ブログやFlickrなど、最新サービスの伝道者として有名なあの伊藤譲一氏が本を出したと聞いたので、早速買ってみました。
伊藤譲一さんにお会いしたことは無いんですが、今の会社に来た初期のころに、飲み会で御手洗さんに伊藤譲一さんがしていたという「素人が作り出した無料のコンテンツの可能性」の話をしてもらい、大いに刺激を受けたという経緯があります。
ただ、書籍を買ってから気づいたんですが、著者に名前が連なっている伊藤さんとTechnorati創業者の執筆部分は2章だけで残りはデジタルガレージチームによる共著。
さらに副題でテクノラティの名前が出ているように、どちらかというとテクノラティを中心としたブログの世界観本という方が正しいようです。
(買う前に気づけという話ではあるんですが)
個人的に本を読んで印象に残ったのはやはり伊藤譲一さん執筆の第一章の部分。
ブログやWeb2.0のような最近のインターネットの盛り上がりというのが、どういうことを背景にしているのかという点を整理して理解することができます。
特に興味深いのは今のWeb2.0は初期のインターネットのころに理想とされていた本来のインターネットに戻ってきているという視点。
もともとはインターネットはオープンなものだったのに、インターネットバブルの時にIT関連企業が大企業化したことでインターネットのイメージが本来と違うものになってしまっただけ、現在はもともとの思想に戻ってきているという指摘はなかなか興味深いものが有ります。
最近、インターネットバブル前に書かれたレポートとかを読んでも、古い感じがしないのはそういうことかもしれません。


















