小規模事業者の6割以上がブロードバンド環境に〓フォーバル調査を読んで。
小規模事業者(8割が従業員20名以下の事務所だそうだ)のブロードバンド普及率はやはり高い結果になった。
その昔企業向けの専用線接続サービスというのは非常に高価だったが、現在のADSLや光ファイバの価格・速度であれば実は個人向けサービスでも10名程度の事務所であれば全く問題なくインターネットの利用環境が構築できているはずだ。
大企業の場合は、数万人で数Mbpsのインターネット回線をシェアしているケースもまだまだ多いので、どうしても昼休みには接続が非常に遅くなるという話を良く聞く。
そういう意味ではインターネットの利用環境という意味では企業規模との相関関係は非常に低くなっているのが伺える。
まぁ正直なところ実は個人や小規模の方がインターネットを高速で使えるという逆転現象があるのが事実ではないかと考えている。
ただ、この手の小規模事業者では事業所が一箇所のケースがほとんどなので、インターネット回線を利用して他事務所とのコラボレーション環境を充実化するという発想はあまり無いのが現状だろう。
IP電話に対する姿勢が個人と小規模事業者で異なるのも特徴的だ。
なんと言っても電話番号が変わるか変わらないかというのは大きい点だろう。そういう意味では法人向けのブロードバンド回線とセットのIP電話サービスは番号ポータビリティが必須になるのは間違いない。
音声品質に対する評価も個人と比べるとかなり低い印象がある。やはり実務で使うことを考えると音質は気になるということなのか、イメージの問題のような気もしないでもない。
あとはBBフォンのように既存の電話施設を生かせるかどうかで初期費用が大きく変わる。
そういう意味では小規模事業者へのIP電話導入は規模や料金のメリットも考えると比較的ゆっくりと進むのかもしれない。