前の記事:28歳からのリアル、な転職
次の記事:ニッポン放送買収劇で考えるライブドアという会社

どうするどうなるボーダフォン?

津田志郎ボーダフォン社長兼CEOが2005年4月に会長へ、CEO職は空席に - CNET Japanを読んで。

 以前ボーダフォンに、NTTドコモ出身の津田志郎社長が内定したときに、想像に任せていろいろと書いた ことがありますが。


 なんと、津田社長は社長就任2ヶ月であっさり社長兼CEOを外れて会長になるようです。

 無理矢理ひいきめに見れば、ルノーから日産にカルロス・ゴーンがやってきたときのように、日本人会長と本社外国人社長のタッグ体制を整えることができた、と言えるかもしれませんが。

 2ヶ月での人事異動、CEOは空席、現COOは3月末で退任と、ここまで材料が並んでしまうと、傍目にはどうも迷走状態にあるように見えてしまいますね。


ITmediaの記事によると、「社長職を退いた津田氏だが、経営の一線を退くわけではない。自身は代表執行役会長に就任し、モロー氏と2頭体制を築く考えだ。明確なトップを示す “CEO”のポストは置かない。「トップは誰かと言われれば……『社長はモロー氏だ』と答えざるをえない」(ボーダフォン)。津田氏は、「二人三脚」の関係を強調している。」とのことです。

 どうにも煮え切らない状態に見えてしまうのは私だけでしょうか?
 個人的には、責任分担の明確でない二人三脚が経営において機能するかどうかと言われると、ちょっと懐疑的なところがあります

 
 ちなみに。CNETの別の記事によると、ボーダフォンの1月の契約数は何と約6万件の純減になってしまったようです。
 全体のシェアは相変わらずトップをひた走るドコモに対し、純増数で良い勝負をしているau。
 その二社に比較すると、ボーダフォンがかなり苦境に陥っているのは明らかですね。

 一時期auが社名変更をしたばかりの頃は、写メールの大ヒットもあって飛ぶ鳥を落とす勢いだったJフォン時代。当時、業界2位になるのは時間の問題というような発言もあったように記憶していますが。
 今となっては、経営がさらに悪化したボーダフォンをソフトバンクが買収する、というシナリオも、全くありえない話ではなくなってきていような気がしてしまいます。

 はたしてボーダフォンは、今回の人事で体制の建て直しははかれるのでしょうか?
Related Posts with Thumbnails



前の記事:28歳からのリアル、な転職
次の記事:ニッポン放送買収劇で考えるライブドアという会社


■関連記事
[P2P] P2Pソリューション:インターネット電話 Skype を読んで
[P2P] NTT東日本、IPv6対応の「FLET'S.Net」が3カ月無料になるキャンペーン を読んで
[コラボ] 小規模事業者の6割以上がブロードバンド環境に を読んで
[コラボ] ヤフーとサイボウズ、最新ニュースを社内ポータルに表示するサービスを開始 を読んで
[P2P] P2Pを理念から追う「KAIN P2Pコンソシアム」

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tokuriki.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/1013

この一覧は、次のエントリーを参照しています: どうするどうなるボーダフォン?:

» 新規割当もイタダキ!ソフトバンク from sima2*blog
ソフトバンクが携帯電話国内大手3社の一角を占めるボーダフォン日本法人の買収交渉を... [詳しくはこちら]

コメント

 ※このコメント欄は、TypePad Connectを利用しています。
   

PROFILE



アーカイブ

Creative Commons License
   
 
■過去に執筆した本

デジタル・ワークスタイル
デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術


アルファブロガー
アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから


図解P2Pビジネス
図解P2Pビジネス


www.flickr.com
tokuriki's photos More of tokuriki's photos
Notes移行に
アリエル・エンタープライズ

プロジェクト管理に
logo_proa.gif

スケジュール管理に
mulsche.gif

携帯電話で予定管理
airmobile.gif