火曜日に宣伝会議「AdverTimes(アドタイ)」の「アンバサダーの視点」に寄稿しているコラムが掲載されましたので、ご紹介します。
今回のコラムでは、前回のコラムに続いて、5年前のコカ・コーラさんの上海ツアーでの体験談を取り上げてみました。
前回のレイチェルさんに続いてナタリーさんの写真を使いたかっただけだろ、というご指摘も甘んじて受けますが。
レイチェルさんとは別の意味で彼女もすごかったんですよね。
当時は実はまだGMからコカ・コーラに移られたばかりのタイミングだったのですが、コカ・コーラのソーシャルメディア戦略について非常に整理された分かりやすいプレゼンをされていました。
参考:コカ・コーラの取り組みに学ぶ、企業のソーシャルメディア活用の4つの真実
米国におけるソーシャルメディア活用の進み具合に衝撃を受けてちょっと羨ましかったりもしましたし、各国のブロガーと情報交換をできて非常に刺激を受けた4日感でした。
そういう意味で、広告とPRやコミュニケーションのあまりの価値観の違いに、つい今回のコラムのような結論になってしまう次第です。
■やっぱり「広告脳」と「PR脳」は構造が違うので、別部署にする方が現実的?
前回のコラムでは、デジタルマーケティング時代においては、広告会社やPR会社、制作会社などの縦割りの役割分担の境界線の意味がなくなりつつあるのではないかという話を書きました。
ただ、ここで問題になるのは、業界としての境界線は意味が無くなってきていても、広告とPRは予算構造や精神構造が根本的に大きく異なっていることが多いという点です。
このコラムでは議論を単純化するために、あえて言葉の定義をシンプルにさせてもらいます。
広告を担当する部署を「宣伝部」。
PRを担当する部署を「広報部」としましょう。
宣伝部の方は一般的には、テレビCMや新聞・雑誌広告、バナー広告などのいわゆるペイドメディアの広告露出を手法の軸として仕事をされていることが多いでしょう。一方で、広報部の方は一般的には、メディアの記者の方々やユーザーとのコミュニケーションを通じて、話題作りやメディア露出、いわゆるアーンドメディアの獲得を手法の軸として模索されていることが多いでしょう。
続きは、宣伝会議 AdverTimesのサイトでご覧下さい。