先週金曜日に、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
今回は先日参加したダイレクトサミットで印象に残った話をコラムで取り上げてみました。
ダイレクトマーケティングというと、自分には関係ないと思っている方は小売りでもメーカーでも結構多いのでは無いかと思いますし。
実際問題私自身もそういう傾向が強かったんですが。
今回ダイレクトサミットに参加してみて、このスマホ時代にダイレクトマーケティングとかオムニチャネル的視点を完全に無視してしまうのは、結構致命的な問題につながりかねないなと感じた次第です。
少しコラムタイトルはネット用で煽り気味になっていますが、何か参考になる点があれば幸いです。
■「メーカー直販はまだ早い」そんな会社は損をする
先月、鹿児島県で「ダイレクトサミット」というイベントが開催された。直販や通販事業に携わる企業を対象に、ダイレクトマーケティングのテーマに特化した日本初のイベントだ。
一般的に通販事業というと、化粧品など特定の商品に注力している単品通販や、顧客がカタログから商品を選ぶ総合通販と呼ばれるような事業形態を連想する人が多いだろう。ただ、こうした定義や境界線もインターネットやスマートフォン(スマホ)の普及により、大きく変わりつつある。
今や「オムニチャネル」というキーワードに代表されるように、小売りも通販サイトを持つのが当たり前になりつつある。従来直販していなかったメーカーも、直販サイトを開設し始めている。実際にダイレクトサミットに参加した企業の顔ぶれも、通販専業やウェブ通販の企業から、大手メーカーまで多様だった。