうした誰でも簡単にできる事を少しずつ続けていくと、マイバラクオバマ・ドットコムのなかでのレベルが上昇していく。
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世代論のワナ (山本直人)
- 2012年2月 7日 09:28
- 読書メモ
「世代論のワナ」は、「「買う気」の法則」や、「電通とリクルート」などの著作を書かれている山本直人さんが書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、深く考えずに使われがちな世代論について山本さんならではの視点で冷静に解説されています。
世代論というのは、いろんなところで議論の火種になっていますが、この本を読むと実は世代論を軸に議論していること自体が議論がかみ合わない原因なのではないかと思えてきたりします。
一歩引いた視点で世代論について考えてみたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■若者の変化を批判的に論じる人やジャーナリズムが、どうにも二面的で、身勝手に感じられてきた
そもそも、ゲームもケータイも大人が考え出して若者に売り込んだものだ。それで若者に負の変化が起きたとしても、その原因は大人にある。
■実を言うと、今までの日本の世代論のほとんどは若者論だったのだ。10代後半から20代後半の間に何らかのレッテルを貼られていたのである。そして、そのレッテルは、彼らが社会人になると段々と剥がれていった。
ところが、近年になって若者以外の世代が、論じられるようになってきた。
■世代論=若者論ではなくなってきた。それは、大人が大人らしくなくなってしまったからともいえる。
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スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン (上野陽子)
- 2012年2月 7日 09:18
- 読書メモ
「スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン」は、タイトル通りスティーブ・ジョブズのプレゼンから英語でのプレゼンのポイントについて考察された書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
スティーブジョブズのプレゼンと言えば、ベストセラーとなったカーマイン・ガロ氏の「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」が有名ですが、この本はその本をベースに、実際に英語でプレゼンするためのポイントを教えてくれる本と言えます。
この本では、具体的な言い回しやフレーズを、スティーブ・ジョブズのプレゼンでのフレーズをもとに紹介してくれていますので、実際に英語でのプレゼンに挑戦してみたい方には参考になる点がある本だと思います。
個人的にも、いつかこの本を使って英語プレゼンに挑戦してみたいです。
【読書メモ】
■ジョブズのプレゼンのポイント
・冒頭で注意を引く
・経緯を報告
・ロードマップを描く
・3点ルール
・ヘッドラインと骨格
・敵役の登場
・敵は何か(従来の問題点)
・疑問の提示
・ヒーローの登場
・デモ
・多角的にアピールする
・共感できるたとえ話
・シンプルかつ効果の高い表現を使う
・視覚に訴える
・機転を利かせる
・目標と数字の提示
・プレゼンを効果的に締めくくる
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エスケープ・ベロシティ(ジェフリー・ムーア)は、既存組織のしがらみを振り払って、新しいイノベーションにチャレンジしたい人にお勧めの本です
- 2012年2月 1日 09:57
- 読書メモ
「エスケープ・ベロシティ」は、キャズム理論の「キャズム」や「トルネード」でも有名なジェフリー・ムーアの書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
「トルネード」の読書メモにも書きましたが、ジェフリー・ムーアは決して「キャズム」一冊しか書いていない一発屋ではなく、実は「キャズム」に始まり「トルネード」「ゴリラゲーム」「ライフサイクルイノベーション 」など複数の著書で独自の理論を系統立てて構築しているイノベーション戦略の第一人者の一人と言えます。
正直著書が多すぎて、ジェフリー・ムーア・マニアを自称する私自身も、未だにそのイノベーション戦略論の全貌を腹に落として理解できているとは言えないのですが、分かりやすい比喩を用いた独特な理論には本当にまだまだ学ぶ事がたくさんあると感じます。
今回の書籍のタイトルになっている「エスケープ・ベロシティ」は直訳すると「脱出速度」。
既存のしがらみを振り切って、新しい世界に飛び出していく事ができるか、というのがテーマになっていますから、特に大企業の中で新規事業に取り組もうとしている方には刺激になる点が多々ある本だと思います。
【読書メモ】
■将来の機会とリスクを踏まえた構造的対話
・年に一度、戦略計画プロセスの最初に前年度の計画を配布する前に、そして、財務目標設定を行う前に、社外にフォーカスした発想で自社について再考する
・以下の三つの目標を考慮して、翌年度の計画作業へのアプローチを構成
・他者が積極的にサポートしたくなるような説得力のある将来ビジョンをまとめる
・ターゲットとする市場において自社をリーダーと位置づけるビジョンと一貫した戦略を立案する
・最大限の成果を達成し、多大なリターンを得られるような経営資源の配分を行う
■5つの力の階層
・カテゴリー力
・企業力
・市場力
・製品力
・実行力
■目標と指標、三つのホライゾン
・ホライゾン1(0~12ヶ月):経済的リターンの最大化 収益とOPEX
・ホライゾン2(12~36ヶ月):重要案件になる ターゲット顧客数とTIMEX
・ホライゾン3(36~72ヶ月):カテゴリーの創成 一流顧客とCAPEX
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100万人から教わったウェブサービスの極意 (藤川真一)
- 2012年2月 1日 09:44
- 読書メモ
「100万人から教わったウェブサービスの極意」は、モバツイの開発者として知られるえふしんこと藤川真一さんが書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、サラリーマンの傍ら始めたモバツイを、100万にを越えるサービスに育て上げた藤川さんならではの視点でサービス開発のポイントがまとめられていますので、これから個人サービスを始めてみようと思っている開発者や起業家の人には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■アマゾンが今日の地位を築いた要因
