思いどおりに働く! (宮脇淳)

4757122551 「思いどおりに働く!」は、有限会社ノオトの宮脇淳さんが書いたインタビュー本です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 この本でインタビューされているのは、宮脇さんが注目する20代のビジネスパーソン達。
 アルカーナの原田さんやロケットスタートのけんすうさんなど、私自身も面識のある人たちが多く登場してきますが、どれも非常に個性的なキャラなのが印象的です。
 
 自分が目指すべき将来像が見えてこないと言う20代の方々には、参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■必ずお礼メールを書く理由(原田和英)
・お礼メールを書くことで相手の記憶に残るから
・私たちがどこでどういう出会いをしたのか、何を話したのかがログで残せるから
・もう一度連絡を取りたいと思ったとき、その人のメールアドレスが記録されるから

■いかに暇になるかを考えろ(けんすう)
けんすうは、自分の仕事は新規事業を作ることだと考え、なるべくいろんな人の力を借りることで、大きなビジネスを展開したいと思うようになっていった。

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会社のデスノート (鈴木貴博)

4023304689 「会社のデスノート」は、元BCG(ボストンコンサルティンググループ)No.1アナリストである鈴木貴博さんが書かれた日本の企業戦略に関する書籍です。

 出版社の方から献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 刺激的なタイトルで、一見軽めのネタ本に見える方もいるかもしれませんが、実際にはかなり冷静に日本の産業の構造的な問題を指摘している本です。
 日本の大企業に努める特に中堅以上の方々に読んで欲しい本です。


【読書メモ】

■自動車業界の3つの問題
・短期的な需要の落ち込みに惑わされて中期的に誤った需要前提を置いてしまうこと
・自社の雇用削減が、国全体の経済成長を止めてしまう規模に波及してしまうこと
・超長期のイノベーションの前提を、中長期に取り込んでしまうこと

■日用品小売業界のデスノート・ルール
・日用品小売業界では、価格競争によって競争相手を打ち負かすことができる
・その一方で、価格で競争相手に勝つたびに自らの市場を縮小させ、業界の死を近づけている

■ウォルマート・エフェクト
 強力に価格を下げる小売業者がいると、経済全体が縮小していくのではないかという疑惑

■セブン・イレブン・エフェクト
 付加価値を上げると価格が上がり、価格が上がったことがコンビニエンスストア業界という市場全体を拡大して行くという効果のこと

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希望の仕事術 (橘川幸夫)

486238157X 「希望の仕事術」は、デジタルメディア研究所の橘川幸夫さんが書かれた書籍です。

 出版社の方から献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 人生の本質をついた短いフレーズが掲載されている本ですので、何かヒントが欲しい人には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■社会で生きるには3つの選択肢がある 
 組織に入ること。組織に入らないこと。組織を作ること。

■新しい発想はなぜか笑いを誘発する

■最低なのは、自分が買いたくもない商品を、作っている会社の社員

■人をヘコます言葉は自分自身を傷つける
 人を元気にさせる言葉は自分自身を元気にする

■社会で生きるには、やりたいことを一つするために、
 やりたくないことを99ぐらい引き受けなければならない

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2010年3月 7日

ウェブPR力 (神原弥奈子)

4798120782 「ウェブPR力」は、ニューズ・ツー・ユーの代表取締役である神原弥奈子さんが書かれたウェブPRに関する書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 ニューズ・ツー・ユーさんの推進されるPRは、いわゆる「戦略PR」のようなトップダウンのPRの世界とは少し違い、PR活動を通じて自社のコンテンツを蓄積していくというボトムアップな姿勢が、個人的には大きな特徴だと思っているのですが、この本ではそのニューズ・ツー・ユーさんのウェブPRの基本コンセプトや様々な事例がまとめられています。

 もちろん、実際のPRにおいてはトップダウンもボトムアップも両方重要なのですが、インターネットの可能性と言う意味では、ボトムアップのアプローチができたのが大きな特徴だと思っているので、個人的にも共感する点が多いアプローチです。
 今日から始められるウェブPRという意味で、ウェブPRの取り組みに悩んでいる方には参考になる点がある本だと思います。

