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ZDNet復活と、アイティメディアの3部門化にみるニュースサイトの変化

アイティメディア、9月よりビジネスとコンシューマを分けた3部門体制へを読んで。

 CNET Japanが4月にオープンする「ZDNet Japan」のオープニングキャンペーンを始めたと思ったら、今度はもともとZDNetで、先日@ITと合併したITmediaが、9月からビジネス向けとコンシューマ向けにサイトを分けると発表しました。
 まぁ、おそらくはソフトバンクとZDNetの契約期間が影響しているんだと思いますが、なんとも最近のIT系オンラインメディアの動向は、ややこしいですね。

 IT系オンラインメディアの読者が、ここ数年で急増しているとはとても思えないのですが、サイトの種類が増えているように見えるのは気のせいでしょうか。

 どうもこの辺りは「企業向け」という点にキーワードがありそうです。


 過去にソフトバンクが運営していたZDNetは比較的コンシューマー向けの印象が強かったですが、CNETが始める新しい「ZDNet Japan」は「エンタープライズコンピューティングの総合情報サービスサイト」とのことですから、企業エンジニア向けのようです。
 また、ITmediaのサイト分離も、現在のコンテンツにコンシューマ色が強いことを考えると、明らかに企業向けのサイトを独立させることに目的がありそうです。
 
 と思っていたら、この辺の事情が裏編集後記の「なぜ客が1/10しか来ないところに力を入れるのか」という記事で推測されていました。 
 ポイントを引用すると下記の通り。
「広告がきっかけで導入検討がされ、販売され、最終的にどれだけ収益につながるなるか、つまり費用対効果を考えると、エンタープライズの方が上だからだろう。」

 つまり、10倍のページビューがあるコンシューマ向けサイトよりも、エンタープライズ向けサイトのほうが広告価値が高いということ。
 確かにわざわざエンタープライズ向けサイトの記事を読んでいる人と言うのは顧客属性としても既にかなり絞られていますから、購入につながる可能性も高いのかもしれません。


 この辺りには、もう一つ全体の情報量に締めるニュースサイトの割合と言うのも大きく影響してそうです。

 以前AllAboutのガイドの方とも話題になったのが、コンシューマ向け最新製品のレビューを追いかけることの大変さ。
 流行り廃りはあるし、日々新製品は登場するし、全部レビューするひまなんて当然ありません。

 おまけに、これらの製品はコンシューマー自体が購入して利用するわけですから、利用者自身がまた情報発信を行えます。
 そうすると、どうしても口コミを利用したカカクコムのような評価サイトや、アフィリエイト目的でレビューを書くブログの集団のほうが圧倒的な情報量を誇ってしまうわけです。
 いくらニュースサイトが質を追求しても差別化を図っても限度があるというものでしょう。


 それに比べてエンタープライズ向け製品は、個人レベルではなかなか評価もできないし、専門の方で無い限り複数の製品の比較なんてほぼ無理。
 広告主である企業も、個人サイトにはあまり広告を出しても意味がありませんから、自然とニュースサイトに頼ることになりそうです。 
 そう考えると、現在の流れは当然のようにも思えてきます。

 ただ、気になるのは果たしてそんなに複数の「企業向け」サイトが並存できるのかどうか。
 企業向けサイトの読者候補は日本にそれほどいないでしょうから、よほど差別化しないとどれも中途半端に終わってしまうような気もしますが・・・どうなるんでしょう?


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昨日のなぜ客が1/10しか来ないところに力を入れるのかでトラックバックいただいたFPNのZDNet復活と、アイティメディアの3部門化にみるニュースサイトの変化で、もう1つIT系ニュースサイトに関する環境の変化の話があった。以前AllAboutのガイドの方とも話題になったの..
個人発信の情報で変わるマスコミと広告の価値 from 裏編集後記 2005-12-30 (金) 02:04
昨日のなぜ客が1/10しか来ないところに力を入れるのかでトラックバックいただいたFPNのZDNet復活と、アイティメディアの3部門化にみるニュースサイトの変化で、もう1つIT系ニュースサイトに関する環境の変化の話があった。以前AllAboutのガイドの方とも話題になったのが
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