企業が個人の疑問に回答することの価値

 PR会社 ビルコム 社長blog ブロガーに関するアンケートについてを読んで。
 先日、「記事のタイトルのつけ方一つで、印象が大きく変わるということ」という記事で、ビルコムのリサーチ結果の使われ方について紹介しましたが。
 その最後に「このままほっておけば、このリサーチ結果自体が一人歩きしてしまいそうな気もするので、ビルコムさんは社長ブログも書かれているようですし、是非そのあたりのリサーチ手法も合わせて開示して欲しいところです。」と書いたところ、ご丁寧にビルコム社長の太田さんからコメントをいただきました。
 
 で、実際にブログに調査方法の詳細について書いていただいたのが冒頭の記事になります。
 さすがPR会社と感心したのはもちろん、こういった企業と個人のやり取りができるのが、やはりブログ時代ならではだなーと改めて感慨深く思ったので、ご紹介しておきます。
 
 太田さんのブログでは
 「お金で情報流通をつくること自体、限界がきているのではないか」
 「WOMMA(米国口コミマーケティング協会)のような倫理基準を設けていない日本は、これからどうなるのだろう。」 
 など、個人的に自分も感じていた問題意識と同じようなことを考えておられる方のようでいろいろ共感できました。
 今後勉強会なども立ち上げていかれるそうですので、是非、ブログを日々書いている個人の意見なんかも上手く取り入れていって欲しいと思います。