 この本でウェブPRの可能性に目覚めた方は、「マーケティングとPRの実践ネット戦略」や「グランズウェル」を合わせて読まれるのがおすすめです。


【読書メモ】

■ウェブPR力の3つの要素
・従来のPR力&マーケティング力
・情報発信力
・情報流通設計力

■ニュースリリースでは、ステークホルダーの中のたった一人でも興味を持つ情報であれば発信する価値があると考えます。

■消費される広告、蓄積されるコンテンツ
企業がコンテンツとして自社サイトや公式ブログ、ニュースリリースポータルに掲載した情報は、どんなに古くてもインターネット上に存在し続け、検索結果に表示され、人々に閲覧されることが可能

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クリティカル・シンキング集中講座 (芳地一也)

475721720X 「クリティカル・シンキング集中講座」は、「すごい会議」の黒帯コーチでもある芳地一也さんの書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 芳地さんには、個人的に私がグロービスに通っていることに色々お世話になったのですが、私がグロービスで一番大きなインパクトを受けたのが、クリティカル・シンキングの授業とマーケティングの授業でした。

 この本では、そのクリティカル・シンキングのエッセンスがより分かりやすくなっていますので、論理的思考を学びたい方という方の入門書として参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■解決する価値のある問題を見つけるには?
・問題発見の感度を高める
・高い目標を持つ

■問題解決のエネルギーを得る
・魅力的な目標のつくり方
 ・今の自分には達成できない高いレベル
 ・心からワクワクできる目標であること 
 ・数字などを入れ、具体的であること

■疑問文をつくる際の3つのポイント
・問題を「事実」と「解釈」に分け、「事実」にフォーカスする
・問題を自分の問題としてとらえる
・問題を「原因」と「結果」に分け、「結果」にフォーカスする

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新・プラットフォーム思考 (平野敦士カール)

4023304778 「新・プラットフォーム思考」は、以前ご紹介した「1の力を10倍にするアライアンス仕事術」などの書籍を執筆されていることで有名な平野敦士カールさんの書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 これまで様々なアライアンスを通じて、プラットフォーム戦略を実行してきた平野さんならではの思考のヒントがおさめられていますので、つい企業の戦略として自社以外を全て敵と考えてしまいがちな方にはヒントになる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■プラットフォーム戦略
 複数の関係するグループを、「場」あるいは「舞台」に載せることで、外部ネットワークの効果を生み出し、一企業という枠を超えた、新しい事業のエコシステム(生態系)を作り出す経営戦略

■勝てるプラットフォームの重要な特徴
・プラットフォーム自らの存在価値を創出できるかどうか
・「場」に参加してもらう人や会社(グループ)の間の交流が活発であるかどうか
・プラットフォームのルールと規範を作り、一定の質を保つこと

■プラットフォーム創造のフレームワーク
・社会の変化、規制緩和という大きな流れをとらえて不満を探す
・ターゲットとなるグループを特定する
・プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る

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ソーシャルメディアマーケティング (オガワカズヒロ)

4797358351 「ソーシャルメディアマーケティング」は、小川宏さんと小川和也さんがユニットとしして活動している「オガワカズヒロ」として書かれた書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 ソーシャルメディアマーケティングそのものというよりは、ソーシャルメディアを活用した競争戦略が中心と言う印象の書籍ですが、ソーシャルメディアをどのように活用すべきか悩んでいる方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■マーケティングが戦争であるとすれば、ソーシャルメディアマーケティングは、ジャングルや市街地で行われる、比較的小規模かつ局地的な戦闘に近い。

■ソーシャルメディアの本質をうまく活用した主要な利用モデル
・販売促進用
・イベント・キャンペーン用
・CRM用
・広報・PR用
・マスメディア補完用

■ファストマーケティング
 いまを敏速に捉え、それを敏速に体現するマーケティング
・情報の鮮度
・計画・実行・評価・改善のサイクルスピード
・判断・意思決定のスピード

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2010年2月11日

デジマーケティング (ケント・ワータイム イアン・フェンウィック)

4797355573 「デジマーケティング(日本版のタイトルは「次世代メディアマーケティング」)は、mediologicでもお馴染みの高広さんが監修を担当された書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 この書籍は、主にネットやソーシャルメディア(本書では消費者生成コンテンツサイトと書かれています)を活用した新しいマーケティング手法の基礎から心構え、応用までネットマーケティングの手引書とでもいうべき作りになっています。
 個人的にはこの本は、次世代メディアマーケティングというありがちなタイトルでなく、原題の「デジマーケティング」で押し通すのもありだったのではないかなという印象を受けたので、あえて原題での紹介にしてみました。
 
