2007年6月16日

ほめ言葉ハンドブック (本間正人、祐川京子)

ほめ言葉ハンドブック ほめ言葉ハンドブックは、サンブリッジのVCをされている祐川さんの共著です。
 すでに増刷が続いて4万部も超えているそうなのですが、光栄にも献本をいただきましたので、読んでみました。 

 相手をほめるという行為は、簡単そうで実は非常に奥が深い行為。
 相手のことを全く知らないと、なかなか相手のことはほめられませんし、表面上ほめ言葉を口にしているだけだと、ただのヨイショになってしまうこともあります。
 ほめ言葉のつもりで相手を傷つけてしまうと言うこともあります。
 
 ただ、そのほめ言葉をタイミングよく、効果的に活用できれば、その相手だけでなく、その場の空気を良くできることも事実。

 このほめ言葉ハンドブックでは、ほめ言葉の基本から、相手の外見や行動、能力や人間関係などケースに応じたほめ方の実践的なポイントが紹介されており、どうも人を上手くほめるのが苦手という人にお勧めです。

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2007年6月10日

ウェブがわかる本 (大向 一輝)

ウェブがわかる本 ウェブがわかる本は、RSSリーダーのglucoseでも有名な有限会社グルコースの大向さんによる新書です。
 献本を頂いたので、読書メモをしておきます。

 「ウェブがわかる本」の出版は岩波ジュニア新書。
 そう、なんとジュニア向けの本です。
 個人的にも、これからの世代である今の10代に対するインターネットのリテラシー教育と言うのは非常に重要だと思っていたのですが、それを思いだけでなく実際に書籍と言う形で貢献している点に、大向さんにはまず脱帽です。

 さらにすごいのが、新書なのに後半多くのページの画像が「カラー」なこと。
 新書といえば白黒のイメージが強いのですが、カラーにしたかったという強いこだわりを感じました。


 また、特に興味深かったのが後半に出てくる、ウェブを使ってレポートを書こうというパート。
 最近、大学の先生なんかと話すと、やたらと学生がレポートをウェブのコピペで済ませてきて困るという話になるわけですが。
 実際にインターネットをいつでも使える時代になっているわけですから単純にウェブを禁止するのは無意味。

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2007年6月 9日

ダメマンションを買ってはいけない (藤沢 侑)

現役・三井不動産グループ社員が書いた! ダメマンションを買ってはいけない 「ダメマンションを買ってはいけない」は、副題の通り「現役・三井不動産グループ社員が書いた」暴露本に近いマンション購入ノウハウ本です。
 とあるイベントで著者の方とお会いしたときの会話がとても印象に残ったので、早速買って読んでみました。

 で、本を読んでみて、「なんでマンションを買う前にこの本を読まなかったんだ」というのが正直な感想です。

 実は、私は昨年子供が生まれたこともあり、勢いでローンを組んでマンションを買ってしまったばかりです。そういう意味では、いまさらこの手の本を読むのは正直知らない方が良いことを知ってしまう恐怖もあったりしました。
 ただ、それでもこの本を読んで良かったとおもいます。


 実はマンションを買う前に数冊ノウハウ本を購入したのですが、この本とは全くスタンスが違うある意味当たり前のことが当たり前に書いてある本でした。
 この本は副題どおり、現役の不動産会社の営業マンの視点からかかれており、実際に私が遭遇した数々のセールストークの裏側が実に正直に描かれています。

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2007年6月 4日

ソーシャル・ウェブ入門 (滑川 海彦)

ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方 ソーシャル・ウェブ入門は、Social Web Ramblingというブログを運営されている滑川さんの書籍です。
 光栄にも献本をいただくことができましたので、読書メモを書いておきます。

 滑川さんはIT関係の翻訳を本業にされているようなのですが、このソーシャル・ウェブ入門は、そんなプロならではの細かいカバーと幅広い知識が全面に打ち出された本になっています。

 何しろ、Googleからブログのようなソーシャルメディアまで、一つ一つのサービスの事例において、そのサービスが生まれた本当に根源的な背景から、関連本、ちょっとした逸話まで本当に幅広い情報が満載。
 Long Tail WorldのSATOMIさんによると、「大人の薀蓄ノウハウ本が必要なのだ」というのが今回のこの本の背景にあるそうですが、なるほど納得です。

 個人的にも仕事の関係から、結構このあたりの話には詳しいつもりでいましたが、まったく知らない逸話や、びっくりするようなエピソードが満載で、驚きながら読むことができました。
 リアルタイムで出来事に遭遇しているからといって、大体知ったつもりになっていた私のような人は、是非この本を一度ちゃんと読んだ方がいいと思います。
 

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2007年6月 3日

フューチャリスト宣言 (梅田望夫/茂木健一郎)

フューチャリスト宣言 フューチャリスト宣言は、梅田さんと茂木さんの対談から生まれた書籍です。
 光栄にも献本をいただいたので、遅ればせながら読書メモをしておきます。

 個人的には、この本も含め、梅田さんの最近の3つの本についてそれぞれ似ているようで大きく違う印象を抱いています。
 「ウェブ進化論」が主にエスタブリッシュ側の人に対して、Web2.0とグーグルというキーワードを元にネットの可能性を示したのに対し、「ウェブ人間論」はウェブ進化論を読んだだけではまだ腹に落ちていない人々に、平野さんと言う対談相手をもって読者の疑問に答えている本のような印象を受けました。

