「Googleデスクトップ2」日本語版が提供開始--オフラインでGmailの検索も - CNET Japanを読んで。
ようやくGoogleデスクトップ2の日本語版が出ましたね。
個人的には8月から英語版を使い続けているので、いまさらという感じもありますが、改めてGoogleデスクトップの機能を眺めていると、どうしてもMicrosoftとGoogleの今後を考えずにはいられません。
Googleデスクトップは、ver1の登場当時こそデスクトップ「検索ソフト」と呼ばれる存在でしたが、ver2の現在では明らかに次の段階にその歩みを進めています。
簡易RSSリーダー的な機能や、ニュースや株価情報などの受信機能がついていれば、widget的なオプションソフト群の機能もついていて、ちょっとしたPIMとしても使えたりします。
特に注目なのは、Gmailのデータをローカルでも検索できる点でしょう。
GmailのようなASP型メールの最大の弱点は、データがGoogleのサーバーにあるので、PCがネットにつながってない時にメールを見ることができないところにあるわけですが、Googleデスクトップがあれば、オフライン状態でも過去のメールは検索可能。
Googleがメールをキラーアプリとして、利用者の巻き取りを図ってくるだろうという意気込みのほどが伝わってきますね。
個人的に最近気になって仕方が無いのは、Microsoftのような製品やサービスの利用料を中心にしたビジネスと、Googleのような広告収入を中心としたビジネスは、どちらが足腰が強いのだろうかという点。
Microsoftが利用者にお金を払ってもらってビジネスを展開するのに対し、Googleのメインの収入源はそのほとんどが広告主からの広告収入。利用者からはほとんどお金を取っていないことになります。
この二つがお互いの収益基盤を消そうと戦った場合、強いのはどちらなのでしょうか?
Googleは、最近もGoogleOfficeの噂なんかがありましたが、広告収入が安定してハイレベルなエンジニアの給料を支え続ける限り、Microsoftが有料で販売しているサービスを次々に無料で提供していくでしょうし、今の勢いなら実際可能でしょう。
Microsoftの最大の収益基盤であるOSの分野も、もし利用者のPCがシンクライアントの理想に近い形で動作するようになれば、LinuxなどのオープンソースOSでのデスクトップ端末の道を開く形で侵食することもできるかもしれません。
実際、渡辺さんに教えてもらったDave's Blogによると、GoogleがサンフランシスコのWiFiインフラを無料で提供しようとする動きもあるぐらいですから、広告収入が支える企業が、何でもかんでも利用者にサービスを無料で提供してくれる未来もあっておかしくなさそうです。
ただ、逆にこのGoogleの広告収益基盤が脅かされることは無いのか?というのが非常に気になります。
Microsoftのスティーブ・バルマーは「Googleとその広告事業をたたきつぶす」と明言しているそうですが、その真偽は別として、仮にMicrosoftがGoogleのAdsenseと同様の事業を立ち上げることができた場合、そのときのGoogleの優位性って何になるのでしょうか?
確かにGoogleマップのローカル検索広告等、Googleはネット上の広告ビジネスにおいてはMicrosoftに対して、現在大きく先行しているわけですが。
単純に広告ビジネスと考えると、Adsenseを現在使っている人たちは、より美味しい広告サービスがもし出てきたら、そちらに移ってしまう可能性もあるように思います。
もちろん有料のソフトウェアを無料で提供されるのに比べたら、インパクトは少ないかもしれませんが、広告事業の手数料削減競争であれば、広告以外の収入源があるMicrosoftに強みがあるような感じもしてきます。
何しろMicrosoftのソフトはプレインストールで自動的に売上が上がってきますし。
(当然、GoogleもMicrosoftが追いつく前に、どんどん先に行こうとするんでしょうが)
実際問題、最近、MicrosoftとGoogleが水面下でAOL買収に動いているなんて話も有りますが、このあたりにはBetween the Linesブログにあるように「どの会社がAOLの広告ネットワークを提供するか」という争いを体現しているのかもしれません。
あらためて歴史を振り返ってみると、御手洗さんが「マイクロソフトはとまらない」という記事で書いているようにMicrosoftは過去にも大胆な戦略転換を実行した実績があり、「PC時代の企業でネット産業でも互角の競争をしている企業ってマイクロソフトだけ」。
まだまだ、この戦いがどうなるかは、見えてこない感じがしてきます。