・本が好きな人の間でアマゾンの利便性が伝達され、クチコミがクチコミを呼ぶかたちでたくさんのユーザーが訪れたこと
・データベースを活用した販売手法によって、ロングテールを非常に低コストで実現したこと。
・自分の感想をたくさんの人に見てもらえるという自己表現欲求から無償レビューが集まり、そのレビューを呼び水に、さらに商品が売れるというサイクルが生まれたこと
■ツイッターは世界を変えられる可能性を持っている
・ツイッターは現時点で、脳の思考とインターネットの距離を最も近づけている
・瞬時に世界中にメッセージが伝わるリアルタイム性
・ツイッターIDだけでつながるメッセージ制御
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情報の呼吸法 (津田大介)
- 2012年2月 1日 09:39
- 読書メモ
「情報の呼吸法」は、「twitter社会論」などでおなじみの津田大介さんの書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、ツイッターの第一人者である津田大介さんならではの視点で、情報収集や情報発信についてのコンセプトをまとめられていますので、ソーシャルメディア時代ならではの情報術を考えてみたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■「実はソーシャルキャピタルこそが世の中を生きていく上でとても重要だ」(宮台真司)
■ソーシャルメディアで重要な三つのポイント
・タイミング
・フィーリング
・ハプニング
■情報の自動摂取に当たって重要なのは「セグメント化」
僕がフォローする相手には三つの基準があります。
・僕と直接の関わりがある知り合い
・僕に興味をもっている人
・僕が知らなくても、ツイート内容が面白く読みたいと思う人
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フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略(クリス・アンダーソン)で、改めて考える「フリーミアム」の可能性
- 2012年1月23日 09:53
- 読書メモ
「フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略」は、一昨年「フリー」という概念をブレイクさせるきっかけになった書籍です。。
発売時に献本を頂いていたのですが、書評抜き読書メモを公開するのをすっかり忘れていたので、今更ながら公開させて頂きます。
監修をされた小林さんがよく言っていましたが、「フリー」という言葉が一人歩きした結果、本を読んでいない人が「何でも無料になってしまうんだろ」と勘違いしていたようですが、個人的にもこの「フリー」で最も大事な概念は「フリーミアム」というキーワードだと感じています。
実は無料をエサに、利用者を有料モデルへ誘導していくというビジネスモデル時代はインターネット以前から存在するわけですが、インターネットによりこの無料を大量の人に提供するということが実施しやすくなったのが「フリー」が大きく注目されたポイントでしょう。
現在、このフリーミアムで最も成功している産業は間違いなくソーシャルゲーム業界と言えます。
無料ゲームをうたい、とにかくユーザーをゲームに登録させてしまえば、ほかのユーザーに勝つため、もしくは助けるためにお金を払うことになるというサイクルに、ユーザーを組み込む事ができています。
従来のゲームが、お金を払わって製品を買わなければ面白いかどうかが分からなかったのに比べると対極にあるビジネスモデルと言えるでしょう。
ただ一方で、このコンセプトを理解したところで、どこまでを無料にして、どこからを有料にするかというバランスが実は最も重要で、何でも無料で配ればいいという話ではないのが、このフリーミアムの奥が深いところ。
実はまだまだこれからフリーミアムのコンセプトで革命が起こる業界や分野はいくつもあるのではないかと思います。
一昨年の「フリー」ブームのときに、読みそびれたという方も、今改めて読むのをオススメします。
【読書メモ】
■無制限の商品棚を持つことを可能にする方法はひとつしかない。その商品棚のコストがタダであることだ。
■フリーの4つのビジネスモデル
1・直接的内部相互補助
あるモノを無料かそれに近い値段にし、それで客を呼んで、健全な利益を出せる他の魅力的なモノを売ろうとする。
2・三者間市場
二者が無料で交換をすることで市場を形成し、第三者があとからそこに参加するためにその費用を負担する。
3・フリーミアム
有料のプレミアム版に対して、大量の無料版を提供する
4・非貨幣市場
贈与経済、無償の労働、不正コピー等
■(ラジオによる)フリーは音楽ビジネスを崩壊させることなく、反対に音楽産業を巨大で儲かるビジネスに変えた。
低品質の無料バージョンは、音質のよい有料バージョンを買ってもらうためのすぐれたマーケティング手法となった。
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発信力の鍛え方 (藤代裕之)
- 2012年1月23日 09:06
- 読書メモ
「発信力の鍛え方」は、ブログ「ガ島通信」でもおなじみの藤代裕之さんが書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、ジャーナリスト出身でブロガーとしても有名という珍しい経歴を持つ藤代さんならではの視点で、情報発信や文章の書き方について紹介されていますので、これから情報発信にチャレンジしたいという方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■これまで日本人では社会人=会社人でした。その関係には大きな変化が訪れています。
■ソーシャルメディアユーザーの5つのタイプ(日経BPコンサルティング)
・コーディネイター
・クリエイター
・参加者
・観察者
・不参加
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クラウド「超」仕事法 (野口悠紀雄)
- 2012年1月23日 09:01
- 読書メモ
「クラウド「超」仕事法」は、野口悠紀雄さんがクラウド時代の仕事術について書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、野口悠紀雄さんならではの視点で、クラウド時代の仕事術について考察されていますので、特にアナログとクラウドの融合した仕事術について考えたい方にはヒントになる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■紙を残すのではなく、写真メモを残す
■断片的情報の処理システム
・アイディアメモ:編集
・保存メモ:どこにいても、すぐに見られること
・破棄できるメモ:すぐに入力できること
■「人の時間を盗むのが犯罪と考えられないのは、まったく不合理なことである」(ナポレオン)
