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2006年05月19日

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み (遠藤 功)

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み 最近、話題になっている「見える化」の本です。
 会社のブログで、見える化のまとめ記事を書いたのですが、こちらにも読書メモを書いておきます。

 書かれていることは非常に基本的な話ではあるのですが、改めて具体的に自分の身の回りに落として考えると、実はこういう視点で自分が仕事をできていないというのを痛感させられる本です。

 個人的に非常に印象に残ったのは、IT偏重による落とし穴。
 自分自身、システムやソフトウェアで企業やビジネスマンの生産性向上をするというのが目的なわけですが、どうしてもソフトウェア会社なだけに手段をPC等のIT手段に頼ってしまいがちです。

 本質的には問題の改善ができれば良く、何もかもIT化する必要は無いわけで、そういう意味では、はてなのようにデジタルの先端にいるようで意外に仕事をアナログに処理している会社っていうのは正しいなぁと思ったりします。

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2006年05月09日

ブルー・オーシャン戦略 (W・チャン・キム)

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する ブルーオーシャン戦略は、新市場を創造する戦略をテーマとしている書籍です。

 副題に「競争のない世界を創造する」と書かれているように、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場〈ブルー・オーシャン〉をいかに創造するかというテーマについて体系だって解説されており、非常に参考になります。

 特に個人的に気になったのはブルーオーシャン戦略は「価値を高めながらコストを押し下げる」という点。
 一般的にはついつい「価値とコストのあいだにトレードオフの関係が生まれる」と考えてしまいがちですが、差別化と低コストをともに追求するというコンセプトは、興味深いものがあります。
(個人的にはブルー・オーシャンの対義語となるのが、血みどろの戦いが繰り広げられる既存の市場〈レッド・オーシャン〉というのが、なるほど納得という感じでした。)

 まぁ、こういった理論については実践できてなんぼというところですから、読んで分かった気になっているだけでは駄目なんでしょうけど・・・
 
 新事業に携わる方には是非お勧めしたい本です。

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2006年04月30日

手帳ブログのススメ (大橋 悦夫)

「手帳ブログ」のススメ FPNでもお世話になってるシゴタノの大橋さんが、このたびブログ本を出されました。
 光栄なことに献本を頂きましたので、感想をメモしておきたいと思います。

 副題に「日々の記録から成功を引き出すブログ術」とあるように、この本ではビジネスパーソンがブログを「手帳ブログ」としてビジネスツールとして活用することで、いろんな効果があるというのを教えてくれる本です。

 私も以前に、ブログは自分のために書くべき、みたいは話を書いたことがありますが、タレントや社長みたいにいきなりブログを始めれば読者がある程度ついてくれるという人ではなく、普通のビジネスパーソンがブログを活用するのに、このアプローチは結構参考になるような気がします。

 個人的に改めて気になったのは、自分のブログを読み返すという行為。
 これまで、比較的自分は書き捨てている傾向が強かったので、自分が書いたものを改めて後で読むというのはちゃんとやれていなかった気がします。

 大橋さんにちょっと似てるカワイイキャラの四コマ漫画が、ところどころに散りばめられていて楽しみながら手帳ブログ術を学べる本です。
 ブログを始めてみたいけど、続ける自信がないという方にお勧めですね。

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2006年04月27日

グーグル - Google 既存のビジネスを破壊する (佐々木 俊尚)

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501) 先日感想自体はブログに書いたんですが、読書メモを書いてなかったので改めてメモ。
 
【関連リンク】
グーグルは、破壊者か、全能の神か (tokuriki.com) 
すべてを一度懐疑していく (404 Blog Not Found)
書評「ウェブ進化論」と「グーグル Google」。そしてメディアビジネスの競争構造の変化。 (FIFTH EDITION)
書評:「グーグル 既存のビジネスを破壊する」 (R30::マーケティング社会時評)
「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」佐々木俊尚 (ガ島通信)

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2006年04月19日

Life Hacks Press で GTDを学ぶ

Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~ Life Hacks Pressは、日本のLife Hack(ライフハック)第一人者である百式の田口さんが、濃い執筆人を集めて執筆したライフハック専用ムックです。
 発売当日に読んだんですが、会社のブログにメモを書いたっきりで自分のブログに感想を書くのを忘れていたのでメモしておきます。

