2008年2月22日

トラックバックを通じて他のブログとつながることの、読み手にとっての価値

blogradar_logos.png AMN、ブログで注目の話題を自動で抽出する「ブログレーダー」を読んで。

 ブログラボの方でもご紹介させて頂いていますが、本日「ブログレーダー」なるサービスを公開しました。
 複数のニュースサイトでも取り上げて頂いて本当にありがたい限りなのですが。
 こちらのブログで、AMNでなぜわざわざこんなサービスを開発しようと思ったのかという背景を書いておきたいと思います。


 私が二回ブログを挫折した後に、このtokuriki.comの素となるNetcom Eyeというブログを始めたのは、2004年5月のこと。
 なんといっても、大きかったのはCNETでブログを連載されていた梅田さんの影響です。

 毎日のように梅田さんのブログを通じて提供される新しい視点や、問いかけに刺激を受け、梅田さんと、その周りの人たちとの議論をみながら、自分もこの議論の輪に参加したい。
 そんなことを思ってブログを始めた一人の読者でした。

 当時は、梅田さんの「Blogは究極の知的生産の道具」という記事を読んでもぴんと来ていなかったのですが、それが理解できていなくても、日々ブログの面白さにどんどんのめり込んでいく自分がいたのを良く覚えています。
 ネット世代・PC世代の議論とか、独特のGoogle論とか、それはもう一つ一つの議論が、当時まだなれないネット業界で孤独感を感じていた自分には本当に新鮮で、梅田さんを中心としたIT系ブログ界隈で展開される一つ一つの議論に、大なり小なりなんとか参加しようとしていたりしました。


 そんな私がブログにはまっていく上で、大きな役割を果たしてくれていたのがトラックバック機能。
 一つ一つのブログの記事だけでも十分自分の刺激になっていたのに、トラックバックをたどっていくといろんな視点から議論がつながっていて、一つのニュースや話題を多様な視点から考えることができる。
 それはもう本当に刺激的な世界でした。

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2008年2月19日

ブログを書く上で大きな分かれ道になる二つの選択肢。

BLOG15.NET : ブログはこれからおもしろくなるのかな? - livedoor Blog(ブログ)を読んで。

 もうすでに議論が一周して終わっているのですが、先週、後発のブログにとっては昔ほどブログが面白くないのではないのか、というような議論が盛り上がってました。
 完全に周回遅れなのですが、個人的に前から気になっている話題で良い機会なので、自分の考えをメモしておきたいと思います。

 ちなみに、上記の記事にコメントしている主なブログ記事はコチラ

ブログを始めてからアクセスが伸びるまで - 北の大地から送る物欲日記
404 Blog Not Found:読者という神は自らを助くbloggerを助く - blogを続ける3つのコツ
ブログのアクセス数は、見えないコミュニケーションと人間関係に依存する*ホームページを作る人のネタ帳


 議論で話題になっているような、新規参入者に対する障壁のようなものがあるかないかと言われたら、それは多分間違いなく障壁はあるんだと思います。
 ブログがはやり始めた2003年~2004年頃に比べたら、ブログの数自体は明らかに増えていますし、同じようなテーマのブログも増えています。
 当然、すでに先行して運営されているブログに対して、同じようなテーマの後発のブログが不利な立場にあるのは間違いありません。

 ただ、当時と今を比較して、感じるのは新規注目ブログの見つけやすさの変化。
 たとえば、はてなブックマークの人気エントリーとか、ライブドアリーダーの注目度ランキングとか、普通に固定のブログを見ているだけだと出会うことができないブログに出会えるサービスが登場し、2003年とか2004年頃に比べるとはるかに新しいブログを見つけやすくなった感じがあります。

 ブログの数が増えた分、読者の数も増えているはずで、必ずしも後発だからといって注目を集めるのは不可能ではないと思うのですが。
 たしかに後からブログを始めた人の多くが、ブログの読者数を増やすのが難しいと感じているのは事実でしょう。


