2009年12月19日

一瞬で相手の心をつかむ「声」のつくり方(秋竹朋子)

4827205213 「一瞬で相手の心をつかむ「声」のつくり方」は、ボイストレーナーをされている秋竹朋子さんの書籍です。。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 声というと、なんとなく持って生まれたものという印象が強く、変えることができないような印象がありますが、実は訓練によって変えることができるというのがこの本の指摘です。

 結構具体的なトレーニング方法まで書いてありますので、自分の声に自身が無いという方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■「声」は他人に印象を与える上で非常にデリケートな役割を果たすビジネス・ツール

■「声」というものは、正しいやり方で取り組めば通常1ヶ月で変わるもの

■大事なことはゆっくりと、そうでもないことは早く話す

■声を使う仕事の方は、一度自分の声を録音して聴いてみること

■プレゼンテーションのコツ
 相手にわかりやすいように「単語の頭で息を吐き」はっきりと話すように心がける

続きを読む "一瞬で相手の心をつかむ「声」のつくり方(秋竹朋子)" »

2009年12月 6日

ニコニコ動画が未来を作る (佐々木俊尚)

4048679996 「ニコニコ動画が未来を作る」は、「グーグル - Google 既存のビジネスを破壊する」や「フラット革命」で有名な佐々木俊尚さんの書籍です。。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 タイトルを見ると、ニコニコ動画だけの歴史を書いている本のように見えますが、実はこの本は副題の「ドワンゴ物語」に見られるように、ニコニコ動画を作り上げたドワンゴとその周辺にいる人たちの壮大な歴史書です。
 フリーソフト集団のBio_100%やDOS/Vブーム、輸入ゲームなど、実は様々な人たちの人間関係や歴史が、現在のニコニコ動画を作り上げる背景となったというのがこの本を読むと見えてきて、実に興味深いです。

 ニコニコ動画を偶然や幸運が作り上げたヒットだと勘違いされている方には、非常に刺激になる話が満載の本だと思います。


【読書メモ】

■当初のドワンゴの骨格
・Bio_100%を引っ張ってきた森栄樹。そして戀塚昭彦や清水亮。森が連れてきた天才プログラマーたち。
・DOS/Vブームの仕掛け人だった川上量生
・Laser5で輸入ゲームの文化を作り出した太田豊紀

■清水と永松は争うようにして1台しかないiモード機を取り合った。わずか1日で清水は野球ゲームを作り、永松はコメのキャラクターを育てる変な育成ゲームを作り上げた。
 ところが翌日になって、前日使ったパケット代を調べてみると、なんと5万円もかかっている。
 (中略)
 そうしたら森は気に留めるまでもなく、こういった。「じゃあドコモさんに払ってもらうか」

■「芸能界はギャラの値段なんてあってないようなもので、基本的には言い値の世界です。だからといってお金で解決しようと高い金額を提示してしまうと、今後はそれが基準になってしまい、たいへんなことになってしまいます。だから最初はなるべく安い値段で済むように交渉しなければなりません」(天下井隆二)

■「『これだけやれば、このぐらい儲かる』というのと、『これだけ儲かるから、やりましょう』というのは同じ意味だけど、ニュアンスが違うんです。芸能界はカネの話をしないのがルールで、儲からないのが分っていてもプロモーションになるんだったら出演するとか、そういうのが普通だし、逆に『カネの話になるんなら、もう出ないよ』と受け止めちゃうんです」(天下井隆二)

続きを読む "ニコニコ動画が未来を作る (佐々木俊尚)" »

生命保険のカラクリ (岩瀬大輔)

4166607235 「生命保険のカラクリ」は、ライフネット生命の副社長として有名な岩瀬大輔さんの書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 AMNでもライフネット生命さんのイベントを担当させて頂いたことがありましたが、その際にも教えてもらった独特な日本の生命保険業界の慣習や仕組みが、実に赤裸々に書かれています。

 イベント直後には、実は妻を説得できず生命保険を切り替えていなかったのですが、この本を読んで改めて生命保険を見直して、ライフネット生命に切り替えてしまいました。
 私のように何となく生命保険の担当者の方のセールストークで、いわれるままに生命保険を契約してしまっていたという方には、参考になる点が多々あると思います。