 やはり、このムックのお勧めは何と言っても田口さん執筆のGTD特集です。
 GTD(Getting Things Done)自体は、以前に読書メモも書いた「仕事を成し遂げる技術」というタイトルで日本語版の書籍も出ているのですが、田口さんは以前からこの本が原書に比べて読みづらいというのを嘆いていました。
 そういう意味でも、書籍を読まなくてもこのムックの特集を読めばGTDのポイントは大体抑えることができる濃い特集になってます。

 それ以外にもGoogleの活用術から、プレゼン術やマインドマップ、ブログやソーシャルブックマークの活用法など、いま注目の技をまとめて読むことができますので、お買い得の一冊です。

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2006年04月10日

アテンションエコノミー (Attention Economy) (トーマス・H・ダベンポート)

アテンション! アテンション!という邦題になっていますが、現代は「Attention Economy(アテンションエコノミー」昨年あたりからブログでも話題になっているキーワードです。
(書籍自体を出版したときは、こんなキーワードが流行ると思わずにアテンション!というタイトルにしたんでしょう。今だとドラマの本と勘違いされてしまいそうですが。)

 個人的にも、今年はアテンション・エコノミーというキーワードに注目したいと思っていたのですが、何だか分かったような分かって無いような感じになってしまっているので、改めて本を買って読んでみました。
 

 何でもkwmrさんによると、このコンセプト自体は97年頃から話題になっていたものだそうで、この書籍を読んでも、考え方自体は別にそれほど目新しいものではないことに気づかされます。

 書籍でも「アテンションはビジネスや個人にとって、真の意味での通貨となった」というくだりがありますが、実際、これまでも、テレビ広告の視聴率やバナー広告のPVなんかが、このアテンション通貨にあたる評価指標だったわけで、そういう意味では既にわれわれはとっくにアテンション・エコノミーに生きていたということかもしれません。

 で、その重要性はインターネットの登場により間違いなく増しているわけですが、個人的には書籍に書かれていた「視聴者のアテンションには限りがあり、ゼロサムの戦いになる」というくだりが気になっています。

 情報量が爆発的に増えているのに対しアテンションは有限であるために、企業側はこれまでのような物量投下で無理矢理アテンション獲得を増やすというよりは、ターゲットに対するきめ細かいフォローが必要になってきている気がします。
 そういったシーンではロングテール的な細かいニーズに対応したコンテンツの価値が上がってくるはずで、最近、Google Adsenseによってウェブサイトを持っている個人が、ある程度手軽にアテンションを換金できるようになっているのも当然の流れという感じもしてきます。
 (なんだか上手くまとめることができませんが)

 書籍の中では、広い意味でのアテンション・エコノミーについてだけではなく、その中で生きるわれわれ個人や、組織にとってアテンションがいかに重要かというのを事例と共に説明してますので、アテンションエコノミーというキーワードが、分かったような、分かってないようなという感じになっている方にはお勧めです。

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2006年04月06日

一回のお客を一生の顧客にする法 (カール スウェル)

一回のお客を一生の顧客にする法―顧客満足度No.1ディーラーのノウハウ 3年ぐらい前に、社外取締役の人に薦められて購入した本です。
 (その後デザイン等を一新して再度販売されているようです)

 当時に読んで、何となく分かったような気分になっていましたが、あらためて読み返してみて、自分がいかに基本的な顧客サービスの姿勢がなっていないか考えさせられてしまいました。

 まぁ、日本では「お客様は神様」という表現があるように、アメリカに比べると無料の過剰サービスが基本のような国ではあるので、多くの人はこの本を読んでも当たり前のことだと感じるのかもしれませんが。

 顧客サービスについて悩んでいる方にはお勧めの本です。

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2006年04月03日

The Wisdom of Crowds (みんなの意見は案外正しい)