 そんな中、上記の記事を見て、自分ならどうするかなーと考えてみたのですが。
 もし、今からブログを始めて読者数を増やしたいのだとしたら、やはりポイントはブログのテーマ設定ではないかと思います。
 (ちなみに、個人的にはブログは自分のために書くべきだという論者で、多くの人に読んでもらえる方が良いとは限らないとか思っている人間です、念のため)


 個人的にブログを書く上で、大きな分かれ道になると思っているのが、

■自分の興味の延長で書くのか
■テーマ重視で書くのか

 という二つの選択肢。

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2007年12月14日

インターネットは個人の思い付きが、ついうっかり影響力を持つということ。

alphabloggers_logo.png 【アルファブロガー・アワード2007】デイリーポータルZ林氏講演「ネットは思いつきが力を持つ奇跡のツール」を読んで。

 本当は、先日の感謝記事の後、アルファブロガー・アワードに関する皆さんのフィードバックや感想記事をちゃんと一通りカバーした振り返りエントリーを書くつもりでいたのですが。
 想像以上に、アルファブロガー・アワードに言及されている記事が多くて追い切れていないのと、息子にノロウィルス(ロタウィルスかも?)を移されて月曜日の夜からあっさり倒れてしまって水曜日の朝まで爆睡してしまい、なんだかもうそれどころではない状態ので、一つだけ感想記事をあげておきます。


 今回のアルファブロガー・アワードでは、デイリーポータルZを運営されている林さんに基調講演をしてもらいました。
 実は、私はネットデビューが遅かったので、恥ずかしながらデイリーポータルZの背景を今回の話があるまで良く知らず。
 ニフティに依頼されて書いているプロのライターの方なのかなーと勝手に想像していたのですが、大間違い。
 実は、林さんって、ニフティという企業の中にありながら、インターネットならではの可能性を切り開いてきたブロガーの大先輩のような人だったんですよね。
 まぁ、その詳細は記事なり、ミズタマのチチさんによるアルファブロガー・アワードのサイトの詳細ログを読んでいただければと思いますが。

 そんな林さんのプレゼンでとても衝撃を受けたのが、冒頭のBroadBandWatchの記事でもピックアップされている「インターネットは個人の思い付きが、ついうっかり影響力を持つ奇跡のツール」というフレーズです。


 長くブログを書かれている方であれば、大なり小なりこの言葉に共感される人は多いと思いますが。
 当日の個人的には、これはまさに自分にたいして言われたような感覚を受けた言葉でした。

 なにしろ、アルファブロガー投票企画自体が、その典型的な事例だったわけですから。
 

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2007年12月 8日

アルファブロガー・アワードにご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

alphabloggers_logo.png 昨日、無事アルファブロガー・アワードイベントを開催させていただきました。
 参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

 詳細の感想や、早速あがっている皆さんのブログ記事に対するレスポンスは、落ち着いてからまとめさせていただきたいと思っていますが、まずはこのエントリーを皆さんへの御礼とさせてください。


 先日ブログに書かせていただいたように、一度は終わろうと思っていた企画ですが、昨日は本当にいろんな方から、いろんな励ましの言葉や叱咤の声をいただくことができ、企画を続けることにして本当に良かったと感じています。

 また、今回のアワードでは事前に推薦という形を取ったことで、本当に幅広い分野のブログを書かれている方々に参加いただくことができました。
 清田さんが、ブログ新大陸を発見というフレーズを使っていましたが、個人的には自分自身がネット業界関連のブログしか見ていない井の中の蛙だったというのを思い知ることができた数ヶ月だった、というのが正直なところです。

 今回のアワードを通じて、アルファブロガー投票企画を全く知らなかったような方々にも、ブログというツールは、芸能人のような元々有名人だけでなく、一般の人も長く続けていくと多くの人に読まれたり、いろんな良い出会いや経験があったりするというのを、知ってもらえるきっかけになれば幸いです。
(もちろん、そんなこと知ってるよ、という人には余計なお世話かもしれませんが・・・)

