久しぶりにTwitterの画面を見ていたらAsia Innovation Forumのバナーが出ていました。
気になってクリックしたら、専用のTwitterアカウントに転送。
どうも、イベントのテキスト中継専用にTwitterアカウントを開設していた模様。
で、まさか、このTwitterアカウント、当日のイベントレポートだけのために開設したのかな、と思って調べたら、TwitterCounterで見る限り、やはりそのようです。
グラフを見る限り、9月8日に開設してコンスタントに、デイリーで50~100人のフォロワーが増えていっているのが分かります。
ひょっとして、これがTwitterの広告バナーによる誘導効果なのかな、と気になったので。
合わせて、先日ワールドビジネスサテライトのTwitter特集で取り上げられて、バナー出稿が話題になっていた福助さんのアカウントも調べてみました。
それがこちら。
ワールドビジネスサテライトの放送日は8月26日だったと思うのですが、その効果は意外なことに、全くと言って良いほどありません。(その後減っているのも原因不明ですが)
そのかわり、バナー出稿日と思われる8月31日から、キレイに200人ぐらいずつフォロワーがコンスタントに増えていっているのが分かります。
9月5日から急に角度が変わっていますが、その後も広告は出つづけているようなので、これは多分上記のAIFさんのバナーが出るようになる関係で、広告バナーの露出量が減ったからでしょう。
角度が減ってからも、AIFのアカウントと同様50~100人のフォロワーが増えていっているようです。
まぁ、所詮2つの事例のケースでしかないので参考になるかどうかは分かりませんが。
現状のTwitterのバナー広告は、「1日あたり50人~200人ぐらいのフォロワーを増やす効果がありそう」ということは言えそうです。
もちろん、その一方で、9月1日に正式に発言し始めたばかりのIntelジャパンの公式Twitterが、特に広告も打たずに2週間であっさり1000フォロワーを突破していたりする、なんていう事例もありますから。
(直線的ではなく、2次曲線的に角度が上がっているのが、広告でなくクチコミで拡がっている場合の特徴でしょうか。)
そういう事例と比較してしまうと、Twitterのフォロワー獲得を広告費をかけてまでやるべきか、という点については議論の余地がかなり出てくるとは思います。
ただ、最近では、企業が公式Twitterを開設しても、それほど話題にならなくなってますから、会社でTwitterを始めてみたもののフォロワーが一桁台で、Twitter担当者がつぶやくモチベーションが全く湧かない、なんてこともありそうですし。
そうなる前に、Twitterのバナー広告を活用して、ある程度担当者がやる気の出るフォロワー数まで増やしてみるというのは、1つの選択肢としては意味があるかもしれません。
きっと、そのうちTwitterの1フォロワー増やす毎にいくら、といったアフィリエイトサービスとか出てくるんでしょうね。そうすると、Twitterでもスパムとの闘いが激しくなるわけですが・・・・
まぁ、企業にとってのそもそも論としては、Twitterのフォロワーをどうやって増やすかという話よりも、Twitterを何のために始めるのか、という議論の方が大事だとは思いますので、念のため。
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