アルファブロガー投票企画を振り返って(3)

■毎日ブログを書かないと人気ブロガーにはなれない?
 ちなみに一番最初に今回の結果はある程度予想できていたと書きましたが。
 それを踏まえて今回の投票企画でもう一つの狙いとして追加したのが2問目の「印象に残ったブログの記事」を聞く質問でした。

 つまり毎日ブログを書いていなくても、ごくたまに強烈に印象に残る記事を書く人がいるだろう、そういう人を発見しようと言う目的で実施された2問目ですが・・・実は大失敗でした。


 必須回答にしていなかったせいもあり、ほとんどの方に回答いただけなかったばかりか、「どの記事か思い出せない」「記事が見つけられない」という回答も多くあり、機能しなかったのです。
 要は企画の仕方が悪いのですが、実に残念でした。
 
(最近はRSSリーダーも徐々に普及しつつありますし、ソーシャルブックマークのような、記事単位を記録する仕組みも充実してきていますから、今年はそういったサービスを提供する事業者に是非記事単位の表彰をしてもらいたいなぁと他力本願に思ったりしたのですが・・・
 R30さんにも「来年のアルファ・ブロガー投票企画は、ブロガーで選ぶのではなく、エントリで選ぶ形式を取ってほしい。」と提案されてしまったので、ちょっと考えます、はい。)


■アルファブロガーに選ばれるには・・・?
 そういう意味で、今回のアルファブロガーに選ばれた方々を改めて振り返ると、やはり頻繁に更新をされている方が多いようです。
 トップだった切込隊長ブログも毎日のように幅広い話題が投稿されていますし、百式は毎日欠かさず更新されています。ネタフルに至っては一部のニュースサイトよりも日々の投稿記事が多いほどの更新量を誇ります。
 更新が多ければ読者としても毎日見に行く甲斐がありますし、自然と記事の数も増え検索にひっかかる確率も、興味のある記事にあたる確率も上がりますから、これはやはり重要な要素でしょう。

 また、ブログを開始した時期が早い方が多いのも特徴的です。
 ブログを書いている人が少ない時期に始めていれば、当然他のブログから引用されたり注目を浴びる可能性も高くなるわけで、これはある意味当然の要素ともいえますが、逆に情報発信が好きであったり、得意であったりするので早期にブログに取り組まれたということも言えるのかなぁと想像しています。

 ただ、R30::マーケティング社会時評においては、この名前でブログを再開されたのが昨年後半ですから、内容ややり方によっては開始時期が遅くとも読者を集めることが可能なようです。
(この辺りのコツは是非ご本人に紹介していただくとして)


■アルファブロガーは知り合いが多い?
 もう一つ個人的に気になった要素としては、どのアルファブロガーの方も、やはり非常に個性的でキャラがたっている方が多いと言うこと。 
 実名でブログをかかれている方が多いのも、その要因の一つになっていると思いますが、匿名でブログを書いている方の場合も、文章やコメントに対するやり取りからその人の人となりが想像できる場合が多いように思います。

 また、選ばれた方同士が実は知り合いというケースも非常に多いようです。
 知り合いであればお互いの記事を読んで、引用する機会も多いでしょうから、これも当然と言えば当然なのかもしれませんが、いろんな人と交流したり議論したりするのが好きな人が多いのかなぁという印象も有ります。

 特に、それを更に強く感じたのが、先日急遽開催することになったアルファブロガー交流会です。
 一部の方から「飲み会ぐらいしないの?」と言われたので、参加してもらえるならやってみようかと恐る恐る企画した飲み会だったのですが、予想を上回って多くの方に参加していただくことができました。

 レポートが大変遅くなっていて申し訳ありませんが、次回は当日の様子をご紹介したいと思います。