ようやくGoogleデスクトップ2の日本語版が出ましたね。
個人的には8月から英語版を使い続けているので、いまさらという感じもありますが、改めてGoogleデスクトップの機能を眺めていると、どうしてもMicrosoftとGoogleの今後を考えずにはいられません。
Googleデスクトップは、ver1の登場当時こそデスクトップ「検索ソフト」と呼ばれる存在でしたが、ver2の現在では明らかに次の段階にその歩みを進めています。
簡易RSSリーダー的な機能や、ニュースや株価情報などの受信機能がついていれば、widget的なオプションソフト群の機能もついていて、ちょっとしたPIMとしても使えたりします。
特に注目なのは、Gmailのデータをローカルでも検索できる点でしょう。
GmailのようなASP型メールの最大の弱点は、データがGoogleのサーバーにあるので、PCがネットにつながってない時にメールを見ることができないところにあるわけですが、Googleデスクトップがあれば、オフライン状態でも過去のメールは検索可能。
Googleがメールをキラーアプリとして、利用者の巻き取りを図ってくるだろうという意気込みのほどが伝わってきますね。
個人的に最近気になって仕方が無いのは、Microsoftのような製品やサービスの利用料を中心にしたビジネスと、Googleのような広告収入を中心としたビジネスは、どちらが足腰が強いのだろうかという点。
Microsoftが利用者にお金を払ってもらってビジネスを展開するのに対し、Googleのメインの収入源はそのほとんどが広告主からの広告収入。利用者からはほとんどお金を取っていないことになります。
この二つがお互いの収益基盤を消そうと戦った場合、強いのはどちらなのでしょうか?
Googleは、最近もGoogleOfficeの噂なんかがありましたが、広告収入が安定してハイレベルなエンジニアの給料を支え続ける限り、Microsoftが有料で販売しているサービスを次々に無料で提供していくでしょうし、今の勢いなら実際可能でしょう。
Microsoftの最大の収益基盤であるOSの分野も、もし利用者のPCがシンクライアントの理想に近い形で動作するようになれば、LinuxなどのオープンソースOSでのデスクトップ端末の道を開く形で侵食することもできるかもしれません。
実際、渡辺さんに教えてもらったDave's Blogによると、GoogleがサンフランシスコのWiFiインフラを無料で提供しようとする動きもあるぐらいですから、広告収入が支える企業が、何でもかんでも利用者にサービスを無料で提供してくれる未来もあっておかしくなさそうです。
ただ、逆にこのGoogleの広告収益基盤が脅かされることは無いのか?というのが非常に気になります。
Microsoftのスティーブ・バルマーは「Googleとその広告事業をたたきつぶす」と明言しているそうですが、その真偽は別として、仮にMicrosoftがGoogleのAdsenseと同様の事業を立ち上げることができた場合、そのときのGoogleの優位性って何になるのでしょうか?
確かにGoogleマップのローカル検索広告等、Googleはネット上の広告ビジネスにおいてはMicrosoftに対して、現在大きく先行しているわけですが。
単純に広告ビジネスと考えると、Adsenseを現在使っている人たちは、より美味しい広告サービスがもし出てきたら、そちらに移ってしまう可能性もあるように思います。
もちろん有料のソフトウェアを無料で提供されるのに比べたら、インパクトは少ないかもしれませんが、広告事業の手数料削減競争であれば、広告以外の収入源があるMicrosoftに強みがあるような感じもしてきます。
何しろMicrosoftのソフトはプレインストールで自動的に売上が上がってきますし。
(当然、GoogleもMicrosoftが追いつく前に、どんどん先に行こうとするんでしょうが)
実際問題、最近、MicrosoftとGoogleが水面下でAOL買収に動いているなんて話も有りますが、このあたりにはBetween the Linesブログにあるように「どの会社がAOLの広告ネットワークを提供するか」という争いを体現しているのかもしれません。
あらためて歴史を振り返ってみると、御手洗さんが「マイクロソフトはとまらない」という記事で書いているようにMicrosoftは過去にも大胆な戦略転換を実行した実績があり、「PC時代の企業でネット産業でも互角の競争をしている企業ってマイクロソフトだけ」。
まだまだ、この戦いがどうなるかは、見えてこない感じがしてきます。
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