NTT東日本、IPv6対応の「FLET’S.Net」が3カ月無料になるキャンペーンを読んで。
皆さんはこれを読んでどう思うだろうか。
別に競合相手がいるとも思えない中での3ヶ月無料キャンペーン。やっぱり利用者が増えていないのだろうか。と思えてしまう。
CNETのトップバナーは最近特にFLET’S.NETの時が多いような気がする。
サービス開始当初はテレビコマーシャルを頻繁に打っていたが、さすがにそれだけの予算は無くなったのだろうか。それともインターネット利用者向けだからバナー広告だということになったのだろうか。
P2P型の要素を含んだサービスという意味では応援したいのはやまやまなのだが、やはりISP依存のサービスというのは難しいところがあると感じてしまう。
先日某トップADSL事業者の方とディスカッションをする機会があったが、その方々でさえ「うちのシェアを考えても、利用者限定のサービスだと友達の半分とは接続できないことになるんですよ」とおっしゃっていた。
いくらNTTグループ系のインフラでシェアが高いとはいえ、私の理解ではFLET’S.NETのサービスは東日本限定。西日本ではまだ開始してないと思う。
そういう意味ではせっかく大容量ファイルが手軽に遅れるサービスだったとしても、やり取りできる相手がいる確率は非常に低いわけだ。
接続先の回線を一度に変えてしまえる法人向けという意味では意味があると思うのだが、それにしても東日本限定では対象となる企業は少なくなるだろう。
誰が東西分割なんて考え出したのかしらないが、NTT地域会社に大きなハンデを与えているのは少なくとも間違いないようだ。