「投票に行ったってどうせ何も変わらない」は本当か?
いよいよ総選挙まであと3日を切りましたね。
小泉総理の郵政解散に幕を開けて、様々な話題を呼びましたが、果たして解散当時の投票熱が投票日まで維持されるのかどうか、興味津々な今日この頃です。
そんなこともあって、昨日Yes!プロジェクトのイベントであるYes!ナイトに行ってみました。
おそらく、メディア以外の一般のイベントで、選挙期間中に自民党と民主党の議員を交えたパネルディスカッションが実現したというのも前代未聞なら、その模様をインターネットで生中継してしまうというのも前代未聞。
Yes!プロジェクトのブログのコメント欄には厳しい意見も書き込まれているようですが、個人的にはシンプルに新しい活動の第一歩として拍手を送りたいと思います。
ちなみに、今回の選挙の盛り上がりについては、個人的に危ういものがあると斜めに見ていたのも事実です。
そもそも、今回の選挙に対する興味の高さは、別にブログやネットの草の根運動が生み出したものではなく、小泉さんの劇場型政治によるもの。
たしかに初のブログ選挙とメディアで書かれるなど、ネットを通じた世論形成が注目されている面もありますが、まだそれほど実感を得られるほど何か波が起きている感じはしません。
(何しろ公職選挙法で死ぬほど縛られていますから、当然といえば当然なんですが、まぁ、公職選挙法の問題点については、自民党の方も民主党の方も、選挙後に改正すると明言されてましたから、とりあえず置いておくとして。)
過去も選挙前に盛り上がっていたと思ったら投票率が低かったりというのを何度も経験してますし、今回これだけ盛り上がった選挙で結局投票率が上がらなかったら、もう日本の選挙制度は本当に機能していないと思うことになってしまいそうなのが怖かったり。
よく言われる話ですけど、民衆による革命によって民主主義を確立したイギリスやフランスに対して、日本って明治維新は武家同士の争いだし、戦後の民主化もアメリカに与えられたもので、ボトムアップで革命って起きてないんですよね。
私たちも含めて、日本という国は未だに民主主義になれていないという風に諦めてしまうこともできてしまいそうです。
ただ、パネリストの北川さんを中心とした議論で一つだけ確信したのが、やはり投票に行かなければ何も変わらないということ。
世代別投票率を見ると、われわれ30代あたりから投票率が5割を切っているのがよく分かります。
2003年(平成15年)衆議院選挙年齢別投票率
全体 59,86%
20-24歳 32,39%
25-29 38,47%
30-34 46,23%
35-39 55,91%
40-44 62,74%
45-49 66,55%
50-54 68,47%
55-59 71,68%
60-64 76,79%
65-69 79,09%
70-74 78,12%
75-79 72,98%
80以上 52,05%
※参照:総務省HP http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050817_2_5.pdf
20代や30代の投票率は50代~70代の半分。
これって、政治家の皆さんに「20代や30代は無視しておいても問題ないな」と思わせるのに十分な数字です。
結局、私たちは投票に行かないことによって、政治家に無視される理由を作ってしまっているわけですよね。
「投票に行ったってどうせ何も変わらないでしょ」と斜めに言うのがカッコイイみたいな変な空気があったりしますが、やっぱりこれは間違っているようです。
北川さんが言っていたように、若い世代の投票率が上がれば、政治家や官僚も若い世代の意見を無視することができなくなり、今のような既得権中心の政治じゃなく未来を考える政治ができるかもしれません。
ちなみに、今週のニューズウィークでも「日本が変わる 「397世代」が馴れ合い政治を打ち砕く」という特集が組まれています。
397世代とは
2000年代に30代で+
1990年代に大学生+
1970年代前後生まれ
つまり、現在20代後半~40代前半の人々のことだそうで、「この世代が現在の政治を変えるきっかけを作る可能性がある」と取り上げられています。
そう、つまり私たちのことです。
これだけ注目されていて投票に行かなかったら、正直恥ずかしいような気がしてきますよね。
まぁ、そんなわけで上手くまとまりませんが、とりあえず、何はなくとも11日は選挙に行こうと思います。
未来に向けた変化のきっかけの選挙になることを期待して・・・
※ちなみにガ島通信さんのところで投票に行ったことを写真で報告しようという「ブログ世論可視化企画」なんてのもある模様
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