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グーグル ネット覇者の真実(スティーブン・レヴィ) を読むと、グーグルという会社の特殊性の背景が見えてくると思います
- 2012年1月20日 10:01
- 読書メモ
「グーグル ネット覇者の真実」は、創業期から現在に至るまでのグーグルの歴史をまとめた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
グーグルの歴史を分析した本というと、ジョン・バッテルが書いた「ザ・サーチ」や、佐々木俊尚さんの「グーグル - Google 既存のビジネスを破壊する 」などが有名ですが、実はこれらの本が出版されたのは2006年。
もう5年以上も前の話なんですよね。
当時のグーグルは何と言っても「検索」の会社で、不気味なネット全てを飲み込んでいきそうな雰囲気を醸し出していた会社でしたが、5年たってフェイスブックに攻められる側になっているというのは、実にネット業界の栄枯盛衰を考えさせられます。
この「グーグル ネット覇者の真実」は、「ザ・サーチ」以上に深くグーグルという企業の創業の歴史、創業者の正確やグーグルの文化の謎に深く迫っており、特に創業者二人がうけた「モンテッソーリ教育」がグーグルの文化に大きな影響をあたえているという指摘や、「グーグルの製品はマシン主導であり、マシンによってつくられている。」というマリッサ・メイヤーの発言など、とかく謎の会社として語られがちなグーグルを理解するためのヒントに満ちた本だと言えます。
広告ビジネスの着実な展開や、中国を巡る騒動など、グーグルの強さを改めて痛感させられる話から、意外なグーグルの弱さを感じるストーリーまで、相当丁寧に行われた取材に裏付けられた歴史本と言えますので、グーグルという会社を理解したい方にはオススメの一冊です。
ちなみに「フェイスブック 若き天才の野望」とあわせて読むとさらに今後のグーグルとフェイスブックの正面衝突について、いろいろ想像が広がって面白いんじゃないかと思います。
【読書メモ】
■「たとえ失敗したとしても、完全に失敗するようなことはめったにない」(ラリー・ペイジ)
■「あなたの重要度は誰にリンクされているかで決定されるが、あなたが誰にリンクしているかも、あなたの重要度を決定する。すべては円のようにつながっている」(ペイジ)
■グーグルにとって検索のライセンス契約で得られる最大の利益は使用料ではなかった。最大の収穫は、ヤフーと組むことで従来よりはるかに多くのユーザーとデータを得られたことにあった。
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メディア化する企業はなぜ強いのか(小林弘人)は、自社メディアの可能性を掘り下げたい方にオススメです。
- 2011年12月26日 09:58
- 読書メモ
「メディア化する企業はなぜ強いのか」は、「新世紀メディア論」などの著書でも知られる、こばへんこと小林弘人さんの書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、これまで様々なメディアの立ち上げに携わってきた小林さんならではの視点で、企業のメディア化について考察されています。
企業のメディア化の重要性というのは、トリプルメディアの分類が行われるようになってから改めて強調されることが多くなっているように思いますが、一方であまり体系的に自社メディアの部分を掘り下げている本はなかったように思います。
そういう意味でこの本は、自社のメディア化の可能性について真剣に考えたい方には、参考になる点が多々ある本だと思います。
【読書メモ】
■核になる話は、実はかなり普遍的なこと
それは80年代インターネットが無かった頃からあまり変わっていません。
ひとつの形にこだわらず、あらゆる情報配信とその特徴にあわせてコミュニケーションの方法論を変えること
■ユーザーとの絆を深める究極のマーケティング
・企業自らがかつての出版社や放送局のようにメディア化
・自社の伝えたいことをコンテンツ化して発信
・それをソーシャルメディアの波に載せてユーザーに届ける
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新世紀ITビジネス進化論 (中村伊知哉)
- 2011年12月26日 09:44
- 読書メモ
「新世紀ITビジネス進化論」は、中村伊知哉さんがラジオ番組で行っていた対談を元に書き起こされた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、日本の各業界を代表する方々との対談とあわせて、中村さんならではの視点で各業界の未来の考察がされていますので、日本の未来を真剣に考えたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■マスメディアは、なぜ通信と放送の融合に熱心になれなかったのだろうか。
答えは簡単。マスメディアが上手くいっていたからだ。
■2010年の日本における電子書籍市場は670億円。アメリカの電子書籍の市場は300億円。
電子書籍先進地より、黒船騒ぎをしている国の方が大きいのだ。
ただ670億円の売上の内訳を見てみると、75%がケータイのマンガで、しかも多くがボーイズラブだという。
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明日のメディア(志村一隆)
- 2011年12月26日 09:36
- 読書メモ
「明日のメディア」は、以前ブログでもご紹介した「ネットテレビの衝撃」を書かれた志村一隆さんが今後のメディア環境の変化について考察している書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、コミュニケーションとコンテンツという視点からメディアの未来が考察されていますので、メディア産業に関わる方はもちろん、メディア産業周辺の新規サービスを検討中の方にも参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■出版社は、雑誌を直送することで、エリア、年齢、職業、性別などの読者情報を把握していたのです。そして、その属性情報がクルマや飲料、不動産など広告を出す企業にとって貴重であり、雑誌の広告枠が高く売れたのです。
■地デジ移行後のメディアの未来3段階
・コンテンツを提供するメディア企業の合従連衡
・IT系新規プレーヤーと既存メディアの広告、有料ビジネスを巡るプラットフォームの争い
・グローバルに展開するプラットフォームとコンテンツホルダーが存在する新たなメディア空間
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ソーシャルシフト (斉藤徹)
- 2011年12月19日 09:44
- 読書メモ
