有線ブロード、番号ポータビリティ対応の法人向けIP電話サービスを開始を読んで。
ようやく有線ブロードでも番号ポータビリティ対応が始まったようだ。
と思ったら法人向けのサービスだけのようだ。
番号ポータビリティとは、電話番号をそのまま移動できると言う仕組みだが、すでにKDDIが光電話で提供中だ。今使っている電話番号そのままで乗り換えられるのだから、ADSLのIP電話のような変な050の番号に恥ずかしがることなく堂々とIP電話にしてしまえるのだが、なんで個人向けはまだ対応しないのだろう?
どうも切替時にNTTの工事が発生するか大きな手数料を取られているような気もするが・・・
それにしても個人的に驚いたのはインプレスで紹介されていたもう一つの記事だ。
「FCC、米国で電話番号ポータビリティを一挙に拡大 」とある。
なんでも米国では番号ポータビリティは携帯電話内、固定電話内だけでなく、相互に交換が可能らしい。
「番号自体に“所有権”という考え方が出てきたことから、今後は番号から所在地を推定することが困難になることが予測される」とのことだ。
なんでもかんでも「権利」というのがいかにも米国らしいが、これで電話がかかってきてもどこからどんな状況の人がかけてきたのかを推定することが難しくなるわけだ。
ますます電話機に登録してある人の電話にしか出づらくなりそうな気がする。
日本でもこういう時代が来るのだろうか?