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2007年12月 6日

アルファブロガーという言葉とWikipedia

alphabloggers_logo.png いよいよ明日は、アルファブロガー・アワードのイベントになるのですが。
 先日、イベントのミーティングの際に話題になって、自分の中で消化できていない問題があるので、ブログに書いてしまいたいと思います。


 シックスアパートの方に教えていただいたのですが。
 なんでもWikipediaに書いてあるアルファブロガーの説明文でちょっとした議論がおこっているようなのです。
 
 個人的にはWikipediaで、アルファブロガー企画にたいして厳しめの発言がされているのは知っていましたし、ある意味事実も含まれているので、Wikipediaの人たちがそう見ているなら仕方がないと正直諦めていたのですが。
 シックスアパートの方から、何も知らない人や、今回ノミネートされた人たちに嫌な思いをされる可能性があるので修正した方が良いのではないかとアドバイスを受けて、正直悩んでいます。

 投票企画の主催者である私が、主観的な文章でこのページを編集するというのは、どうもWikipediaの作法に反しているような気がしますし、そもそもWikipediaを編集したことがないので、やり方もよく分かりません。

 かといって、このまま誤解や勘違いの部分も放置するのは、アルファブロガー・アワードで選ばれた方に失礼な気もします。

 数日悩んでみたのですが。 
 発表も明日に迫っていることですし。
 正しいのかどうかは分かりませんが、自分のブログから私の視点から見た歴史と背景を言及しておくことにしたいと思います。

 キーワードを編集された方、もしくはWikipediaの中の方がこの文章を目にされるかどうか分かりませんが、もし目にされたら、是非一度ご検討いただければ幸いです。

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2007年11月26日

ブログを書くということは、インターネットに脳をつないでしまうこと


 金曜日に、RTCカンファレンスでパネラーをさせていただきました。
 ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

 途中からちょっと感情的になってしまった(感傷に浸ってしまった?)ところもあり、ひいてしまった人も多かったかもしれませんが(汗)、当日の話の補足をしておきたいと思います。
 (当日の詳細なログはParsleyさんがまとめていますので、興味のある方はこちらをどうぞ。)


 私自身が、ブログネットワークのAMNに所属していると言うこともあり、当日の話の流れでメディアビジネス的な話も多くしてしまったのですが。
 個人的には、ブログが面白くなるかどうかは、メディアビジネスとは実はあまり関係ないのではないかと思っています。

 ビジネスの視点で考えるなら、事業者はあくまで現状の状況からどうやってビジネスをするべきか考えるべきで、佐々木さんが話されていたように、利用者のメディア消費が携帯や他のプラットフォームに移っていると考えるならそちらにシフトするのもありでしょうし、現状をふまえてそれをどのようにビジネスにするかというのを考えるのもありでしょう。
 何も儲からないところで無理に勝負する必要はありません。

 また、ブログを書いている個人の視点で考えるなら、結局一人一人にとってブログが面白いかどうかは、その個人の問題。
 私自身も、以前から「ブログは自分のために書くべき」論者ですから、もしブログを自分のために書いても役に立たないと思うなら続ける必要はないと思っています。
 ブログが面白くないと思うなら、その時間を他のことに使えば良いだけ。

 そう言う意味では、ブログ限界論とか、ブログが面白いかどうかと言う議論自体に意味があるかと言われると、実は意味はないのかもしれません。

 やはりブログに限界があるとするなら、その限界はツールではなく、ツールも含めてそれを使う側の「人」にあるということでしょう。
 
 
 ただ、それでも何でそんな議論に一生懸命首を突っ込むのかと言われると。
 やはり私自身がブログというものに、インターネットの大きな可能性を見てしまっているからだと思います。

