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NTTドコモのPHS撤退はウィルコムへのアシスト?

NTTドコモ、PHSの新規申し込み受付終了を正式発表--業績予想を下方修正 - CNET Japanを読んで。

 一部で既にリークされていましたが、NTTドコモのPHS事業撤退が正式に発表されましたね。

 構内PHSの代わりにするべく無線LAN+FOMAデュアルサービスも発表したし、@Freedの代わりにするべくFOMAカードの準定額制も発表したし、着々と撤退への布石を打っていたと言うことなんでしょうか。

 そもそも、NTTグループのPHS事業は、NTTパーソナルグループとして独立して開始したものが、DDIポケットとの競争に敗れ、1998年にNTTドコモに営業譲渡した経緯があります。
 その時点で確か累積損失が2000億円を超えていたと思いますが、NTTドコモグループ入りした後も状況は変わらなかったようで、6年間で3800億もの累計赤字を積み上げたそうです。
 まぁ、撤退も当然と言うところでしょう。

 ただ、個人的にちょっと気になるのが撤退による余波。


 アステル東京が鷹山に、DDIポケットがカーライルグループに売却されたのに対し、NTTドコモのPHS事業は2年程度で終了に向かうようです。
 つまり既存顧客はNTTドコモの他のサービスに乗り換えてくれと言うことのようですが、特に定額PHSの@Freedの受け皿が準定額制なるFOMAデータカードと言うのが微妙。
 
 @Freedが月額5000円程度なのに、FOMAデータカードは最長のプランで月額9000円以上。しかも1万8000円以上の利用は従量制。

 既存の@Freed利用者がウィルコムに乗り換えるのは火を見るより明らかですが、ドコモとしても最大のライバルであるauでなく、ウィルコムになら少々利用者が増えたところで良いという判断でしょう。
 おまけにPHSを利用した企業システムを組んだ法人顧客からしても、今回のサービス撤退は驚きのはずです。


 まぁ、既存のドコモのPHS利用客は136万件で、携帯電話契約者のわずか2.8%、たいした影響は無いと言うところでしょうか。
 ただ、@Freedにしろ、構内PHSにしろ、PHSによる企業システムにしろ、利用しているのはモバイルのヘビーユーザーや、先進的な法人顧客。

 今回の処理を誤ると、重要な顧客を失ってしまう可能性も高いように思いますが・・・
 どうなんでしょう?


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