「ソーシャルシフト」は、タイトル通りソーシャルメディアによって引き起こされるパラダイムシフトについて書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、斉藤さんならではの視点で米国や日本の事例を元に、ソーシャルメディアによる変化を考察されている上、日本の代表的なソーシャルメディア担当者のインタビューもありますので、ソーシャルメディアがもたらす変化について未来を見据えて考えてみたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■ソーシャルメディアは、情報洪水の中から人々が「知っておくべき情報」を浮かび上がらせるフィルターの役目をしているわけだ。
■九電やらせメール事件
生放送の前日6月25日、ソーシャルメディアはこの問題を見つけ出し、知る人ぞ知る情報として拡散していたのだ。元となったのはブログ記事による告発だ。
■United Breaks Guitars
ムービーはたちどころに視聴者の共感を得て1000万回以上も再生された。そして彼は有名ミュージシャンとなる。一方でユナイテッド航空の株式は、動画投稿後の3週間で10%も急落。
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つぶやき進化論(エリック・クォルマン)
- 2011年12月19日 09:28
- 読書メモ
「つぶやき進化論」は、タイトルでわかるようにツイッターのような新しいソーシャルメディアによって変化する社会について考察している書籍です。
かなり前に読んでいたのですが、遅ればせながら書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この「つぶやき進化論」の現代は「Socialnomics(ソーシャルノミクス)」。書籍の中では普通の人が主役の経済と訳されています。
実際に、ツイッターやFacebookのようなソーシャルメディアの登場により、経済の考え方が変わり始めているのは事実だと思いますが、果たしてそれがどういう方向に変わっていくのかわからずに混乱している方は多いはず。
この本はそんな方にとっての、未来を考えるのにヒントがある本だと思います。
【読書メモ】
■「重要なのは普通の人が主役の経済"みんなの経済"(ソーシャルノミクス)なんだよ」
■「ソーシャルメディアのすばらしい点のひとつは"受動性"でしょう。返事を催促する電子メールとは違って、ただ見ていればいいだけですから」(トリップアドバイザー スティーブ・カウファーCEO)
■優れた企業はウェブ上に投稿された批判的な内容に対して冷静に対応しているということだ。
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R3コミュニケーション (恩蔵直人+ADK)
- 2011年12月19日 09:13
- 読書メモ
「R3コミュニケーション」は、現代におけるコミュニケーションプランニングについて書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この書籍では、早稲田大学の恩藏直人教授とADKの共同プロジェクトとして書かれた書籍です。
広告会社ならではの視点で、新しいコミュニケーションのあり方について考察されていますので、これからの新しい広告やコミュニケーションのあり方について考察したい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■IMCの三つの変化
・IMC1.0 説得する ワンボイス・ワンルック型コミュニケーション
・IMC2.0 誘導する クロスメディア型コミュニケーション
・IMC3.0 協働する トリプルメディア型コミュニケーション
■商品カテゴリーマップ
・合理的購買 (高関与・論理的)
・情緒的購買 (高関与・感情的)
・習慣的購買 (低関与・論理的)
・衝動的購買 (低関与・感情的)
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明日のコミュニケーション (佐藤尚之) を読むと、ソーシャルメディアとマスメディアのベストな組み合わせを考える上でのヒントが見つかると思います。
- 2011年12月13日 23:37
- 読書メモ
「明日のコミュニケーション」は、「明日の広告」の著者としても知られる「さとなお」こと佐藤尚之さんが書かれた書籍です。
かなり前に読んでいたのですが、遅ればせながら書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
さとなおさんは、私にとっては電通のなかでのソーシャルメディアの理解者の代表というイメージの方です。過去にAMNで主催したソーシャルメディアサミットのパネルディスカッションに登壇頂いたこともあり、さとなおさんのソーシャルメディアへの期待度の高さは理解していたつもりではあったのですが。
正直、この本を最初「明日の広告」の続編ということで、その延長と思って読み始めたところ、テーマの軸足がほぼソーシャルメディア中心になっていてビックリしました。
とはいえ、当然、いわゆるソーシャルメディア側の人間によるソーシャルメディア啓蒙本ではなく、広告業界出身である、さとなおさんならではのソーシャルメディア論になっているのがポイントです。
個人的には、ブログ時代とソーシャルメディア時代の違いなど、ソーシャルメディア側の人間である自分にとっても、さとなおさんの視点からソーシャルメディアの可能性や限界について言及されると、改めて気づかされる点が多数ありました。
特に終盤にある、マスメディアとソーシャルメディアの組み合わせの可能性の提案については、広告業界ならではの視点がいくつもありますので、冷静な視点でソーシャルメディアの可能性と限界について把握したい方にとっては、この本は参考になる点が多々ある本だと思います。
【読書メモ】
■ソーシャルメディアは、社会や文化、流行、購買などに大きく影響を与える「関与する生活者」をつなげ、強く結びつけ、その行動を加速させるプラットフォームなのだ。
■「レノンの歌で一番嫌いなのはイマジン。こうなるといいな、と頭で考えているだけではダメだ」(U2のボノ)
■ソーシャルメディアは、元からいた「実際に動く人々」をつなげ、共感で強く結びつけ、その行動を加速させる「場」なんだ。ようやく「歌う」から「動く」へ世の中が舵を切ったんだ。
■ブログ時代、影響力ある個人はバラバラに点在していた。
バラバラに動いていた影響力ある個人がソーシャルメデイアというプラットフォームでつながったのが「ソーシャルメディア時代」なのである。
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フェイスブック時代のオープン企業戦略 (シャーリーン・リー) にはソーシャルメディア時代の企業のあり方を考えるべき上司や経営者にプレゼントするのに良い本だと思います。
- 2011年11月22日 10:00
- 読書メモ