 ことある毎に、ITmediaの岡田さんの百式の田口さんインタビュー記事の「みんながちょっとずつ頭が良くなる世界」というフレーズを引用させてもらっているのですが、ブログというのはまさにその世界観を現実的にしてくれたツールだと思っています。
 もちろん、ブログ以前も2ちゃんねるの掲示板のような場所はありましたし、これからもmixi日記やTwitterのようにプラットフォームを移して、同じような知の交換は発生していくんだと思いますので、そう言う意味では、ツールは何でも良いのですが。
 やはり、個人がメディア的な価値を持てるということを実体験するという意味では、現状はブログが一番分かりやすいように思います。

 自分のためにメモとして書いた記事が、いつのまにか検索エンジンで見つけられて誰かの役に立ったり、日々書いていたことのつながりが、インターネット上の誰かと出会うきっかけになったり、自分の発言や考えがたまたま多くの人の目にさらされることになり、何かを生み出す力の一つになったり。
 
 単純に情報やデータを受け取るために受け身に使っていたインターネットが、自分の行動によって多少なりとも変化する可能性がある存在だというのに気づく入り口のように作用してくれる、ブログはそんなツールのように思っています。

 そんな中、私がこの数年ぼんやりと感じているのは、そんなインターネットの可能性を理解してくれている人が一人でも多くなることで、「何か」が変わっていくのではないか、もしかしたら、「私たちが」何かを変えていくことができるようになるのではないか、ということです。


 誤解を恐れずに例えると。
 映画「マトリックス」で、キアヌ・リーブス演じる主人公のネオが、モーフィアスの導きによって、自分が生きている世界が実はマトリックスという仮想世界で、自分ができることの限界は、自分の心が作っていることを体感していくプロセスがありますが。
 イメージとしてはまさにあんな感じ。

 自分がただインターネットを受け身に使う存在ではなく、自分自身がインターネットを構成している一員だと知り、自分がインターネットに小さいながらも影響を与えることができる存在だと言うことを分かってくれる人が、一人でも増えれば。
 インターネットは、もっと私たちにとって面白い世界になるのではないかと、少なくともそうしていこうと努力する仲間を増やしていくことができるのではないかと、妄想していたりするのです。


 もちろん、実際には、そんなことにはならないかもしれませんし、その未来が全員にとって良い未来になるとは限りませんが。

 もし、そんな可能性が少しでもあるのであれば。
 ブログ論がもう既に議論され尽くした議論であろうとも、パソコン通信や掲示板時代から回り続けているサイクルであろうとも、繰り返し繰り返し、場所を変え、対象を変えて議論を続け。
 その議論の過程でより多くの人たちに、ブログがそんなきっかけを与えてくれるツールであることを知ってもらうことには、一人でも多くの人たちにそのプロセスに参加してもらうことには、意味があるのではないかと思ったりするわけです。
 

 ブログを書いている人の多くは普通のサラリーマンであったり、学生や主婦であったりする中で、「ブロガー」という言葉を多用することに、違和感を感じている方も多いかもしれませんが。
 私の中での「ブロガー」というのは、インターネットに積極的に思考や感情を公開している、インターネットで脳がお互いにつながっている人たちをイメージしていたりします。
 そんな人が一人でも多く増えてくれれば、その分、私たちはちょっとずつ頭が良くなるのではないかと。
 そんなことを思ったりするわけです。


 当然、今後「ブログ」というツール自体には、流行り廃りがあるかもしれませんが。
 インターネットでつながっていくという感覚の価値や可能性を考えることや議論することは、何度繰り返しても決して無駄なプロセスではないのではないかと思います。

 すでに、イベント後に大量の感想や反応記事が出ているので、自分の意見や気持ちを書くタイミングを失ってしまっている人もいるかもしれませんが。
 この機会に皆さんの意見を書いてみることは、決して無駄な行為ではないのではないかと・・・
 (というのは感想記事を書くのが遅い自分への言い訳だったりするかもしれませんが・・・)

