はてなとイーマーキュリーは、日本のGoogleとYahoo?
はてなとmixiのイーマーキュリーが、共同で技術勉強会を実施したようですね。
議事録どころか講演の音声ファイルまで公開されているっていうのも、注目なんですが、やっぱり勉強会でここまで注目されるのはこの両社ならでは。
何しろ両社とも、多くのファンに指示されており、過去の対談イベントでも「はてな対mixi?」なんて記事が書かれるほどの注目企業。
技術勉強会とはいえ、「この次にくるもの」を期待してしまうのは私だけではないですよね。
ちなみに、はてなとイーマーキュリーは、両社とも今注目のネット企業な上に、経営者の近藤さんと笠原さんが二人ともいわゆるU30の代表で、先日のWEB人にも二人とも選ばれたし、サービスに使っている言語もPerl、と似ているところが多いわけですが、実は冷静に比較すると結構特徴的な違いがあるような気がしてきます。
はてなは、いわゆる「イノベーター」をターゲットとして、最新技術を使ったサービスをこれでもかというぐらいに次々と繰り出す、明らかにエンジニアの会社。
もちろんバックに川崎さんという凄腕のマーケッターがいるわけですが、基本的に前に出てくるのは自身がエンジニアでもある社長の近藤さんとCTOの伊藤さん。会社としてアピールするのもほとんどが開発周りの活動が中心です。
それに対してイーマーキュリーは、最近のmixiの傾向にあるように、はてなに比べるとターゲットは比較的普通の人。(もちろん、利用者にネットに詳しい人が多いのは間違いありませんが)
1年半で100万人を超えるサービスに急成長したmixiですから、当然そのサービスを支えるエンジニアのレベルも相当高いはずなのですが、メディアやイベントなど、表に出てくるのは基本的に笠原さんやふぁるさんで、はてなに比べると意外なほど、サービス開発者のバタラさん達が前面に出てくる機会は少ない気がします。
そう考えてみると両社の違いとかぶって思い出されるのがGoogleとYahoo。
以前CNETで「グーグルvsヤフー--勝負を左右する企業文化の違い」なんて記事もありましたが、強力な開発陣を前面に押し出しエンジニアの理想の会社として君臨するGoogleに対し、Yahooは比較的メディア企業への道を歩みつつあると言われていて、その高いであろう技術力のわりにはエンジニアに脚光があたることは無いような気がします。
もちろん、はてなとイーマキュリーは、そもそもバックグラウンドも全く違う会社なわけですし、はてなは何でもオープンにするスタイル、mixiは招待制で閉じられた空間と、サービス自体にも違いがあるわけですから、違って当然なわけですが、
そういえば、はてなの人たちが社外取締役の梅田さんを含めてGoogleをよく例え話に出すのに対し、笠原さんがセミナーや取材でよく引用する「インターネット上であらゆるサービスが出尽くしたと誰もが感じている時に、今までのルール自体を変えてしまう企業が登場する。」という発言は元Yahoo!のCEOであるTim Koogleの言葉だったりするなぁ・・・となんだか気になりだすと止まりません。
まぁ、はてなが技術力を買われてGoogleに買収されて、イーマーキュリーがYahoo360日本展開のベースとしてYahooに買収される、なんてオチも十分ありえる訳ですが、最近はすっかりネットの話題はGoogleを初め米国の巨大ネット企業に独占されている感もありますから、是非はてなとイーマキュリーには日本を代表する世界のネット企業になってもらいたいです。
(とか他人事にしてないで自分もがんばれよ、という話なんですけど・・・)
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