グーグルとサンが提携へ–StarOfficeなどのウェブアプリ化を検討か – CNET Japanを読んで。
GoogleとSun Microsystemsが提携を発表したようです。
Sun Microsystemsといえば、長年マイクロソフトへの敵対心をむき出しにしてきたScott McNealyの印象が強くあったものの、てっきり昨年の4月の提携で丸く収まったのかと思っていましたが。
やっぱりScott McNealyは、まだまだマイクロソフトに対する対抗心を収めたわけではなかった、というところでしょうか。
実際の今回の発表は「Java技術とGoogle Toolbarの普及促進に向けた提携」とのことですが、今回のCNETの記事で憶測されているような今後についての想像をついしてしまいますね。
なんといってもOfficeアプリケーションと言えば、マイクロソフトにとってOSと並ぶ2大収益源。
ここにGoogleが宣戦布告となるのであれば、そのインパクトはなかなかに興味深いものがあります。
まぁ、Googleとマイクロソフトは、ここ最近すっかり対立構造がはっきりしてきて、ブログでもいろいろ話題になってましたし、MicrosoftのバルマーCEOは、検索分野で同社のライバルであるGoogleとその広告事業をたたきつぶすと言った」ぐらいですから、お互いに相手の心臓を握りにいってるのは、ある意味当たり前の展開なのかもしれません。
そういう意味ではSun抜きでもOffice事業への展開は十分考えられますが、長年マイクロソフトの強敵(?)を自認してきたScott McNealyですから、自分抜きの戦いに黙っていられなくなったというところでしょうか。
さて、ここで気になるのがこの戦いの結末。
個人的な印象では、ブログを書いている人はGoogleの勝利を語るけれども、ブログを書いていない人と話すと「やっぱりMicrosoftが勝つんじゃない?」という話になる傾向があるような気がしますが、はたしてどうなんでしょうか・・・