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ゲームをつまらなくしたのは僕たちゲーマー自身かもしれない

 先日、「どうぶつの森に見るブログの口コミ効果の凄さ」なんて煽り気味の記事を書いてしまいましたが。

 結構突っ込みを頂いたとおり、やはりどうぶつの森の広がりを語る上で、ゲーム自体の口コミ性や、そもそものニンテンドーDS自体の凄さは、外せないですよね。


 そもそも、実は自分は昨年12月の段階ではゲーム中毒が再発してしまうことを恐れて、どうぶつの森ブームから一生懸命目をつぶっていたのが事実。
 それが一転、正月にニンテンドーDSを買ってみようと思ったきっかけとなった記事が、こちらのCNETの年末の記事。

「まさにミリオンセラー連発」--任天堂岩田社長が語るニンテンドーDS戦略 - CNET Japan

岩田氏はまずニンテンドーDS発売の理由について、ヘビーユーザー以外の「ゲーム離れ」が進んでいることから、年齢や性別を問わずに誰もが利用できるゲーム機を開発するというコンセプトがあったことを語った。

 ニンテンドーDSを購入して1ヶ月がたった今となっては、そのコンセプトは改めて良く理解できます。
 

 大学、社会人といろんなゲームをやり倒してきた自分ですが、良くゲームの話をしているときに話題になったのが「最近は面白いゲームが少なくなった」と言う話。
 ドラクエやファイナルファンタジーと言った定番ゲームは数を重ねてはいるものの、ヒットするゲームは大抵、昔流行ったゲームの焼き直し。
 たしかに画像は綺麗になっていくんですが、物足りなさを感じていたのは事実です。

 特に嫁さんをゲーム好きに洗脳しようと思ってゲームを探したときに改めて感じたのは、二人以上でプレイできるゲームの少なさ。
 プレステのゲームって対戦以外はほとんど一人用のゲームなんですよね。

 昔のファミコンってもう少しみんなでワイワイやれた感じがしたんですが、いまどきの子供は一人でゲームしてるんだなーとつくづく感じた瞬間でした。


 こういう「ゲーム」って、もう完全に「ゲーマー」のためのゲームなんですよね。
 毎日ゲームに時間をつぎ込むことができて、没頭できる人たちのためのゲーム。
 一日中、ゲームをやっていても大丈夫な人のためのゲーム。

 ゲーム会社の人たちも、主流のお客さんであるヘビーゲーマーがそういうゲームを求めているから当然そういうゲームを作り続けていたわけで。
 そうこうしているうちに、いわゆるライトゲーマーとか、ゲームをほとんどしない人たちはゲームから離れてしまっていったような気がします。

 ゲームのハードもどんどん性能がよくなって映像も綺麗になっていくものの、コストばっかりかかって儲からないし、ゲーム自体がなかなか売れなくなる。
 結局、ゲーム業界を苦しくしてしまったのは、ゲーマー自身のせいだったのかもしれませんね。

 顧客の声を聞いているうちに、いつの間にか市場のニーズを超えてしまっていたと言う意味では、イノベーションのジレンマに近い話かもしれませんが。


 そんな中、ニンテンドーDSをやってみると、あらためてゲームやエンターテイメントというのは何なのかというのを考えさせられます。

 「どうぶつの森」も、ゴールが決まってるいままでのゲームの定義からすると、実に不思議なゲームですし。
 「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、言ってしまえば漢字や算数をやってるわけだし。 
 「英語漬け」は、文字通り英語のヒアリングテスト。 

 何故か勉強もゲームになるとこんなに楽しめてしまうと言うのも、おかしな話ですが。
 何で今までゲームって言うのは、いわゆる「ゲーム」しかなかったんだろうと今更ながらに不思議に思ったり。
 
 これならCNETの記事にあるように、「普段ゲームビジネスでターゲットとならなかった女性やシニアを含む「大人層」の市場を拡大した」というのも納得です。
 そもそも、囲碁や将棋といい、古今東西、ゲームをするっていうのは子供や一部のゲーマーだけの楽しみでは無かったですもんね。


 そういえば「ゲームを「勉強のため」と胸を張ってやれるようになる?」なんて記事を書いたのが昨年の6月でしたが、もうそういう時代がニンテンドーDSで来てしまったってことかもしれませんね。

 なんにしても、勉強をしていると自分に言い訳(?)しながらゲームができるんだから、良い時代が来たものです。(とはいえ、脳トレとか本気で30分もやると、すぐに頭痛がしてくるんですが・・・)



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