Facebook勉強会のプレゼン資料を公開しときます。使えそうなページがあったら、ご自由にどうぞ。

 実は、3月にFacebookをテーマにしたパネルディスカッションのモデレータを、WOMJサミットとACフォーラムと二カ所で実施する予定だったのですが、3月11日の震災の影響でキャンセルになってしまったという経緯があります。
 で、そのパネルディスカッションのベースの情報整理用に自分なりのFacebook勉強会資料を作っていたのですが、使わずに暖めておくのも勿体ないのでここで公開しておきます。

※iPhoneからだとFlashが表示できずにNot Foundになるようです。
 PCからご覧下さい。
 是非、この事例入れた方が良いよ!というようなアドバイスや、間違いのご指摘、ご要望があれば遠慮無くご指摘下さい。
 ちなみに、個人的にこの資料を作っていて一番感慨深かったのが、下記の2つのスライド。
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 上がFacebookの2011年3月時点。下がTwitterの2010年3月時点。
 ユニクロのTwitterフォロワー数とFacebookファン数とか見てると、まさにデジャブですよね。


 夏ぐらいにイランの選挙が話題になって、ベンチャー経営者や芸能人、企業が次々にツイッターを使うようになったとか。
 年明けに週刊ダイヤモンドが特集をして、テレビで特集が組まれたりとか。
 企業の盛り上がりとかキャンペーンの増加とかを見ていると、昨年のツイッターと今年のFacebookの盛り上がりが非常に似た展開をしているのを良く感じます。
 ただ、個人的に気になるのが政治家や芸能人側の数値の低さ。
 昨年の鳩山首相や広瀬香美さんのツイッターアカウントには、それこそ数十万人単位でフォロワーがついていたのが、Facebookページに関しては広瀬香美さんやAKB48の板野友美さんでも5000~6000人程度。
 昨年のツイッターブームは、企業も利用者も芸能人も政治家もメディアも、それこそ一体になって盛り上がっていた印象があります。
 ある意味、企業の方が一歩遅れてブームに乗っかっていったという方が正しいかもしれません。
 一方で今年のFacebookブームは、今のところ企業による利用が先行して、それに引っ張られるように利用者が増えているという段階なのかもしれません。
 また、Facebookではビジネスマンや、40代以上の年配の人が多いという話も聴きますので、この辺も芸能人Facebookページのファン数が少ないことに影響しているのかもしれません。興味深いところです。
 ただ、そうは言ってもワールドビジネスサテライトで、最近あれだけFacebookからの質問を番組中に紹介したりしているのに、ファンの数が5000人程度、というのも1つ個人的には気になるところ。
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 米国においては芸能人や政治家のFacebookページも、企業のトップブランドと同様やそれ以上のファン数を誇っていますから、当然日本でも本当にFacebookユーザーが増えてくればそうなるはず。
 もちろん、このままLinkedIn的なビジネスSNSとして日本では普及するというシナリオありますし、無理に芸能人や政治家の方々に使ってもらう必要も無いのですが。
 いずれにしても、アメブロやツイッターの方が良いと思っているだろう芸能人が、どれだけFacebookに出てきてくれるかが、今後の1つの注目点になりそうです。
※ちなみに、その他のプレゼン資料はAMNのFacebookページの「プレゼン資料」コーナーにもアップしてありますので、遠慮無くどうぞ。