KDDI、IP固定電話サービスを2005年2月より提供 – CNET Japanを読んで。
事前にリークもあったので、新鮮味はないが正式に発表されたようだ。
ソフトバンクの電撃的な固定電話参入発表が8月末だったのに、KDDIも今回2週間で正式発表というのはまぁ優等生というべきだろうか。
それとも事前に準備がなされていたのだろうか。
ただ、本質的にはKDDIはすでにFTTHでNTTとの契約が不要な通信サービスを提供しているので、実はこのサービス自体はやるかやらないかの世界だったはずだ。
まぁ普通に考えればソフトバンクがカードを切ったので、あわててKDDIも切ったという風に見える。(実際のところは分からないが)
さて、これで通信業界に何か起きるのだろうか?
確かに、利用者からすれば若干の通信料金のコスト削減はできるだろう。
また、支払いに処理しなければいけない請求書の数も減らせるだろう。
でも何だか気分が盛り上がらないのは何でだろう?
そう、少なくともコンシューマーの世界で言えば固定電話なんてもうどうでもいいような気がしてしまうのだ。
もうかれこれ家の電話は、電話をかける目的には3ヶ月は使っていない気がするし。
着信もセールスの電話以外ほとんどない。
そんな時代になったというのに、今回の値下げでどれだけの顧客が回線移行を検討するのだろう?
はたして固定通信業界はまた数年前のマイライン獲得競争と同じ無駄な値下げによる顧客獲得競争を繰り返すのだろうか?
たしかあの時に儲かったのはマイライン特需に沸いた広告代理店だけだったように記憶しているのだが・・・
自宅に固定電話を引いているか?
一人暮らしをしている21-30歳未婚男女307人回答 「引いている」 60% 「…
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