CNET Japan Blog – 梅田望夫・英語で読むITトレンド:消えゆくマスマーケットとミレニアルズ世代を読んで。
どうも、最近良い記事を見つけても自分でブログに書くまでに時間がかかる。
気がついたらコメントしたかった記事の先が既に書かれていて、自分が書くのはタイミング遅れと感じることがしょっちゅうだ。
ま、一日一個ペースを守るのでも大変なぐらいなので、無理についていこうとは思わないが、この梅田さんの書き込みを見て、なるほど・・・と思ってしまった。
米国の1979年から1994年までに生れた世代をミレニアルズ世代と呼ぶらしい。舌をかみそうな名前だ。
以前、梅田さんが1970年生まれ以降をネット世代と定義していたのに、私はもう一つ壁があると感じていると書いたと思うがその定義にこれは近い。
最近、yublogの川崎さんやCNETの山岸さんや渡辺さん、masa blogの佐藤さんなど1976年前後の世代と話すことが多いが、明らかに情報に対する感性の違いを感じる。
彼らがミレニアルズ世代なのだろうか。
もう一度ミレニアルズ世代の特徴を振り返ってみよう。
(1) 浴びている情報量が圧倒的に多い
(2) マルチタスキングが当たり前である
(3) 情報を人と同時にあるいは人よりも早く得ることに強いモチベーションがある
うーん、絶対そうだ。
社会人になってからネットにふれたのと、大学の頃からネットにふれたので、やっぱり感覚が変わるんだと思う。
我々の世代はネットを情報を入手する場として捉えている。これまでの新聞とか雑誌の代わりにインターネットを使っているだけだ。
インターネットをテクノロジーとして捉えているのだろう。
しかし、彼らは既にインターネットをライフスタイルの一部として捉えている。
だから情報は発信するものだと考えているし、そのために摂取する情報も異様に多いんだと思う。
(おかげで例えば、最近の渡辺さんのブログのディスカッションについていこうと思っても、議論の幅は広いし、スピードは早いしでとてもついていけない(笑))
さらに、彼らにはいわゆるテクノロジーオタク的な雰囲気はみじんもない。考えてみれば当たり前だ。ライフスタイルなんだからオタクなんかになりようもない。
知っていて当然のものになりつつあるのだ。
最近、その差を痛感しながら、自分の存在意義を悩む今日この頃。
梅田さん、やっぱりPC世代の壁は1970年代ではないですよ。76年あたりに巨大な壁がありますよ・・・