「フェイスブック時代のオープン企業戦略」は、ソーシャルメディアによる企業の変化を描いた書籍である「グランズウェル」の共著者でもあるシャーリーン・リー氏が書いた書籍です。
かなり以前に買って読んでいたのですが、書評抜き読書メモを公開していなかったので、公開させて頂きます。
以前ご紹介した「エンパワード」も「グランズウェル」の続編にあたるのですが、エンパワードを書いたのは今もフォレスター・リサーチに在籍するジョシュ・バーノフ。
こちらのオープン企業戦略を書いたのは、グランズウェルを書いてからフォレスター・リサーチを退職して独立。ALTIMETERというリサーチ会社を立ち上げたシャーリーン・リー氏。
どちらも近いスタンスで書かれた本なのですが視点が異なるのが興味深いところです。
「エンパワード」はどちらかというと「ソーシャルメディア担当者」に近い視点で書かれており、日本の企業担当者にとっても今すぐ参考になる視点が多い印象がありますが、こちらのオープン企業戦略で対象になっているのは、文字通り企業の戦略。
英語の原題は「OPEN LEADERSHIP」となっていますが、要はこれからの自体はオープンを前提とした企業戦略に変えていかなければいけないという問題提起です。
何と言っても米国は既にFacebook利用率が7割とか、アカウント保有率に至っては96%みたいな調査結果もありますから、もはやメール並みの利用率。
当然、企業もそれにあわせて経営戦略や事業方針を変更する必要性に直面しているのは間違いないでしょう。
ただ、そう言う意味ではこの本を日本の経営者の方々が今読んでしまうと、ちょっと現実との乖離を感じてしまうかもしれません。
そう言う意味では個人的には、まず「グランズウェルエンパワード」を読んで、その先を見据えたい方にこの「オープン企業戦略」を読んで頂く、という順序が良いのかなと思ったりもしますが。
上司や経営者に考え方を変えてほしいと悩んでいる方は、この本を年末の課題図書としてプレゼントしてみるのも面白いかもしれません。
もちろん、米国におけるソーシャルメディア活用の最新事業を理解したい方には非常に参考になるポイントがたくさん入っている一冊ですので、是非今すぐ読むことをお勧めします。
私の読書メモも膨大な量になってますが、ご参考まで。
【読書メモ】
■「さあオープンにしましょう」という勇ましいかけ声をよく耳にするが、現実的な成果を手にするためには、しっかりした戦略やリーダーシップに基づくアプローチが必要である。
■ソーシャルテクノロジーの導入に当たっては、企業はもはやコントロールできるのは自分ではないということをまず認めなければならない。
■コントロールを手放すよう私が勧めるのは、そうすれば結果的にはいくらかコントロールを取り戻すことができるからだ。
相手の言葉に耳を傾け、そのパワーを尊重するのは、敵対的な行動に対抗できる立ち位置につくことなのである。
■オープン・リーダーシップの5つのルール
・顧客や社員が持つパワーを尊重する
・絶えず情報を共有して信頼関係を築く
・好奇心を持ち、謙虚になる
・オープンであることに責任を持たせる
・失敗を許す
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人生を変える80対20の法則 (リチャード・コッチ)を読むと、ニッパチの法則の何が本当にスゴイのかが理解できます。
- 2011年11月15日 10:00
- 読書メモ
「人生を変える80対20の法則」は、タイトル通り80対20の法則、一般的にパレートの法則や2:8の法則(ニッパチの法則)と言われる事象について考察されている書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
ニッパチの法則については、ビジネスの世界でも良く目にすることはあると思うのですが、これだけ知られていてもこれほどスルーされている法則も無い気もしています。
2割の顧客が8割の利益を生み出していたり、2割の製品が8割の売上を生み出していたり。
データとして分析してみれば、こういうロジックが見えてくるのに、ついつい2割の優良顧客をないがしろにして、8割の新規顧客獲得のために、新規顧客のみが有利になる極端な割引きプランを作ってしまったり、大規模な移行推進キャンペーンを展開したり。
実は2割の有料顧客の離脱を防ぐ方がコストも手間も低いのに、8割の新規顧客を獲得するのにひとり当たり膨大なコストをかけていたり。
個人的には、ソーシャルメディアというのはこのニッパチの法則における2割の優良顧客とのコミュニケーションを低コストで実現し、この2割の優良顧客を中心にした新しいファン獲得サイクルを作ることができるのではないか、という仮説をずっと持っているのですが、この本を読んで改めてその思いを強くしているところです。
自分の会社のビジネスのやり方について、疑問や悩みを感じている方にも参考になる点が多々ある本だと思います。
【読書メモ】
■ビジネスの世界で、80対20の法則がはたらいている例は枚挙にいとまがない。
通常、売上の80%を占めているのは、20%の製品、20%の顧客である。利益を取ってみても、この比率に変わりはない。
■80対20の法則が重要なのは、それがなかなか実感として湧かないからだ。
普通、努力と報酬はだいたい釣り合っていて、どの消費者も、どの従業員も、どのビジネスも、どの製品も、等しく重要だと考えられている。
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ソーシャルメディア炎上事件簿 (小林直樹) を読むと、ソーシャルメディアの炎上のどこが怖くなくて、どこが本当に怖いのか分かるはず
- 2011年10月21日 09:28
- 読書メモ
「ソーシャルメディア炎上事件簿」は、タイトル通りソーシャルメディア関連の炎上事例をまとめた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
私自身、「ソーシャルメディアで炎上したらどうしたら良いですか?」と何度これまでに企業の方から聞かれたことか分かりません。
炎上という言葉が醸し出す雰囲気から、実際の炎上事例を知らない方にとっては、ほっておくと勝手に利用者が炎上させにくるというイメージを持ってしまうようです。
ただ、この本を読むと実はソーシャルメディアの炎上のケースというのは明確に炎上する原因があるケースがほとんどで、炎上を避けるためのポイントというのはそれほど複雑ではないと言うことが分かるはずです。
しかも炎上で最もダメージを受けるケースというのは、九州電力のやらせメールに見られるように、ネットで炎上が始まっているのに長い期間気づかないケースです。
本気でソーシャルメディア上の炎上が怖いのであれば、唯一の解決策はソーシャルメディア上の利用者の声に普段から耳を傾けていくことでしょう。
この本には日本でおこったソーシャルメディア上の炎上事例がほとんど丁寧にまとめられていますので、炎上に不安を感じているソーシャルメディア担当者の方には参考になる点が多々ある本だと思います。
