Log the Endless World: 長野へを読んで。
CNETの御手洗さんのブログで、興味深い書き込みがありました。
投稿自体は、御手洗さんの長野出張日記なんですが。
その記事を読んで、「そういえば、ネットワークを使えばどこでも仕事ができる未来はどこへ行ったんだ?」というのを思い出しました。
正直な話、実は私はよくこのことを考えます。
私は小学校から高校を山口県で育ったので、東京の緑の少なさとか満員電車にいまだに慣れないんです。
御手洗さんは下記のように書いています。
「インターネットは有効に利用されれば本当はこうした人たちにも大きなメリットを与えてくれるはずなのですが、当初理想として描かれていたものに近づくどころか、現状を見るとより反対の都市部への一極集中に近づいているような気がしてなりません(その他の経済効率性の問題もあるのでしょうが)。」
そう、そうなんです。
インターネットの普及は、地理的弱点を補って、全国どこの企業にも、全国どこに住んでいる人にも、チャンスをくれるはずだったんじゃなかったでしょうか?
ところが現実的には、東京への一極集中は逆にますます進んでいるように感じられます。
もちろん、関東以外の地方にも成功しているベンチャー企業はたくさんありますが、典型的なネット企業ですら東京に集まる傾向がしまっているような気がします。
例えばはてなも東京に移転したそうですし、paperboy&coも東京に重心が移っていると聞きます。
なんでなんでしょう?
結局チャンスも人も、ハブに集まってきてしまうということなんでしょうか?
正直、私も、今ネット関連の面白い仕事をしたければ東京にいるしかない
、と直感的に思ってしまいます。
本当は自然が豊かなところで満員電車から離れて生活したいんですけどねぇ・・・