ご紹介がすっかり遅くなってしまったのですが、5月に長澤さんが出版された書籍「メディアの苦悩」に、中川淳一郎さんと長澤さんと私の座談会トークを収録して頂きました。
しかも、錚々たるメディア業界の重鎮28人の露払いとして、いきなり第1章に使って頂いております。
個人的にも、ブログを始めてからこの10年ぐらい、日本のメディアの未来についての議論をするのが大好きで、いろんなイベントや座談会に参加していたこともあり。
こんな日本のメディアの未来の総まとめ的な書籍に、自分の発言を使って頂いただけで本当に感無量なんですが。
さらに光栄なことに来週7月24日(木)に開催される本屋B&Bで実施される長澤さんと常見さんの対談イベントに私も登壇者として混ぜて頂くことになりましたので、当日長澤さんに聞いてみたいと思っていることを、こちらにもまとめておこうと思います。
今回の書籍の企画で長澤さんと中川さんとお話ししていて個人的にも非常に印象に残っているのが、第1章の締めをかざっている中川さんのこちらの発言。
「バカを相手にしたほうが、あんまり知恵使わないで儲かるんです。だからオレはそっちをやろうと思っているんです。頭のいい人を相手にしようという人が増えるのは、すばらしいことなんです。で、オレも正直そっちへ行きたいんです。でも、それは難しいことなんですよ。だからやってないんです。」
続きを読む 「メディアの苦悩」を読んで改めて考える、メディアに対して変に理想論を持っていると、日本のネット上では明らかに弱いのではないかという議論