【読書メモ】

■生命保険会社を立ち上げることを聞いた際の友人の反応
 米国の友人「insurance(保険)? 日本のバフェットを目指すんだね!」
 日本の友人「え、セイホ?なんでまた?」

■新しい生命保険会社が社会を変革する大きな可能性がある3つの理由
・市場が非常に大きい (年間40兆。保険料を1%下げることができれば、毎年4000億円の還元になる)
・市場がとても非効率である (日本の生命保険は、商品によっては英米の二~三倍の高水準にある)
・巨大で非効率な市場にも、変革の波が訪れている (2006年4月には保険業法施行規則が改正)

■日本人が元来「生保好き」だったというわけではない。よりたくさんの手数料を取りたいと考える保険会社の販売戦略が、そうさせたのである

■生命保険の基礎
・定期保険:純粋に死亡保障機能だけを提供する
・養老保険:多めに保険料を徴収し、差額を保険期間中積み立てていき、満期が来たら返す
・終身保険:死亡保険と貯蓄を合体させた商品(超長期の養老保険)

続きを読む "生命保険のカラクリ (岩瀬大輔)" »

2009年12月 5日

「即戦力」に頼る会社は必ずダメになる (松本順市)

4344981464 「「即戦力」に頼る会社は必ずダメになる」は、タイトル通り会社の採用について考察している書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 ベンチャーにいると即戦力という言葉には大きな魅力があるのですが、実はそこに落とし穴があるというのがこの本のメッセージです。
 会社の評価システムに悩んでいる方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■年俸が単純に「成果」だけで決められない理由
・年俸は、その年の成果だけでなく、去年の成果が加味される
・年俸は、個人の成果だけでなく、球団の全体の収入に影響を受ける

■給料で社員を採用する会社は、給料の不満で社員が辞める

■達成率で評価されると言うことは、社員にしてみれば、目標が低い方が有利になります。

■賃金の増える会社かどうかを見極めるために
・高い成果を上げている社員のやり方は、オープンにされていますか
・オープンにした社員は、もっとも高い評価を得ていますか

続きを読む "「即戦力」に頼る会社は必ずダメになる (松本順市)" »

2009年12月 4日

生き残るための広告技術 (徳久昭彦)

479812012X 「生き残るための広告技術」は、行動ターゲティング広告を中心に広告技術の歴史について考察した書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 一般的な広告の仕組みや行動ターゲティング広告の基本が理解できていないという方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】
■従来の広告手法の限界
 マーケティングにおけるパラダイムシフトが明らかにしたことのひとつは、昔から言われている「我々は誰ひとりとして同じ人間ではない」ということだ

■インターネット広告の環境に最も近いのは小売店のモデルだろう

■「水溜まりターゲティング」の手法は、ニーズが普遍的な場合のみに有効である。しかし実社会においては、私たちはめったに同じ経路をたどることはない。

■行動ターゲティングに用いる評価基準の例
・特定の期間に、サイトを訪問した回数
・期間中に、特定のページにアクセスした回数
・ページの訪問時の滞在時間

続きを読む "生き残るための広告技術 (徳久昭彦)" »

2009年12月 1日

Twitter小説集 140字の物語 (#twnovel)

4887597509 「Twitter小説集 140字の物語」は、Twitterの140文字で小説を書いてしまった小説集の書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 正直、140文字で小説なんて書けるのか?と最初思ってしまったのですが、#twnovelで検索すると、今現在も分単位で新しい小説が生み出されているのを見ることができます。
 日本には俳句という文字制限を楽しむ文化があるので、実はTwitter小説はあっているという主旨の発言がありましたが、なるほどなーという感じです。

 個人的に印象に残った二つを下記に引用してみましたが、書籍には様々なアプローチを試みたTwitter小説の数々が掲載されていますので、マーケティングやシンプルなコミュニケーションとは異なるTwitterが生み出した一つの可能性を見てみたい方には刺激になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■7月22日にTwitterに#twnovelというタグを作り、投稿を呼びかけてみたところ、3ヶ月で10000件以上の投稿が寄せられました。
 始まったばかりなのにこの動きは、ケータイ小説ブームを体験してきた私も驚く速さです。