「みんなの意見」は案外正しい 邦題の「みんなの意見は案外正しい」というタイトルだとぴんと来ない人も多いかもしれませんが。
 原題はThe Wisdom of Crowds(ウィズダム オブ クラウド)。ウェブ進化論でも話題になった群衆の英知というキーワードのもととなった書籍です。
(実は2004年に出版されていて、直後にHYamaguchiさんがレビューして話題になっていたりするんですが、翻訳されるのに2年近くかかっているんですね。)

 本書でも書かれているように、これまでの一般的な常識というのは「群衆」「大衆」というのは比較的あまり良いイメージでは使われません。極端に言うと、烏合の衆とか愚民とかいったキーワードにみられるように、大衆は能力のある個人には劣ると考えられがちです。
 ところがこの本では、多様な集団や群集が到達する結論は、「一人の個人よりつねに知的に優る」という一見これまでの常識に逆行する説を提示しています。

 ウェブ進化論においても、最後に梅田さんがあちら側とこちら側という考え方と組み合わせるもう一つの軸として提示していたのが不特定多数無限大を信じるかどうかというポイント。

 この部分をどちらとして物事を考えるかというのは、結構大きな違いを生んでくるような感じがします。
 本書では、群衆が個人よりも賢くなるケース、賢くならないケースについて具体的な事例を並べて解説してくれており、Wisdom of Crowdsがいまいち分からないという人にお勧めです。


 ちなみに、個人的に気になったのは中盤に出てくる「マタイ効果」の話。
 「有名な科学者の研究はさほど有名でない科学者の研究に比べて、膨大な数の引用がなされる。」という科学者の論文における「名声のパワー」の事例を紹介しているのですが、最近のブログ界も同じことが起こっている気がして、この認知と質のアンバランスの問題を技術によって解消することができるのかどうかが気になるところです。

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2006年03月28日

明日は誰のものか (クレイトン・クリステンセン)

明日は誰のものか イノベーションの最終解 イノベーションのジレンマで有名なクレイトン・クリステンセン氏の最新刊です。(とはいえ、もう発売されてからかなり経っているのですが)
 会社の人に借りた時の読書メモを投稿するのを忘れてましたので、今更ながら投稿です。

 今回の「明日は誰のものか」は、イノベーションのジレンマやイノベーションへの解に比べると、比較的引いた視点のように感じます。
 最初にイノベーションのジレンマを読んだときのような衝撃は当然望むべくも無いのですが、何となく1冊目2冊目を読んでもしっくり来なかった方に逆にお勧めかもしれません。
 いろんな産業の事例が並んでいて、どれかはきっとヒットするはずです。

 個人的には通信産業の事例がたくさんあったので、あらためて分かりやすく理解することが出来ました。

 最近、インターネットの普及を背景に、超低価格なイノベーションが次々に出てきている感覚がありますが、はたしてこれらは、破壊的なイノベーションとなって既存産業の市場をひっくり返していくのかどうか、そのときの産業のあり方とは、国はどうするべきなのか、と改めていろいろ考えさせられる一冊です。

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2006年03月19日

ウェブ進化論 (梅田 望夫)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ウェブ進化論については、出版記念イベントに参加させてもらったりしたのもあり、全体への感想はブログに書いたりしているのですが、読書メモ自体をまとめていないのに気がつきました。

 すでにそこら中で書評は書かれていますし、驚きの部数になっているようなので、こういったネットに関する本がこれだけ多くの人に読まれるのに改めて驚いている日々です。
 読書メモをまとめるために改めて本を読み直してみたので、ついでに改めて感想をメモしておくと。

 私たちは本というものを買うときに何かしらそこに答えとか、指針のようなものを期待しがちですが、このウェブ進化論で梅田さんが問いかけているのは、こういう流れに対して「あなたはどうするつもりなのか?」ということなのかもしれないなーと改めて思います。

 その辺、今週のRTC勉強会でもどういった議論になるのか、楽しみです。

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2006年03月16日

はじめの一歩を踏み出そう (マイケル・E. ガーバー)

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 この本を始めて読んだのは、2年以上昔だったと思います。
 (Outlogicの杉本さんが薦めていたので買ってみたと記憶してます。)

 起業系の本としては意外に薄く、読みやすいのが特徴ですが、重要なポイントをしっかりと抑えられているのが印象的な本です。
 特にいろいろ考えさせられたのは「起業家」と「職人」と「マネージャー」の3つの視点。

