昨日、AMNとシックスアパートの共同企画であるABAブログイベント MIRAIを開催させて頂きました。
ご参加頂いた皆さん、運営を手伝って頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
おかげさまで、関係者を含めて300名以上の方にご参加頂きましたが、想定していた以上の多くの方々にご参加頂いたため、運営側がバタバタしてしまった点があった点についてはこの場を借りてお詫びします。
また、お手伝い頂いた皆さんにも想定以上の負担をかけることになってしまい、本当にすいませんでした。
これに懲りず、何とぞ今後ともよろしくお願いします・・・
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なお、今回のイベントでは、通常のイベントとはかなり違うチャレンジをいろいろとしましたが、その意図を当日ちゃんとお伝えできてないかもしれませんので、ここに書き残させていただきます。
昨日なんどもいちるさんも強調してましたが、今回のイベントでとにかくこだわったのが「私たち利用者側の声を企業に伝える」というスタンス。
私も、AMNで企業スポンサードのブロガー向けイベントは数多く携わってきましたが、その多くは当然のことながら企業の製品やサービスを利用者に知ってもらうために実施されるものです。
でも、ネットとかブログの魅力ってやっぱり双方向であることなわけで。
ブログイベントでも、企業から情報を提供してもらってばかりなだけじゃなく、私たち利用者側から積極的に提言をするというパターンがあっても良いんじゃないか、というのが元々のスタート地点です。
ドーナツの山脈 posted by (C)crema
そう言う意味では、昨日のイベントで企業から何らかの新しい発表が聞けるのでは、とか、パネリストの人達から未来の予測を聞けるのでは、とか思っていた方々には、ちょっと肩すかしな面もあったかもしれませんが。
今回のイベントは、とにかくパネリストや参加された皆さんの希望や意見を企業に聞いてもらう、というのが最大の目的だったわけです。
ただ、当然大規模なイベントを実施するには手間やお金がかかるわけで。
今回のイベントが、構想から実現にいたるまでには半年以上の時間と、様々な紆余曲折がありました。
今だからぶっちゃけて言ってしまうと、何といっても大変だったのはスポンサー探し。
何しろMIRAIは、基本利用者視点で好き勝手に未来をブレストする、だけのイベント。
普通のブログイベントなら、スポンサー企業が30分なり1時間なりプレゼンをするのが当然なところを、利用者側の話を聞いてもらうためだけに、スポンサーをしてくださいという無茶なイベントなわけで。
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当然、僕らはそれが企業にもきっとメリットになると思ってやっているわけですが、普通の企業のマーケティングから考えたら、実に利用者視点の自分勝手で我儘なイベントなわけです。
そう言う意味でも、今回、このイベントを実現させるためのスポンサードをしていただいたソニーさん、エイサーさん、三洋電機さん、チャンビーさん、サントリーさんの担当者の方々には、本当に素直に御礼を申し上げたいです。
本当にありがとうございました。
なお、昨日のイベントでは、私も共同モデレータを一応させて頂きましたが、なんといっても昨日はいちるさんのイベントだったというのは、昨日のいちるさんの笑顔をみて頂いた皆さんには伝わっているのではないかと思います。
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昨日のイベントでは、ブレスト限定のセッションや、セミッターを活用した参加者の方々にコメント頂く仕組み、セッションで出てきた用語や製品のウェブを検索して表示してみたり、セッション中に自由に飲食をしてもらったり、展示との出入りができる設計など、本当にいろんな試みにチャレンジしてみましたが、そのほとんどがいちるさんのアイデアで。
個人的にも、今回のイベントの共同企画は本当に刺激的な経験でした。
(徳力がパソコンばかりいじっていて、議論に参加していなかったというご指摘を頂いていますが、一生懸命プロジェクタに移っていた画面で検索をしていたのが私、と言うことでご容赦下さい(汗))
ちなみに、セミッターでは、なんと書き込みアカウント数 130人(ゲストアカウントを1人と計算)、書き込み総数も3時間で2,200件を超えていたそうです。
3時間で計算すると1分間あたり4.7個以上の発言があったという計算になるので、1つのチャレンジとしては成功だったのではないかと感じています。
(また、個人的には130人と、参加された方の半数以上の方がコメントにチャレンジして頂いたというのが、本当にうれしいです。)
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なお、misakiさんにとって頂いたリアルタイム議事録もありますので、参加できなかった方はこちらも是非どうぞ。
マイクの音量や、中盤の混雑、せっかくのセミッターのコメントを有効活用できていなかったり、など、こちらの運営のつたなさでご迷惑をおかけした面も多々あったかと思いますが、昨日のイベントを通じて、私たちが今回のイベントにかけている思いとか、企業と利用者が一緒に作る未来の可能性みたいなものを、少しでも皆さんに感じて頂けていれば幸いです。
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