[通信業界]ODN、Yahoo! BBと提携。メールアドレスはYahoo! BB移行後も継続可能に を読んで
ODNのダイヤルアップサービスを利用している顧客は、Yahoo!BBを契約してもODNのメールアドレスをそのまま利用できるそうだ。
まぁ買収したのだから、提供するサービスとしては当たり前の話だが、この機会についでにもう一度買収効果について考えてみたい。
ODNのナローバンドユーザーは160万人弱、果たしてこの人たちのどれだけがYahoo!BBに移るのか。
これはソフトバンクにとって重要な話だろう。
一時期、ソフトバンクの顧客獲得コストは3万~4万円だと言われていたが、単純にそれを160万人にかければ500億円になる。
ODNのナローバンドユーザーだけで500億円分の販促費を節約したことになるわけだ。
ただ、個人的にはISPの移動に際して課題となるのはメールアドレス変更程度だが、それだけでは顧客のISP変更をとどめる理由にはならないと思っている。
実際、私もNifty,OCN,Yahoo!BBなどを渡り歩いているが、メールアドレスは会社のものやフリーアドレスを使っていて別に苦労はしない。
もちろん、ODNを契約する利用者の中に、どれだけそういう人がいるのかという話だから、結局のところは想像するしかないが。
ちなみに個人的には後半の公衆無線LANサービスの提携の方がやっぱり気になる。
どうもいろんな人に話を聞く限り、TD-CDMA単独で十分なモバイルサービスになると考える人は少ない。結局数人が周りで同じ電波を使うと回線速度が著しく低下するのがその根拠になっている。
ただ、そういう意味ではTD-CDMAで面を押さえ、公衆無線LANで点的なブロードバンドワイヤレスを提供するという手段はありだと思う。
MCPC協議会が提出したレポートでユーザーの7割がスポットの少なさに不満と出ている(実は私もこのレポート作成に一部参加していたりする)が、ある意味これは当たり前の話だ。
ただ、一つのカードで、無線LAN及びTD-CDMAのネットワークを行き来できれば、実はサービスエリアは広く、一部スポットでブロードバンド利用というサービスが提供できる。
ソフトバンクが狙っているのはそういうサービスではないのかなと思ってしまう。
実はそういうサービスを提供するにはPHSとの連動というのもあったりするのだ。
投資会社に買収されたDDIポケットが、そこの選択肢に浮かんでしまうのは私だけだろうか。
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