 自分ひとりの時には上手くいったのに人が増えると急に上手くいかなくなるというビジネスの初期の立ち上げの難しさの原因を、分かりやすく教えてくれます。
 起業を志す人にはお勧めの本です。


 ちなみに、最近逆に気になっているのは、独立という選択肢を取る人が増えていること。
 個人規模での独立であれば、あくまで自分の「職人」としての価値に自信があれば良いわけで、インターネットを使えば上手く個人でもスケールできるWeb2.0時代には、あえて起業家的な拡大ベンチャー志向ではなく、職人としてのマイクロビジネスという選択肢も増えてくるような気がします。

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2006年03月07日

「へんな会社」のつくり方 (近藤 淳也)

「へんな会社」のつくり方 次世代の経営者として注目されるはてなの近藤さんの本。
 翔泳社さんから献本を頂きましたので、遅ればせながらメモを書いておきます。

 書籍の内容自体は、CNETに連載されていたブログをベースとしているので、一度読んだ内容も多いのですが、あらためてまとめて読むと考えさせられるところが多々あります。
 特に参考になるのは、すべてのことに対して「それは本当か?」と常識を疑って考えているところ。
 最後の方にアインシュタインの「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」という言葉が紹介されていますが、そう言われてみれば結局企業経営論なんてここ100年程度の歴史しかないわけで。
 過去の歴史の中で常識となってきたことに対して常に疑問を持ち、自らの会社にあった仕組みを模索し続ける姿には頭が下がります。

 「へんな会社の作り方」というタイトルにはなっていますが、実際にこの本の中で近藤さんがメッセージとして発しているのは、実はインターネット時代においては既存の会社の方が「へんな会社」なんじゃないの?ということかもしれません。

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2006年03月04日

コトラーのマーケティング思考法 (フィリップ・コトラー)

コトラーのマーケティング思考法 昨年、タカヒロさんに読んだ方が良いよと教えられて読んだ本です。
 コトラーと言えば、まさにマーケティングの権化みたいな人ですが、この人の凄いのはやはり時代に合わせて理論をちゃんと進化させてくるところですね。

 大昔にマーケティング・マネジメントを買った時にはその分厚さに圧倒されましたが、この本は内容もコンパクトで読みやすいです。
 
 どうしてもいわゆる「マーケティング」というとこの本の中で定義されているバーティカル・マーケティング的なコンセプトになってしまいがちですが、この本で書かれているラテラル・マーケティング的なアプローチの重要性が上がってきていることを痛感します。

 個人的な印象としてはブルーオーシャン戦略と似たようなコンセプトを感じましたが、そういう時代になってきているということかもしれません。
 マーケティング関係の仕事をしている人にはお勧めです。

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2006年02月26日

ゲリラ・マーケティング (ジェイ・C. レビンソン)

ゲリラ・マーケティングEX(エクセレンス)―起業家のためのゴールデンルール50 ゲリラマーケティングは、かなり昔に買った本なんですが、最近最新刊が出ていたのもあり、改めて読み返してみました。
 
 ここ数年、この本に刺激を受けていろんなことを試してはきたものの、まだまだ本質を理解できていないなーと反省するところですが。
 会社にマーケティング用の費用がありあまっていない方にはお勧めの本です。

 特に、繰り返し自分に言い聞かせたいのはこの言葉。
「見込み客が買っているものは、製品特性ではなく、ベネフィットである。」
 
 同じ製品や産業に携わっているとついつい忘れてしまうことかもしれません。

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2006年02月24日

パーソナルブランディング (ピーター・モントヤ)

パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す 昨年、ブログをパーソナルブランディングのツールと使っているという発言をよく耳にしたので、ちょっと気になって買ってみました。
 
 書籍自体は完全に独立して事業を行っている個人事業主向けの本ですが、その姿勢自体はこれからの企業人にも参考になる部分が多々あると思います。

 ちなみに気になったのは書籍の中盤に出てくる「認知度が能力より重要」という発言。
 著者自身「これはプロの人たちの怒りを買うだろうが、真実なのである」と念押しをしていますが、確かに、実は実力があるのに以外に知られていない人と、知られているために実力以上に大きく扱われている人というのはよくある話です。