海外の炎上事例については、合わせて「グランズウェル」や「エンパワード」、「ビジネスツイッター」などを読まれることをお勧めします。
【読書メモ】
■きっかけは、有名人を見たことをちょっと自慢したい、面白がってもらいたいといった「サービス精神」からくる反響狙いの投稿・ツイート。それが実名アカウントではなくても、書き込み内容や状況から、個人が特定された。「匿名だから大丈夫」と思い込んでいる人が多いだけに、問題の根は深い。
■典型的炎上パターン6分類
・やらせ・捏造・自作自演
・なりすまし
・悪ノリ
・不良品、疑惑、不透明な対応
・コミュニティ慣習・規則の軽視
・放言・暴言・逆ギレ
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広告に恋した男 (ジャック・セゲラ)
- 2011年10月17日 09:53
- 読書メモ
「広告に恋した男」は、フランスの70~80年代の広告業界が振り返られている書籍です。
高広さんに勧められたので、買って読んでみました。遅ればせながら書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本は日本では1984年に出版された本で、すでに中古でしか手に入れることができない状態なのですが、著者のジャック・セゲラの言葉の端々に、実は広告の基本というのは今も昔も変わっていないという事実を痛感させられることになります。
特に改めて驚くのが、この書籍にすでに「現代社会は、広告嫌悪症にかかっている」というフレーズが登場することです。
日本でこの本が出版されてからすでに25年以上がたっていることを考えると、いろいろと考えさえられるところです。
書籍の最後に著者は「ぼくは、なんのてらいものなく、広告は世界を救うと言いきれる。」と書いていますが、も震災後の広告が無いテレビやACに占拠されたテレビをみている自分にとっても、この言葉は共感できるフレーズでした。
先日日経ビジネスのコラムにエステーさんの広告らしくない広告の事例を紹介しましたが。
いわゆる利用者に嫌われている狭い意味での「広告」と、本来あるべきコミュニケーションとしての「広告」を改めて今定義し直すべきなのではないかなと感じたりします。
「広告」とは何なのか、原点に返って考えてみたい方には刺激になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■広告の大原則
・まずイベントを作ること
・基本に忠実であれ
■広告というのは、嘘がつけないものなのだ。
嘘をつけば処罰を受ける唯一の職業でもある。広告で二度は世間をだませない。
大切なのは、その商品を一回買ってもらうことではなく、何度も続いて買ってもらうことなのだ。広告の世界で嘘をつくことは死を意味する。
■「もし新しいこの広告の仕事で成功したければ、事実を見つけることだよ。良い商品の広告は、情報だ。だが悪い製品の広告は、中傷記事を書くのと何ら変わらない。そういう仕事は、絶対に長続きしないよ。」
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Androidスマートフォン仕事術 (甲斐祐樹)
- 2011年10月17日 09:45
- 読書メモ
「Androidスマートフォン仕事術」は、ブログ「カイ士伝」でお馴染みの甲斐さんが書いたAndroid活用本です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
同じAMNのメンバーである甲斐さんの本を紹介するのも変な感じですが、Androidの登場初期にはほぼ全てのAndroid端末をいじり倒しているのを横目で見ていた自分としては、今まで本を出していないのが不思議なぐらいの感覚です。
この本では、そんな甲斐さんならではの視点で、Androidの活用術をまとめてありますので、Android初心者の方には参考になる点がある本だと思います。
私も個人携帯は未だにガラケーを維持していますが、そろそろAndroidの買い換えを検討しようかなと思います(笑)
【読書メモ】
■商談のため現在地付近のレストランを探したい
→プレイス
■仲間とお互いの現在地をチェックしたい
→Latitude
■ラジオのニュースを聴きたい
→radiko for Android
■スマートフォンのファイルを上手に管理したい
→アストロファイルマネージャ
■スマートフォンで報告書の下書きを作成したい
→Jota Text Editor
■ホーム画面を使いやすくしたい
→ADW.Launcher
![]() | できるポケット+ Androidスマートフォン仕事術 (できるポケット+) 甲斐 祐樹 できるシリーズ編集部 インプレスジャパン 2011-08-19 by G-Tools |
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アイデアのちから (チップ・ハース)
- 2011年10月17日 09:35
- 読書メモ
「アイデアのちから」は、タイトル通り記憶に焼きつくアイデアの力について考察されている書籍です。
何かの本を読んだ際に言及されていたので気になったので買って読んでみました。書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、一般的に簡単に使われることの多い「アイデア」を、いかに記憶に焼きつかせるかという視点で考察を行っています。
原題が「Made to Stick」だというのを見て頂くと、粘る部分にこだわった本だというのが伝わるかと思います。
自分のアイデアがなかなか人に伝わらないと嘆いている方には参考になる点が多々ある本だと思います。
【読書メモ】
■ティッピングポイントは三つの原則によって構成されている。
・少数者の法則
・粘りの法則
・背景の力
本書ではアイデアを記憶に粘る(焼き付く)ものにする「特徴」を突き止める。
■記憶に焼きつくアイデアの6つの共通原則
・単純明快である
・意外性がある
・具体的である
・信頼性がある
・感情に訴える
・物語性がある
■「メッセージには優先順位が必要です。三つ言うのは、何も言わないのに等しい」
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Twitterアクティブサポート入門 (河野武) を読めば、ツイッターを宣伝ツールとして使わない、ツイッターならではの活用法がわかるはず。
- 2011年10月 4日 10:00
- 読書メモ
「Twitterアクティブサポート入門」は、「そんなんじゃクチコミしないよ」という書籍も出されている河野さんが新たに書かれた書籍です。
アクティブサポートがテーマと言うことで当然買っていたのですが、遅ればせながら書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
