M2X、Windows/Macで利用可能なIP電話サービスを開始 – CNET Japanを読んで。
記事を読んだ限りでは、ソフトウェアをインストールしてPC間で実施するインターネット電話のようで、なぜCNETがこのサービスを珍しく取り上げているのか良く分からなかった。
確かに一般電話への通話も可能だし、留守番電話機能が提供されるなど、必要な要素はすべて抑えているので楽しみなサービスではあるのだが、月額利用料金も必要だし単純に比べればSkypeの方が優れているように見えるし、この前に書き込んだセイルの方が話題性があるように見える。
(セイルの記事はZAKZAKにしか出ていないようだが)
個人的には、この手のPCにソフトウェアをインストールタイプのサービスは、日本ではかなり普及は難しいと考えている。
米国に比べてヘッドセットの普及率が低い上に、抵抗感も高い。さらにYahoo!BBのようなプロバイダ型のもので十分加入者無料という恩恵を得ることができるからだ。
まぁ、このサービスはPHSでも使えるようだからモバイルや端末との組み合わせを上手くやれば結構成功するのかもしれないが。
ただ、この会社の会社概要を見て興味深いことに気が付いた。
代表取締役社長 松島 庸とあるではないか。
そう、あのクレイフィッシュの松島さんだ。
知人経由でクレイフィッシュの政争についてはちょっと聞いたことがあるが、あの事件から3年ついに表舞台に帰ってきたようだ。
(よく見たら無線LAN倶楽部のVoIPを手がけていたのもこの会社だったのだが)
なんとなくそれでこんなメディアに取り上げられたのかなぁと、ちょっとうがって見てしまった。
でも、松島さんが2匹目の魚を当てられるのか、ちょっと興味がある。
要チェックだ。
うちと同じ事やってるだけですね。
前に妙な問い合わせメールがご本人さんからきましたが・・・。