■micanaitoh
 Twitterであなたを何年かぶりに見かけた。こっそりとその名前をフォローした。あなたは私に気づかない。そのうち打ち明けられるかな。想いを秘めながら、懐かしい文体を追った。その数日後、あなたはつぶやいた。『今日は僕の3回目の結婚記念日です』

■Enjoe140
 全自動化された書き手は本当に何でも書くことができたので、ついには全自動化された読み手の設計へと着手する。完全読者はいとも容易く達成され、いそいそと完全作家の読解を開始する。もう何も書かずとも良く、もう何も読まれずとも良い。風も時間も全て止まった

続きを読む "Twitter小説集 140字の物語 (#twnovel)" »

2009年11月30日

ツイッター 140文字が世界を変える (コグレマサト、いしたにまさき)

4839933162 「ツイッター 140文字が世界を変える」は、「クチコミの技術」を書かれたコグレさんといしたにさんによる共著です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 先日、ブログで書いたTwitterのプレゼン資料は、こちらの本の出版記念セミナーで使ったものです。

 この本は、総理官邸にプレゼントされるなど、発売直後から、Twitterを中心にさまざまな話題を振りまいていますから、このブログの読者の方には紹介の必要は無いと思いますが。
 上記の記事でも書いたように、Twitterをあえて「ツイッター」とカタカナで表現している点が、特に個人的には印象的です。

 特に日本におけるTwitterの歴史や背景がひととおりまとまっていますので、とりあえずTwitterって何だ?ということをまとめて読みたいという方には、お勧めの本だと思います。


【読書メモ】

■ツイッターの日本での歴史
・2007年に第一次ブーム
・2008年は横ばい
・2009年5月 有名人の利用が目立ち始める
・2009年6月 IT系著名人が続々参加
       ファンタジスタ「@asahi」の登場
       ビジネスでの利用が活発化
・2009年7月 エポックメーキングな1ヶ月(勝間和代、広瀬香美)
・2009年8月 ビバ☆ヒウィッヒヒー誕生      
       当選確実なう(逢坂議員)

■これまで、情報フィルターの大きな部分をマスコミが担ってきましたが、人びとの趣味。趣向の多様化も同様に進んでいるため、その限界が見えてきています。 
 そんな中、いろいろなネット・サービスの中で、最も利用者に最適化されやすい情報フィルターとして、ツイッターが機能しているのが、今の姿なのです。

■ツイッターの三ヶ条
・すべてを読もうとせずに適当に流す
・大切なことはリツイートで再び出会う
・読み切れないと思ったら静かにアンフォロー

続きを読む "ツイッター 140文字が世界を変える (コグレマサト、いしたにまさき)" »

2009年11月29日

Twitterマーケティング (山崎富美、川井拓也 他)

4844327836 「Twitterマーケティング」は、日本のTwitter運営会社であるデジタルガレージでも働いていた山崎富美さんや、ヒマナイヌの川井さんやビルコムの野崎さんなど、複数の著者がTwitterのマーケティング活用について考察している書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 この本では共著者がそれぞれ自分なりの視点からTwitterの特徴や可能性について考察されています。

 Twitterほど、人によってサービスの印象や使い方、未来の予測がずれているサービスも珍しいと思いますので、そんな多様な人による視点を一度に見れるという意味では、Twitterのマーケティング活用を模索している人には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■サウスウェスト航空の緊急着陸で乗客がツイッターに書き込み
 →ツイッターリーダーのクリスティ・デイ氏が、即座に対応し、火消しに成功

■ヴァージンアメリカ航空で乗客がツイッターでサービスにクレーム
 →着陸後ボストン空港のゲートでスタッフがお詫び

■ツイッター利用のポイント
・ツイッターはコミュニケーションツールであることを強く認識する
・個性を出す。しかし企業ブランドを背負っていることを忘れない
・読んでくれる人の気持ちになって、役に立つ情報を真摯に、そして誠実に伝える
・よい発言をみたらリツイートする

■企業にとっての活用法
・調査・マーケティング
・ユーザーサポート・CRM
・ブランディング
・販売

続きを読む "Twitterマーケティング (山崎富美、川井拓也 他)" »

2009年11月28日

仕事で使えるTwitter超入門(小川 浩)

