ネットも店舗も乗り入れ、事業区分消える を日経MJに寄稿しました。

 すっかりご紹介が遅くなりましたが、先週、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 境界線をまたいだ事業をされている方からすると当然の話だとは思うのですが、意外に縦割りに考えている方がまだまだ多いようなので、あえて書いてみました。


 9月15日にファッションのECサイトとして有名な「ゾゾタウン」が「ZOZOCOLLE(ゾゾコレ)」というイベントを幕張メッセで開催した。ゾゾタウンがこういったリアルイベントを開催するのは初めてだが、2日間で1万人が来場し、約1億5000万円を売り上げたという。
 ゾゾタウンの主戦場はオンラインであり、ショップ数430以上、ブランド数1900以上を取り扱う日本最大級のファッション通販サイトだ。ここまで成功したのは、オンラインの強みをいかしているからこそであり、そのファッション通販サイトがわざわざリアルイベントを開催するのを意外に感じる方も少なくないかもしれない。
《ポイント》
(1)ゾゾタウンやニコニコ動画が数万人規模のイベントを開催。
(2)ネット事業者によるリアルイベントや店舗展開は増える傾向にある。
(3)ネット事業者か既存事業者かという分類が無意味になりつつある。
 続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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TVとソーシャルメディアの融合 つぶやき量、人気の指標に を日経MJに寄稿しました。

 本日、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 丁度、「TBSがTwitter連携のトークバラエティ生特番、バスキュールと協力し”朝ナマ”対抗」なんて記事も出てましたが、ソーシャルテレビ的な活動が昨年から今年にかけて一気に増えてきているのを感じます。


 「ソーシャルテレビ・アワード2012」というイベントが7月に実施された。私自身も審査員として参加したこのアワードは、番組制作にソーシャルメディアを戦略的に活用し、成果を上げたテレビ番組を表彰する企画だ。第1回目となった今回のアワードでは、大賞にTBSのドラマ「SPEC~翔~」が選ばれたほか、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」や日本テレビの「ZIP!」、NHKの「NEWS WEB 24」などが各賞に輝いた。
 いわゆる「ネットとテレビの融合」というキーワードは、2005年ごろ、ライブドア騒動で話題になった。当時はまだまだ未来の話という印象が強く、具体的な事例は少なかった。
《ポイント》
(1)テレビとソーシャルメディアの融合が加速し始めている。
(2)ソーシャルビューイングは視聴率に影響する可能性もある。
(3)逆に視聴率とは異なる影響力指標が見つかる可能性もある。
 続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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「ステマ」を助長する”やらせ投稿事業”が成り立つ理由を考えた を日経ビジネスオンラインに投稿しました。

nbo_logo_leaf.gif 日経ビジネスオンラインで連載を行っているコラム「企業と顧客を結ぶソーシャルメディア」に新しいコラムを書きました。
 今回は、年明けから何度かブログでも言及してきたステルスマーケティング関連の話題について書いています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
「ステマ」を助長する”やらせ投稿事業”が成り立つ理由を考えた
「年明け早々、グルメサイト「食べログ」を舞台にやらせ書き込み投稿騒動がきっかけとなり、すっかり今年の流行語大賞の候補に躍り出ることになったのが「ステマ」というキーワードでしょう。「ステマ」とはステルスマーケティングの略語で、利用者に宣伝と気づかれないようにこっそり宣伝行為をすること。レーダーに映りにくい仕組みになっているステルス戦闘機をイメージすれば分かりやすいかもしれません。
 本来、雑誌やニュースサイトの記事広告は「PR」や「AD」と明記され読者に広告であることが分かりやすくなっていたり、テレビのコマーシャル枠が明確に番組枠と分離されていたりします。広告や宣伝行為は読者や視聴者に分かるようにするべき、というのがメディアや広告業界における暗黙のルールと言えます。」
※このコラムでは、カンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめている話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例を分析する形で書いていければと思っています。
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「来年流行するソーシャルメディアなど何でもいい」と言えるワケ を日経ビジネス・オンラインに投稿しました。

nbo_logo_leaf.gif 日経ビジネスオンラインで連載を行っているコラム「企業と顧客を結ぶソーシャルメディア」に新しいコラムを書きました。
 今回は、来年流行るソーシャルメディアは何ですか?という最近よく聞かれる質問に対する回答として書いています。
(まさかGoogle+がAKB48とあんな企画を始めるとは思ってなかったので、ちょっぴり焦ってますが(笑))
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
「来年流行するソーシャルメディアなど何でもいい」と言えるワケ
「東日本大震災やタイの洪水など、非常に残念な形で私たちの記憶に残る年になるであろう2011年もいよいよ残りわずかとなってきました。
 私が携わっている「ソーシャルメディアを活用したマーケティング」でも、今年はFacebookページを開設する企業が急増し、震災を通じてマイクロブログサービス「Twitter」が政府や官公庁において情報配信インフラとして使われるようになりました。1年前とはかなり環境が変わった印象があります。」
※このコラムでは、カンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめている話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例を分析する形で書いていければと思っています。
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消費者と企業が一緒に広告を作る新しいカタチ を日経ビジネスに投稿しました。

nbo_logo_leaf.gif 日経ビジネスオンラインで連載を行っているコラム「企業と顧客を結ぶソーシャルメディア」に新しいコラムを書きました。
 今回は、エステーさんの消臭力のテレビコマーシャルの話をご紹介してみました。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
消費者と企業が一緒に広告を作る新しいカタチ
「7月末に放映されたエステーの「消臭力」のテレビCMを覚えているでしょうか。震災後に放映されていた消臭力CM「唄う男の子」篇の歌を歌っている「ミゲル君」と、T.M.Revolutionの西川貴教さんが共演し、コンサートのライブ会場で消臭力の歌を歌うという異色のテレビCMです。
 この消臭力CM「夢の共演」篇は、CM総合研究所による2011年8月前期のCM好感度調査作品別トップ10で、ソフトバンクモバイルの白戸家やSMAP、ロッテの「Fit’s」などのテレビCMなどを押さえて、見事1位に輝きました。」
※このコラムでは、カンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめている話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例を分析する形で書いていければと思っています。
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江崎グリコとAKB48が示した「マス」「ソーシャル」の新しい可能性 を日経ビジネスに投稿しました。

nbo_logo_leaf.gif 日経ビジネスオンラインで連載を行っているコラム「企業と顧客を結ぶソーシャルメディア」に新しいコラムを書きました。
 今回は、6月に話題になったグリコのアイスの実のキャンペーンをご紹介してみました。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
江崎グリコとAKB48が示した「マス」「ソーシャル」の新しい可能性
「ちょっと前になりますが、6月に広告業界で最も注目された話題と言えば、やはりグリコ「アイスの実」のプロモーションとして実施されたAKB48・江口愛実の企画でしょう。
 6月13日に突如として「江口愛実」が、AKB48の新メンバーとして週刊誌「プレイボーイ」やグリコのテレビCMに登場し、さまざまな噂や憶測が飛び交いました。
 その後、AKBメンバーのブログ投稿や、様々な情報の分析の元にCG(コンピューター・グラフィックス)であることが判明するのですが、AKB48選抜総選挙イベントの後ということもあり謎の新メンバー登場は、大きな話題になりました。」
※このコラムでは、カンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめている話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例を分析する形で書いていければと思っています。
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