インターネット企業は、GoogleやYahoo!に買収されてなんぼ?
米国の人気ブログで、「米Googleが次に買収する会社はどこか」というテーマが議論されているそうです。
候補のリストには、日本でも一部でおなじみのTechnoratiやdel.icio.us、日本上陸が噂されるTivoから聞いたことも無いサービスまで数多くの名前が挙がっています。
逆に言うと、他に何があったっけ?という印象があるようなリストになっていますね。
最近は、ちょっと話題になったネット上の注目サービスは、結構早い時期に大手に買収されてしまう印象があります。
例えばRSSリーダーのBloglinesは、アスクジーブスに買収されたと思ったら、そのアスクジーブスごとIACに買収されました。
写真共有サービスのFlickrがYahoo!に買収されたのも記憶に新しいところです。
いよいよネット上のサービスは、いくつかの大手に収斂されようとしているようにも見えてしまいます。
先週、「ヤフーのモノマネ戦略こそが、ヤフーの強さとなるのか」と書きましたが、結局のところ、高い集客力を誇るサービスを持っている企業のほうが、既存顧客に新サービスを紹介しやすい分、どうしても優位になるというのは至極当たり前です。
さらにGoogleやYahoo!のように、広告事業など別のサービスで資金を回収できる企業に買収されれば、単独での黒字化を無理に目指す必要もなくなります。
例えばGoogleに買収された企業に良く見られるのが、買収によるサービスの無料提供や値下げです。
写真管理サービスのPicasaはそれまで有料で販売していたソフトウェアを、Google買収後ネット上で無料配布するようになりましたし、衛星地図のKeyholeは7日間の無料試用期間を設けて使用料を大幅値下げしました。
競合事業者からしてみれば、ライバルが急に無料で製品を配ったり、格安キャンペーンを始めるわけですから、たまらないでしょう。
下手に単独で頑張っている間に、競合が買収されてそういう事態に陥るぐらいなら、自社をGoogleやYahoo!に早期に売却して楽になる、というのは明らかに良い選択肢に思えます。
結局のところ、インターネット事業においては、利用者から収入を得るよりも、大量の利用者を確保してその視聴率や利用時間をもとにした広告事業を収入の柱にしたほうが、事業を構築しやすいということなのでしょうか?
そう考えていくと、今からGoogleやYahoo!を越える企業を作るのは不可能に近いようにも思えてしまうのが残念ですが・・・
(まぁ、一昔前にはMicsoftと戦える企業が出てくるとは想像もできなかったですから、そういう時にこそ次のチャンスがあるのかもしれませんね)
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