 当然、実力以上の下駄をはいていると、いつか足元をすくわれることになるなるんだと思いますが、実力があっても認知されなければ意味がないわけで。
 ただ、自分をどれぐらいの実力の人間と位置づけて認知してもらうかというのは、なかなか難しい問題だと思います。

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2006年02月15日

RSSマーケティングガイド 動き始めたWeb2.0ビジネス

RSSマーケティング・ガイド 動き始めたWeb2.0ビジネス RSSに関連して広告やモバイルからWeb2.0まで多面的にカバーしているお得な本です。
 各章を分野別の専門企業の方が書かれているので、一冊でRSSについて知りたいという人にはとても良い本だと思います。

 個人的に興味深かったのはブログトラフィックのバリューチェーン。
 RSS購読者を増やすことが結果的に、それ以上のトラフィックを呼び込む余地を生むというのが改めて系統だって理解することができ興味深いです。

 これまでのウェブサイトに比べて、ブログの口コミ効果がより大きいような印象を受けるのは、やはりこのRSSの仕組みが外せないと改めて感じます。

 RSSというキーワードが、何となく分かっているようで良く分からないという方にお勧めの本です。

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2006年02月08日

一瞬で信じこませる話術コールドリーディング (石井 裕之)

4894511967 個人的に心理学は大学の頃から興味があるのですが、この本が図書館にあったので借りてきてもらいました。
 
 占い師のテクニックというのが赤裸々に書いてあって、騙すための方法というよりは、騙されないようにするためのマニュアルとして役に立ちそうです。
 うちの嫁さんもこれを読んでから、すっかりテレビの占い師を斜めにみるようになってしまいました。

 ちなみに、Meタイプ、Weタイプという分類学は、結構面白かったです。
(まぁこれも覚めた目で見てしまうと、自分は両方にあてはまる部分があったりするような気もしてしまうのですが)

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2006年02月05日

ポッドキャスティング入門

4798110191 個人的には実はポッドキャスティングは日本で普及するかどうか微妙だなーと思っている節がありました。
 というのも、音声コンテンツの重要な利用シーンである「車の中」というのが米国に比べると日本は圧倒的に少ないと思っているからです。

 でも、ちょっとこの本を読んでイメージが変わりました。
 音声コンテンツの作成もソフトウェアが充実してくれば、個人でも手軽にできるようになるわけですし、面白いコンテンツがでてくれば聞く人も増えるかも知れません。
 ブログが出てきた当時も、素人が書いた日記なんて誰も読まないとか、同じようなことが言われていたのも事実ですし。

 おまけに、良く考えたら、ビデオもポッドキャスティングで同じようにやれてしまうんですよね。
 そう考えると、短めの音声ファイルとか映像ファイルって、電車の中での時間つぶしには丁度良いコンテンツのような気がしてきます。

 今年は日本でも、個人発の音声・映像コンテンツ元年になりそうな気がしてきました。
 今度、自分でもやってみようかな・・・

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2006年02月02日

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法 (デビッド・アレン)

4893613332 GTD(Getting Things Done)と呼ばれるストレスフリーな仕事術を提案しているデビッド・アレン氏の本です。

 百式の田口さんが原書を読んだ方が良いと指摘されているように、原書に比べると確かに日本語では読みづらい感じもするのですが、本屋でみかけたので購入してあらためて読んでみました。

 著者が書いているように、「頭をからっぽにする」というのは非常に重要だと感じます。
 個人的には二つ気になることがあるだけで、思考回路がそれぞれをぐるぐる回って偏頭痛を引起してしまうタイプなので、これまでもToDoは仕事・プライベート問わずに全てPIMに入力するなどして過ごしてきましたが。
 あらためて体系だった手法を提示されると、気づかされることがたくさんあります。

 ブログ上でも様々なまとめ記事がありますから、それを参考にするのも良いかもしれません。

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2006年01月29日

民主化するイノベーションの時代 (エリック・フォン・ヒッペル)