 ネットを活用したマーケティングに携わっている方なら、参考になる点が多々ある本だと思います。


【読書メモ】

■”interactive is dialogue"(インタラクティブとは(顧客との)対話である)
 ルイ・ヴィトンのアジア・パシフィック圏のデジタル部門シニア・マネージャー

■コンシューマーは企業のコミュニケーション活動への参加者であると考えた方がよい。コンシューマー=コミュニケーションの参加者なのだから、プランニングの起点は「メディア」ではない。あくまでコンシューマーが起点となる。

■デジマーケティングの12の原則
・視聴者から参加者へ
・インプレッションから関わり(エンゲージメント)へ
・ブロードキャストからアドレサビリティへ
・時間と場所が固定されたコンテンツから時間と場所を問わないコンテンツへ
・マーケター主導型から消費者主導型へ
・プッシュ型マーケティングからオプトインを前提とした共有型マーケティングへ
・従来のメディアプランから新しいメディアプランへ
・コントロールされたPRからデジタルインフルエンスへ
・統合マーケティングから統一マーケティングへ
・データ不在からデータ主導へ
・事後の効果測定からリアルタイムの効果測定へ
・部分ROIから最適化へ

■ソーシャル検索
・Squidoo あるテーマに関する最良のページをユーザーが提案・投票し、それを編集者がときおりチェックする
・Bessed ブログと検索を組み合わせ、ユーザーが検索結果にコメントできるようにした
・ChaCha 人間の検索アシスタントとチャットすることさえ可能
・Mahalo あらかじめ人間の目で選別された検索結果を提供

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2010年2月 9日

ブランド・エンジニアリング (片平秀貴)

4822243133 「ブランド・エンジニアリング」は、日本のブランド論における中心人物の一人と言える片平秀貴さんの書籍です。

 モバイルインターネットキャピタルの西岡さんに紹介頂いて、本を買って読んでいたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 実はこのブランド・エンジニアリングという本は2003年に出版された本なのですが、まだソーシャルメディアという言葉の定義もなかった頃に、これだけ企業のサイトを活用したコミュニケーションの重要性を問いていた本があったというのは正直驚きでした。

 この本に事例として出てくる方々が、現在AdTech等の広告系イベントでパネリストとして活躍されているのも、なるほど納得という印象です。

 日本ならではのサイトを活用したコミュニケーションの事例や分析がされていますので、グランズウェルのような米国事例ではいまいちピンとこないという方は合わせて読んでみると、いろいろヒントが見つかる本だと思います。


【読書メモ】
■BMWとminiのサイト上での扱い
・BMWとMiniはそれぞれ独立したブランドである
・両社ともBMWが所有するブランドである
・それぞれのブランド・サイトには両社の関連を示唆する手がかりはほとんどない

■全日空のウェブサイト対応
・1日約200件の問い合わせが来る
・1件きちんと回答するのに平均30分ほどの調査を要する
・正社員がひとり関わるとすると、低めに見積もって時給4000円として1件2000円で1日40万円かかり、これを年にすると1億2000万円強かかることになる。

■ブランドをつくる三つの力
・夢を育む能力
・おもてなしをする能力
・顧客から学ぶ能力

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2010年2月 8日

漂流する広告・メディア (藤田康人)

4861304334 「漂流する広告・メディア」は、インテグレートのCEOをされている藤田康人さんが書かれた書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 以前藤田さんの「99.9%成功するしかけ」を紹介したことがありますが、前回の書籍は藤田さんの経験やロジックをまとめた本だったのに対し、今回の書籍は藤田さんが一目置くマーケティング界隈の著名人にインタビューを実施した日経BPの企画を書籍化したものです。

 それぞれの業界の著名人の視点が紹介されていますので、複数の視点からこの広告・メディア業界を考えてみたいという方には参考になる点がある本だと思います。
 

【読書メモ】

■ユーザーは大きく、検索キーワードを入れて自分に必要な情報を入手する人と、検索できないからとりあえずYahoo! Japanに来てトピックスを読んだり、そこに掲載している記事を見てみようという2つに分けられます。(ヤフー川邊氏)

■テレビ界は今クリエイティブのデフレスパイラルが起きている感じがするんです。低予算をカバーするには、企画力とかアイデアが必要だと思うんですが、視聴率という数字に目を奪われすぎている。(おちまさと氏)

■私は「ネットかマスか」という議論には意味が無いと思っています。(山本直人氏)

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