 他の方の感想記事一覧は、チミンモラスイさんがまとめてくれていますのでそちらもどうぞ

2007年2月 9日

ブロガーとライターの違いは、会話で例えれば分かりやすいと思う

 [N] 職業ライターとブロガーの違いを読んで。
 
 R25に掲載された「職業ライターとブロガーって何がどう違うのだろう?」という記事を受けて、ネタフルのコグレさんがブロガーとライターの違いを考察していました。


 R25で「ライターとブロガーの違いを考える」というのが記事になるというのも驚きだったりするのですが、そういえば記者の方やライターの方に「良くブログあれだけ書くネタありますよね」と言われることは確かに多い気がします。

 コグレさんも書いていますが、私も日々ブログを書いていて「ライターとブロガーというのは、似て非なるもの」だと思っています。

 あまり、ブログを書いたことが無いライターの人たちからすると、同じ文章を書くという行為の視点からみて、同じ行為というような印象を受けるのかもしれません。

 ただ、個人的にはブロガーとライターの違いは、結構明らかなのではないかと思っています。
 

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2006年11月22日

ブログを会話だと思えばブログを続けるのは簡単かも

ブログが死ぬとき - ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]を読んで

 なかなか刺激的なタイトルの記事を吉川さんが書かれていました。

 なんでもgooリサーチの調査結果で、ブログ作成経験があるアンケート回答者のうち30%の人がすでにブログをやめているとのこと。
 さらに、吹風日記さんによるはてなダイアリーの継続率調査も掲載されています。

 面白かったのでこちらにも転載するとこんな感じ。

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2006年7月14日

ブログを書いていれば「好きなもの」がもらえる時代?

i d e a * i d e a - 【ブロガー応援企画】 SONYさんとのブロガーダブルチャンスキャンペーンは今日が締め切りっすを読んで。

 田口さんがアカデメディアがらみで興味深い企画をやっています。
 その名も「ブロガーダブルチャンスキャンペーン」

 クイズに答えると賞品がもらえる、というところまでは一見普通のキャンペーンなんですが。
 ブログでそのキャンペーンを紹介して自分のブログ経由で応募した人が当選すると、なんとそのキャンペーンを紹介したブロガーも賞品がもらえる可能性がアップするというブロガー応援型キャンペーン。

 残念ながら、ブロガーの申し込みは昨日まで。
 自分はボーっとしているうちに申し込み忘れて、いまさらこんな記事を書いていたりするんですが。


 この、自分が欲しいものを紹介すれば、その欲しいもの自体がもらえるという仕組みは非常に好感できます。
 
 通常のアフィリエイトだともらえるものはお金。
 もちろん、お金があればそれで欲しいもの買えば良いじゃないかという話であるんですが、それだとその商品に興味の無い人も集まってしまいがち。
 
 ブロガーダブルチャンスキャンペーンのような形だと、自分が「好きなもの」を紹介すれば、その好きなもの自体がもらえるわけで、こういうキャンペーンでは純粋にその商品が欲しい人が集まってくれそうな印象があります。


 個人的にも、ONEDARI BOYSという、おためしブロガー集団の末席に入れてもらってますが、この欲しいものを企業におねだりしてブログで紹介するという仕組みは、意外に面白い仕組みです。
 おかげで私も、Yahooラーメンに始まり、スカイプのウェブカムや、ポストイットから、睡眠を改善する健康食品グリナまで、実にいろんなものを頂きました。
 
 一見、炎上しやすそうなこの取り組みが意外に炎上せずにこれまで来れているのは、やはりブロガーが欲しいものを「おねだりして」書いているからというところにあるような気がします。
 これが企業主導で、企業から宣伝したい物がブロガーにこっそり送られてきて、興味も無いのに宣伝していたらどうなったことか・・・