4903241076 昨年末に読んだのですが、なかなか興味深い本です。

 クリステンセンのイノベーションのジレンマでは、「顧客の要求に細心の注意を払う会社ほど、急進的で破壊的なイノベーションを見逃しやすい」というテーマが上げられていましたが、それではどういったところからイノベーションを見つければいいのか?というのが疑問としてあげられます。
 それをこの書籍では「リードユーザー」という先端顧客を定義することで、ユーザーが自ら起こすイノベーションに注目するように促しています。

 確かにソフトウェア業界なんかの最近の動向を見ていると、こういった先端ユーザーのアイデアやパワーをいかに活かしていくかというのは非常に重要なポイントですね。
 メーカーと顧客という分類だけでは収まりきらなくなってきているという指摘は確かに痛感します。

 では、真に「破壊的なイノベーション」も本当にリードユーザーから生まれてくるのかと言われると、個人的にはちょっと腹におちきっていない感じもするのですが。 
 一つの視点として、重要な点を指摘してくれる書籍だと思います。

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2006年01月25日

ブログ・オン・ビジネス(シックス・アパート株式会社)

4822244946 Blog on Businessは、トップブログメーカーであるシックス・アパート株式会社が事例やノウハウをまとめている本です。
 ビーコンの渡辺さんのブログ導入プロセスや、ブログの先行企業の事例が掲載されていて、会社にブログを導入試用かどうか悩んでいる人に最適な感じです。

 ブログマニアとしては、齋藤さんが書いている第4章の「ブログことはじめ」が改めてブログの歴史が分かって面白かったです。
(特に、勝手にブログをコミュニケーションツールと決め付けていた自分の定義が、正しかったことが再確認できて自己満足にひたっていたり)

 ブログとはなんぞやという話から、ブログマーケティングのコツ、他社事例など、「とにかく一冊で全部知りたい」という人にオススメの本ですね。

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2006年01月21日

メディチ・インパクト (フランス・ヨハンソン)

4270000759 クリステンセンのイノベーションのジレンマに出会ってから、「破壊的なイノベーションが重要なのはわかったんだけど、はたしてそういったイノベーションを引起すためには何が重要なんだろうか?」というのが個人的にずっとテーマだったりします。
 
 このメディチ・インパクトは、そういうイノベーションへのヒントという意味では、去年読んだ本の中でも1番納得感のある一冊でした。
 大阪駅で新幹線の待ち時間にやることが無かったので入った本屋で、帯のクリステンセンの名前につられて手に取っただけなのですが、そのタイトルや表紙とは全く異なった内容でした。

 特に印象に残っているのは、「交差点」の重要さと、「イノベーターは成功したから多くを生み出すのではなく、多くを生み出すから成功したのだ」という一文。
 考えに考え抜いた結果ネガティブ要素に気をとられてあまり実行に移さないよりは、とにかく実行してみる方が実は確率が高いのではないかというのを、改めて考えさせられる一冊です。
 (とはいえ、何も考えずに試してみれば良いという話ではありませんが)

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2006年01月16日

図解ブログマーケティング(四家 正紀)

4798109975 メールだ中心だった頃からネットマーケティングの第一人者であるカレンの四家さんが書いたブログマーケティングの本。
 (ブログが盛り上がってきて、ブログコンサル系の人が一気に増えた気がしますが、やはりネットマーケティングの分野で、この人に勝てる人はそうそういないでしょうね。)

 本の内容も、「図解」だけに基本的には初心者でも分かりやすく書かれているのですが、随所に四家さんならではのトピック満載です。
 これから会社でブログを使ったマーケティングを考えている人には最適の本だと思います。


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2006年01月12日

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた(ジョン・バッテル)

4822244873 グーグルを中心とするインターネット業界、サーチ・メディアの今後を考えるのに非常に示唆に富んでいる本です。
 ネット業界の人は必読ですね。
 歴史書という感もあるので、書籍メモとしてはまとめずらいのですが。

 特に印象に残ったのはグーグルも必ずしも創業当初から確固としたビジネスモデルがあったわけでは無い点。
 競合環境やタイミング、運も重要な要素であることを改めて感じてしまいます。

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