ヤフーもバリューコマースと提携でアフィリエイトに参入

ヤフーもTOB仕掛ける!–バリューコマースを子会社化しアフィリエイト参入 – CNET Japanを読んで。

 ヤフーの最近の活発な事業展開については、先日も取り上げたばかりですが、今度はアフィリエイトに参入です。
 しかも提携先は国内アフィリエイト大手のバリューコマース。

 投資金額も109億円だそうで、ライブドアのニッポン放送買収騒動の影にかくれつつも、実際のネット業界に与える影響はこちらの方が大きそうです。

 ウェブ販売におけるアフィリエイトの存在感が大きくなる中、ヤフーショッピングの最大のライバルにあたる楽天は独自のアフィリエイトを着々と展開していますから、手っ取り早く追いつくにはバリューコマースとの提携が得策と判断したのでしょうか。

 バリューコマースからしても、最近は大手企業に受けが良いリンクシェアと個人サイトに受けの良いA8.netに挟まれて苦戦が噂されていましたから、非常に良いタイミングでベストの提携と言えますね。

 ちなみに、CNETの別の記事にあるリンクシェアのインタビューでは、「テレビのように幅広いユーザーを抱えるポータルは、人集めの役割を果たす。ただし、ポータルはひとつひとつの製品情報を掲載しきれないので、そこをアフィリエイトサイトがカバーできるのではないか。ポータルは入り口となり、最終目的地がアフィリエイトサイトとなるわけだ」というCOOの発言が紹介されています。
 他にも、ポータル側からすると、アフィリエイトサイト経由のトラフィックの流入増も期待できますし、アフィリエイトによるリンクが増えることによるSEO効果も期待できます。 
(まぁ、自分のサイト自体が検索を持っているヤフーにはあまり関係ないかもしれませんが)

 さらにプレスリリースにはオークション事業との連携にも言及されていますから、かなり興味深い提携になりそうです。

 ちなみに、先ほどバリューコマースからお知らせのメールが来たのですが、発表記事にはバリューコマースの議決権総数の54.85%を取得と書いてあるのでいっせいに子会社化と書かれていますが、正式には現存の未行使の新株予約権等の議決権相当数を勘案すると45.46%だとのこと。
 あくまで「提携」だというのを強調したいようです。

 まぁ外野の印象からすると大筋に変わりは無いんですけど、経営陣からしたら重要なんでしょうね。