「アクティブサポート」とは従来の受け身の電話センター等のサポートに変わるサポートのことで、ツイッターやブログなどで顧客の声を見つけ積極的に話しかけていく活動のことを言います。
私自身もソーシャルメディアの企業活用のプレゼンをする中で必ずといって良いほどこの「アクティブサポート」という活用法をご紹介していますし、コラムでも何度もご紹介していますが、特にTwitterを使ったアクティブサポートというのは、ソーシャルメディアでなければできない、非常に特徴的なソーシャルメディアの活用法だと感じています。
もともとは、JetBlueやComcastの事例を紹介することが多かったのですが、現在では日本でも実施している企業が増えてきており、特にソフトバンクのアクティブサポートは象徴的な大規模事例と言えるでしょう。

なんでも米国の実例を聞く限り、実は米国でもそれほど積極的にやっているケースは多くないのではないかという印象も強く、実は日本の方がアクティブサポートで先行しているのではないかという感覚すら最近は感じています。
その「アクティブサポート」という言葉を日本で最初に定義したのが河野さんです。
・Twitterによるアクティブサポート | smashmedia
そう言う意味では河野さんは日本における「アクティブサポート」の生みの親(というよりも、世界でも「アクティブサポート」とは多分定義されてないので、世界においてもそうかもしれません)とも言える人物です。
今回の「Twitterアクティブサポート入門」では、そんな河野さんならではの視点で、ツイッターを活用したアクティブサポートの考え方や手順を詳細に解説されていますので、ツイッターをプッシュの宣伝ではなく、双方向の会話やサポートに使うことの可能性を感じている方には参考になる点が多い本だと思います。
なお、河野さんはMarkezineでアクティブサポートの連載も開始されたようなので、こちらも是非どうぞ。
・ソーシャルメディアマーケティングもうまくいく! 御社がアクティブサポートを始めるべき理由
※ついでに私のコラムもご紹介しておきます。
・Twitterを本気で活用するなら「アクティブサポート」に挑戦を。 を日経NMに投稿しました。
・大企業が注目するツイッターサービス「アクティブサポート」とは何か を日経ビジネスオンラインに投稿しました。
【読書メモ】
■アクティブサポートとは何か
・従来の顧客サポート(パッシブサポート):企業は常に受け身で、届いた質問にいかに迅速に答えるかが問われます。
・アクティブサポート:疑問や不安、ときには不満を抱いている消費者をソーシャルメディア上で発見し、企業自らが能動的に、彼らに直接語りかけることで問題解決を図るものです。
■アクティブサポートの効果
・離反直前の顧客を見つけ、その離反を未然に防ぐこと
・商品やサービスの改善のヒントを得ること
・その結果として顧客とのつながりを資産化すること
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「ドラゴンフライ エフェクト」は、副題に「ソーシャルメディアで世界を変える」とあるように、ソーシャルメディアを通じて人々が世界に影響を与えた事例について考察している書籍です。
すっかりご紹介が遅くなってしまいましたが、ソーシャルメディアつながりと言うことで、光栄なことに、書籍の帯を書かせて頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
ちなみに、私が書かせて頂いた帯は裏側になるんですが、こんな感じです。
ちょっとここだけ読むと大げさかもしれませんが、本の中に全文を掲載して頂きましたのでこちらにも転載させていただきます。

(ちなみに個人的には、勝手に尊敬している「グランズウェル」のシャーリーン・リーや、「キャズム」や「トルネード」のジェフリー・ムーアと並んでコメントを掲載してもらってるだけでミーハーに感動していたりします(汗)。しかも、私のコメントが一番長い・・・すいません・・・)
「普通の人でも、ソーシャルメディアを上手く使えば世界を変えることができる。
そう言われたらあなたは信じることができるだろうか?
実は、東日本大震災という悲劇的な経験をした日本においても、いままさに
被災地だけでなく日本中、いや世界中の人たちが、ソーシャルメディアを通
じてつながり、さまざまな支援や変化を起こそうと努力している。
「ドラゴンフライ・エフェクト」を読めば、ソーシャルメディア革命の主役は、
フェイスブックやツイッターのようなサービス会社ではなく、私たち利用者一人
一人であることがわかるはずだ。
ソーシャルメディアがこれから世界をどのように変えるのか。
それはこの本を読んだ私たちがこれからどう「行動」するかにかかっている。
徳力基彦」
実はもともとこの書籍は原著をAMNブログで坂和さんが紹介していたりと、AMNにとっても関係が深い書籍なのですが、3月11日の震災とその後のソーシャルメディアを通じた利用者の活動を見てきた自分としては格別な感慨を感じる本と言えます。
日経ビジネスオンラインのコラムや、そのコラムを提供した「ポスト3.11のマーケティング」にも書きましたが、このドラゴンフライエフェクトに書かれているような一般人による大きな動きというのが、震災後の日本のソーシャルメディアでも様々に見ることができました。
私たちは、あのつながりを一回身をもって体験しているわけですから、今後またそれを継続することもできるはず。このドラゴンフライエフェクトを読むと、何となくそんな感覚を持つ人も少なくないはずです。
もちろん、このソーシャルメディアの力をどう使うかは私たち利用者次第。
昨今日本で良く話題になっている従業員の炎上ネタであったり、企業に対する抗議行動というのも、その裏返しとしての現象のように感じています。
ソーシャルメディアを通じて、私たちは一般人でも世界を変える力を得ることができる可能性を手にしているわけですが、その力を建設的なことに使うのか、暴力的な行為に使うのかは、まさに私たち一人一人次第。
このドラゴンフライエフェクトを呼んだ人たちが、是非ポジティブな方の力の可能性を感じ、何かしらの行動を起こされるきっかけになれば、帯にコメントを寄せた人間としてこんな幸せなことはありません。
なお、せっかくですので書評抜き読書メモも公開させて頂きます。
ソーシャルメディアのマーケティングやビジネス利用などの企業にとっての可能性だけでなく、ソーシャルメディア利用者にとっての本質的な可能性について考えてみたい方にはお勧めの一冊です。是非読んでみて下さい。
【読書メモ】
■ドラゴンフライエフェクトという言葉は、熱心に目標を追い求めることで、自分の力以上に社会に大きな影響を与えている人々の、とんぼのような優雅さや効率の良さにちなんでいる。
■ドラゴンフライ効果は四つの羽に依存する
・焦点(Focus) 具体的かつ計測可能なひとつの目標に的を絞る。
・注目(Grab Attention) 相手の目に留まるよう工夫する。
・魅了(Engage) 個人的なつながりを築けるよう、高い次元の感情に訴える。