 そういう意味では今回のフューチャリスト宣言は、フューチャリスト同盟となる若い世代に対する応援歌という感じではないでしょうか。
 梅田さんと茂木さんという二人のフューチャリストの対談だけに、書籍のそこここに、現在の遅々として変化が進まないように見える日本に対する「怒り」のような発言や、これから来る未来への「期待」のような発言が出てきて、あらためてインターネットの可能性を感じると共に、変化と言うのがそんなに簡単におこるものではないことも考えさせられます。

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2007年6月 2日

投資信託にだまされるな (竹川 美奈子)

投資信託にだまされるな!—本当に正しい投信の使い方 「投資信託にだまされるな」は出版社の方から献本していただきました。
 ちょうど、「なぜ株式投資はもうからないのか」を読んだ後だったので、さらに興味深く読むことができました。
 
 個人的には、とりあえず株式投資は向いていないので足を洗ったのですが、今後資産運用という意味では、投資信託はやはりちょっと気になる存在です。

 ただ、やはりだからといって、売り文句に流されて投資信託を選んではいけないと言う意味では、株やマンション投資とも同じなのかもしれません。
 この「投資信託にだまされるな」では、冷静な視点で、投資信託の活用方法を解説されているので、初心者の方にもお勧めです。

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2007年5月13日

ウェブ人間論 (梅田 望夫 , 平野 啓一郎)

ウェブ人間論 ウェブ人間論は、ウェブ進化論の梅田望夫さんと、芥川賞作家の平野啓一郎さんの対談をまとめた新書です。
 今、実は「フューチャリスト宣言」を読んでいるのですが、改めてウェブ人間論の読書メモを書いていないことに気がついた(汗)ので、まとめてみました。

 この本については既に書評がいろんなところで書かれているので、特に追加することは無いのですが、この本はウェブ進化論を読んだだけでは腹に落ちなかった人のために、あらためて平野さんが梅田さんに質問する形で、その足りない部分を丁寧に説明してくれている本のように感じました。

 そういう意味で、個人的に面白いと感じたのはこの対談をしている二人の世代と立ち位置の微妙なギャップ。
 1960年生まれで普通は世代的にはエスタブリッシュ側になるはずの梅田さんがネットに対して楽観的で、1975年生まれと76世代の中心世代にあたる平野さんがどちらかというとネットに対して懸念を持っているエスタブリッシュの代表の質問者の役を演じている。

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2007年5月 7日

Webキャンペーンのしかけ方 (渡辺 英輝 ほか)

Webキャンペーンのしかけ方。 広告のプロたちがつくる“つぎのネット広告” Webキャンペーンのしかけ方は、4名の今注目の広告マンによって書かれた本です。
 光栄にも献本いただきました。

 このWebキャンペーンのしかけ方が出るのと同じ時期に出たのが「クチコミの技術」になるのですが、クチコミの技術が白い表紙なのに対して、こちらは印象的な黒い表紙。
 一部界隈ではクチコミの技術を白本、Webキャンペーンのしかけ方を黒本とセットで読むのを勧める人も増えているようですが、個人的にも賛成です。

 クチコミの技術が、ブロガーというクチコミの通り道になる立場からクチコミの広がり方を分析した本なのに対し、Webキャンペーンのしかけ方は、そのクチコミの発信源となる広告キャンペーンをしかける広告マンの側からWebならではのキャンペーンの仕掛け方を分析した本になります。
 両方を読むと、なんだかネットクチコミやWebキャンペーンが立体的に見えてくる気がします。

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2007年5月 6日

爆発するソーシャルメディア (湯川 鶴章)

爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまでグーグルを超えるウェブの新潮流 爆発するソーシャルメディアは、時事通信の湯川さんによるソーシャルメディアの解説本です。
 先日出版された「ウェブを進化させる人たち」は、ポッドキャスティングの湯川鶴章のIT潮流のインタビューから15人を抜粋して本にしたインタビュー本でしたが、この爆発するソーシャルメディアは、ポッドキャスティングのインタビューで培った湯川さんのソーシャルメディア感を分かりやすくまとめた本と言う印象です。

 表紙にはセカンドライフとモバゲータウンと言う、ある意味極端で最近注目の事例が二つ並んでいますが、書籍の中ではマイスペースのようなSNSからYouTubeやソーシャルブックマークまで、具体的なサービスを並べて解説されています。
 実際に関係者にインタビューしている湯川さんの視点でのまとめになっているので、この界隈のサービスを良く知らない人にとっては辞典的な使い方もできそうです。

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2007年5月 5日

ヒューマン2.0 (渡辺 千賀)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) ヒューマン2.0は、ブログ「On Off and Beyond」でも有名な渡辺千賀さんの新書です。
 すでに、セミナーの参加感想として「日本版ヒューマン2.0は、まず精神的会社離れの実践から?」という記事や、渡辺さんとご一緒させていただいたカンファレンスの感想として「ポートフォリオワーカーという働き方は、得なのか損なのか」などと、記事は書いていましたが、読書メモをしていなかったので、まとめておきます。

 過去の記事でも書きましたが、やはりこの本を読んで最も印象に残ったのは、実は「アメリカの70年代までの大卒のキャリアは終身雇用的キャリアだった。」という点。
 何となく、日本とアメリカは文化的にキャリアの志向性が違うのかと思い込んでいましたが、当然要因はそれだけではなく、競争環境の変化や、時代の流れが大きく影響しているわけで。
 今後の日本がどうなっていくのか、あらためて考えさせられる本です。

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