 まぁ、企業の側からすると、リサーチ会社に大金を払って人を集めてもらってグループインタビューとかサンプル調査するぐらいなら、ブログ書いている人にタダで商品を試してもらった方が、ネット上の口コミも狙えてコストパフォーマンスも良いのかもしれませんから、今後もこういう取り組みはいろいろ増えそうです。

 最近は、田口さんのブロガーダブルチャンスキャンペーンをはじめ、企業が一般のブロガーを集めてサンプル商品を配るサービスをビジネス化しようとしていたり、ブログで商品について書くとお小遣いがもらえるサービスがあったりしますから、ブログを書くとお得な思いをすることというのがますます増えていくんでしょうか。

 ブログを始めた当時は、インターネットに文字を書いていることで、「物」をもらえるようになるとは夢にも思いませんでしたが。
 実に今後が楽しみです・・・

2006年4月12日

ブログでテキストコミュニケーションを練習する

 先日「ブログは居酒屋コミュニケーションみたいなもの」という記事で、ブログを書くのに、おおげさな「文章力」なんて必要ないんじゃないかと思う。という話を書いたが、もちろんこれは「文章力は重要じゃない」という話じゃない。

 実は、そもそも自分がブログを一生懸命書くようになったのも、文章を書く練習をするためだったりする。
 もともと自分は、どちらかというと口から先に生まれたような人間なので、文章で説明するよりも、相手に会って直接説明する方が得意なタイプだった。

 何しろ、相手にあって話せば相手の反応も分かるし、それに応じて会話の内容を変えられるが、文章ではそうもいかない。
 メールもメッセンジャーも実は苦手というのが正直なところだった。 


 ただ、現在のところやっぱりインターネットの最大のメリットを得られるのは何と言ってもテキストコミュニケーションだと思う。

 ブログにしろ、メールにしろ、テキストのコミュニケーションであれば非同期で、しかも不特定多数の相手とやり取りをすることが可能だ。
 これが直接会っての会話となると、数人から数十人がせいぜいだし、セミナーで喋っても数百人が限度だろう。

 それに何と言っても現在のところは検索エンジンで探してもらえる唯一のコンテンツだし。

 もちろん、今後ポッドキャスティングとかビデオチャットとかが手軽になればまた状況は変わってくるのかもしれないけれど、とりあえずここ数年のインターネットコミュニケーションの主流はやっぱりテキストコミュニケーションだと思う。


 でも、テキストコミュニケーションは、電話や対面の会話に比べてどうしてもトーンとか、雰囲気みたいなものを伝えるのが苦手。
 相手の顔色を見ながら文章を綴るわけにもいかないし、丁寧な文章と、ぶっきらぼうな文章だと相手の受け取る印象も大きく変わってきてしまうし、それによって相手を傷つけたり、勘違いがおこって喧嘩になったりなんてことになりやすい。
 
 リテラシーという言葉で書いてしまうと、なんだか小難しげな感じだけど。
 そういう意味では、やっぱり今の時代はある程度テキストでコミュニケーションする能力ってのを鍛えるべきなんじゃないかと思う。

 
 そう思ってこの2年ブログを毎週のように書いてきたが、そういう文章力の練習としては、ブログは間違いなく良いツールだと思う。
 メールを同じ数送り続けていたら、多くの人にはスパムメール扱いされるだろうし、かといってテキストファイルで自分のPCにだけ保存していたら、誰の反応も見ることは出来ないし。

 ブログなら、コメントやトラックバック、アクセス数にブックマーク数とさまざまな形でフィードバックを見たり、共感や反感を感ることができるわけで、仮にブログが炎上してしまったり、燃え尽き症候群になってブログに飽きてしまっても、何かしら得られるものはあると思う。
 
 そんな練習ぐらいのつもりでブログを始めてみるのも良いんじゃないかなーと思う今日この頃です。

 もちろん、だからといって2年間ブログを書いてみて、自分の文章力が向上したのかと言われると怪しいところではあるんですが。

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