・行動(Take Action) 相手が行動を起こせるよう必要な支援をする。
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「あなたがメディア!(ダン・ギルモア)」を読んで考える、行動する利用者によって変わるメディアの未来
- 2011年9月21日 10:00
- 読書メモ
「あなたがメディア!」は、草の根ジャーナリズムのエバンジェリストとして有名なダン・ギルモアさんが出された新しい書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
ダン・ギルモアさんのコンセプトには、前著「ブログ 世界を変える個人メディア」を初めとして自分自身がブログを始めたばかりの頃にかなり影響されたこともありますし、2005年9月に来日されたときにイベントの運営をさせていただいたこともあって、個人的にも勝手に師匠の一人に認定させて頂いている方です。
実は1月にラスベガスのCESに行ったときにラウンジで遭遇して、丁度この本の英語版を紹介してもらったという奇遇も有り、勝手に運命の再開だとか思ってしまったこともあります(笑)。
この本では、そんなダン・ギルモアさんが、この5年を通して得た経験を踏まえて、ブログ時代からリアルタイムストリーム時代に変わった、現在のソーシャルメディアによるメディアの変化をMediactive(行動するメディア)というキーワードから考察されています。
「メディア」というと、情報発信者はテレビや新聞などの企業であって、私たち利用者はつい受動的に摂取する側だと単純に切り分けてしまいがちですが。ソーシャルメディアの普及もあり、私たち利用者側の行動自体がメディア効果を持ってしまったり既存メディアに影響を与えるケースというのが、日々増えてきているように思います。
ネットがバーチャルな空間から、リアルの行動にますます影響を与え始めているのも、重要な変化のように思います。
これからのメディアの形や、私たち一人一人の役割について考えさせられる本だと思いますので、メディアの未来に興味がある方にはお勧めです。
個人的には日本版を出すにあたり、わざわざ3月の大震災など最新の事象を本の冒頭に組み込んで頂いたところに、ちょっと感動してしまいましたが、今の日本にとって価値のある一冊だと思います。
【読書メモ】
■2011年3月の東日本大震災---地震、津波、原発事故というこの三重災害ほど徹底して記録にとどめられた出来事は、歴史上ない。そして個人から報道機関まで、これほど大量のメディアがあふれ出した出来事も。人々が接することができた情報は、空前の規模とも言える。
■メディアが細分化していけば、信頼できない、あるいはもっとひどい情報が、私たちの目や耳に入り込んでくる機会は増える。
それでも、デジタルメディア空間に参加できるチャンスへの期待は、それに勝る。
■メディアクティブ(行動するメディア)
メディアとアクティブ、つまりあなたにメディアクティブになってもらいたいのだ。
■受け身のメディアの消費者から、メディアを使いこなす行動する利用者へ
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21世紀の国富論 (原丈人)
- 2011年9月20日 09:59
- 読書メモ
「21世紀の国富論」は、21世紀の日本の国家戦略について考察されている書籍です。
勉強会で紹介されて気になり、買って読んでみたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本は、2007年に書かれた本ですので、若干古い本と言えるかもしれませんが、日本企業が忘れがちな日本らしさをもう一度考える上で参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■IT産業をはじめとする先端分野でのアメリカの成功は、国家戦略に基づく政策の結果ではありません。
■モノづくりにあたってR&D部門と生産部門を切り離せば、2つの間のフィードバックループは断たれてしまい、メーカーとしての強みは失われていきます。
■MBA取得者の多くは今、株価という名の「企業価値」を最大化することばかり考えています。
■株主も含めて「企業は株主のもの」とするような考え方がまかり通るのは、短期的に株価が上がることが株主のみならず、実は企業を経営するCEOにとっても好都合だからです。
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Facebookマーケティング戦略 (池田紀行)
- 2011年9月20日 09:52
- 読書メモ
「Facebookマーケティング戦略」は、タイトル通りFacebookを活用したマーケティングについて考察されている書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、著者の池田さんならではの視点で、Facebookを活用したマーケティングのポイントについて考察されていますので、Facebookの企業活用を基本から学びたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■ソーシャルメディアマーケティングの目的
・ブランディング/ブランドマネジメント
・広報活動の強化
・プロモーション
・カスタマーサポート
・顧客理解の促進
■フェイスブックページの運用によって得られるマーケティング効果
・潜在顧客との関係性づくりおよび接触頻度の向上
・ファンの可視化およびエバンジェリスト化
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iCloudとクラウドメディアの夜明け(本田雅一)
- 2011年9月20日 09:49
- 読書メモ
「iCloudとクラウドメディアの夜明け」は、タイトル通りクラウドの未来について考察されている書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、ソニーとアップルの戦略を軸に、クラウドの将来が考察されており、クラウドの未来を考えている方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■iCloudはふたつの側面を持っている
・個人が利用する"データ"をインターネットの中にたったひとつしかない情報倉庫で保管し、それをあらゆるデジタル機器で活用する"情報リポジトリ"としての使い方
・iTunesによって成し遂げてきた、さまざまな分野におけるデジタル配信事業を引き継ぎ、デジタル配信からクラウドメディアへの道筋をつける機能も盛り込まれている。
■「アップルはすでに自分たちの世界を作りだしている。同じことをやって、正面からぶつかっても、得意なハードウェア製品の品質で勝負することはできない」
(ソニー・平井氏)
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