ITmediaニュース:米国で勢いを増すPodCastingを読んで。
正直、Podcastingについて本質をよく理解できていなかったのですが、アメリカでは確実にブームになってきているようですね。
何でもMP3プレイヤーを所持しているのが全米で2200万人で。
その3割にあたる600万人もの人がPodcastingを体験したことがあるというのです。
ろくにPodcastingを使ったことが無い人間からすると、いくらなんでもそんなに高くは無いだろうと思ってしまいますが、この辺りは主な移動手段が自動車と言う米国ならではの面もあるのかもしれません。
電車通勤の日本なら、電車の中で読書もできるし、PSPや携帯電話でゲームもできるというものですが、自動車での運転中にできることは音楽やラジオを聞くぐらい。アメリカはもともと音声系のコンテンツに対するニーズが高いような気もしてきます。
ちょっと振り返って調べて見ると、iPod情報局が「米国のニュースサイトなどでPodcasting(ポッドキャスティング)という言葉をよく見るようになった。」と取り上げているのが2004年10月。
それから既に半年が経過しようとしていますから、600万人と言う数字もあながち外れてはいないのかもしれません。
、Ad Innovatorでは、AutoblogのPodcastにVolvoがスポンサーとしてつくようになったというニュースが紹介されていましたし、メディア・パブによると、Podcastingの基礎技術をラジオ放送協会が購入するそうで、米国ではPodcastingをビジネスに生かすための様々な取り組みも始まっているようです。
ここで個人的に気になるのは、Podcastingが日本でも米国と同様に普及するのかと言う点。
改めてlivedoorのねとらじやデジオを見てみると、想像以上に様々なコンテンツがあるのに驚きますが、米国ほどの波はまだ来ていないようにも見えます。
ラジオNIKKEIが「日本の放送局ではじめてPodcastingに対応」
していたらしいという記事も見つけましたが、こちらも本格的な展開はまだの模様です。
ただ、考えて見るとBlogにしてもSNSにしても、あいかわらず日本は米国に比べて数年遅れでブームが来ます。
ライブドアのニッポン放送買収の影響で、ネットとラジオやテレビの融合に関する議論も進んでいますから、今年はPodcastingのような音声コンテンツが日本で注目されてもおかしくはありませんね。
もちろん生活におけるラジオの位置付けが米国と日本ではかなり異なりますから、同じ規模のブームが来るとはなかなか思えませんが・・・
Podcastingはブームになってくれれば面白いと思いますが、というより、ラジオ番組自身の伝達手段としてデジタルオーディオプレーヤーは極めて親和性が高い、そこを知ってもらう良いチャンスなのでは、と考えています。もちろん、著作権や権利関係はいろいろありますが、デジタルオーディオプレーヤーは音楽だけじゃなくて、音声コンテンツも聴こうと思ったら聴けるんだよ、ってアピールするのが重要かと思います。
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Podcast便利です。英語の勉強に使っています。w
\100.-とかの小額で実際の楽曲が一定期間でも聞くことができるようになると面白いと思っております。皆様いかがですか?
c.f.
Dopplerを使っています。iPodderは機嫌が悪くてダ
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ポッドキャスティングジャパン(podcastingjapan.com)が4月16