4413042506 「仕事で使えるTwitter超入門」は、「ビジネスブログブック」や「Web2.0 BOOK 」を書かれた小川 浩さんによるTwitter入門書です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 この本は、今年のTwitter出版ブームの先陣を切る形で9月末に出版された本です。
 小川さん自身、Twitterを活用したウェブサービスを開発している立場ですので、本自体も主に企業による活用の視点からまとめられています。

 エバンジェリストの小川さんならではの視点もありますので、Twitterの基本を企業目線で勉強したい人には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■既に全世界で5000万人近くが使用しており、日本国内でも2009年6月末には78万人が登録している。

■ツイッターの内部文書
・ツイッターは、2013年に世界で初めてユーザー数10億人を獲得する
・10億人のユーザー数があれば、ツイッターは地球の鼓動(パルス)になる
・”アラートシステム(通知)”ではなく、”ナーバスシステム(神経)”でありたい

■メルマガや会員サイトに登録してもらうためのユーザー獲得コストは、ツイッターならば非常に低くなる。事実、ツイッターではユーザーひとりあたりの獲得コストを1ドル(100円)と見積もっている。

■ソーシャルストリーム
 複数のソーシャルメディアをリアルタイムに情報が伝播していく

■ウェブサイトへ辿り着く3つのルート
・検索エンジン(グーグルもしくはヤフーなど)経由
・URL(広告もしくはブックマークなど)から直接
・ソーシャルメディア(の口コミ)経由

続きを読む "仕事で使えるTwitter超入門(小川 浩)" »

2009年11月 9日

ハイブリッドワーカー (ヨシナガ)

406364782X 「ハイブリッドワーカー」は、「僕の見た秩序。」の運営者としてしられるヨシナガさんの書籍です。

 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。

 ハイブリッドワーカーというと、佐々木俊尚さんの「仕事するのにオフィスはいらない」で描かれていたノマドワーキングのような、自立したワークスタイルをイメージする人も多いかもしれませんが、この本で定義されているハイブリッドワーカーというのは、簡単にいうと本業と副業の二足のわらじの新しいワークスタイルです。

 単純な副業との大きな違いは、副業が”夢を追うため”の副業であると言うこと。

 サラリーマンをしながらも、マンガ家であったり、小説家であったり、料理研究家であったり、自分の夢をあきらめずに本業と併行して追い続けることができるのではないか?というのが、この本の定義する新しいワークスタイルです。

 たしかに、「レシピブログで夢をかなえた人たち」なんかも一つの典型例だと思いますが、OLやサラリーマンをしながら、ブログを書く、その結果コラム連載や本を書けたりしてしまう、というのも、ある意味ライター業を本業にはできないけれども、副業的にやることができるという意味で、ハイブリッドワーカーと定義できるのかもしれません。
 
 自分のキャリアをイマイチ一つに絞れないという方には、参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■ハイブリッドワーカー最大のポイントは”お金を稼ぐため”だけの副業ではなく”夢を追うため”にも副業をやっているということ

■ハイブリッドワーカーのいろいろなパターン
・二つの仕事を継続して持ち続けるパターン
・二つ目の仕事が想像以上に自分に向いていることに気づき、将来的には二つ目の仕事一本に絞るという転移のパターン
・やってみて初めて「自分には全く向いていなかった」とわかり、再び前の仕事一つに戻るパターン

■やっぱりマンガを描く時間って言うのは、それなりに自分で完全燃焼してるはずなんで、描く時間が四倍になったら、四倍の分量は描けるけど、四倍のクオリティにはならないだろうと。(田中圭一氏 サラリーマン×マンガ家)

続きを読む "ハイブリッドワーカー (ヨシナガ)" »

前の10件 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 次の10件
   

PROFILE



アーカイブ

Creative Commons License
   
 
■過去に執筆した本

デジタル・ワークスタイル
デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術


アルファブロガー
アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから


図解P2Pビジネス
図解P2Pビジネス


www.flickr.com
tokuriki's photos More of tokuriki's photos
Notes移行に
アリエル・エンタープライズ

プロジェクト管理に
logo_proa.gif

スケジュール管理に
mulsche.gif

携帯電話で予定管理
airmobile.gif