音楽配信mF247は、ぼったくらないのが本質らしい

音楽配信サービスのmF247が、「儲かる仕組み」を外す理由 - nikkeibp.jp - インタビューを読んで。

 8月に「コピー自由の無料音楽配信サービス」と発表されて話題を呼んだ「music forecast 247(mF247)」が、20日にいよいよサービスを開始しましたね。


 個人的には、mF247は無料音楽配信ということだけでなく、ソニー・ミュージックエンタテインメントの元代表取締役社長だった、丸山茂雄氏が仕掛けているという点に注目していました。

 それが先日、ランチで遭遇したという不思議なきっかけで、冒頭の日経BPの山中さんが社長の丸山さんにインタビューする場に、同席することができました。
 
 
 ちょっと舞い上がっていたこともあり、インタビューの邪魔をして失礼な質問に走ってしまったのですが、個人的にmF247に対してひっかかっていたのがビジネスモデル。

 音楽は無料で配信、売れたときのレベニューシェアもせず、収入として上がるのはアーティストが音楽を登録する際に発生する1万円だけ。
 なんだかアーティストからお金を取るモデルって言うのは、どうなんだろうと思ってしまっていたのが事実です。


 それが、どうも話を聞いていて、自分が完全に勘違いをしていたことに気がつきました。
 mF247の現在のモデルは、「どんどん儲かりそうな仕組みを外した」ためにできた仕組みだったんですね。
 
 最低限の「コストが発生する部分」については、お金をもらうけど、それ以外については基本的に無料という仕組み。
 上前をはねる仕組みも、審査料を取る仕組みも、とにかくぼったくる仕組みは排除。


 そう言われて改めてmF247の仕組みを見てみると、その姿勢は実にインターネット的。
 詳細はインタビューを読んでもらえれば伝わってくると思いますが。

 音楽が好きで好きで、儲からなくてもいいから皆に聞いてほしくて仕方が無いアーティストと、音楽が好きで好きで新しい音楽を探し続けている視聴者のために、音楽が好きで好きで仕方が無い人が作ったメディアというところでしょうか。


 個人的には、テキストコンテンツにおいてブログが実現したことと同じような、アマチュアがインターネットを通じてセミプロとして認定されるという新しいステップアップの流れが、音楽においてもこれから出てくる可能性が十分あると思っています。

 ただ、音楽産業の構造は私の想像をはるかに超えて、レコード会社中心に作られていて、相当難しいらしいという現実があったのも事実。
 現に、これまでレコミュニやYAMAHAのプレイヤーズ王国など、類似のコンセプトを持ったサービスからは、意外にヒットが生まれていないという現実があります。


 でも、レコード会社側の立場で長年音楽産業を見つめてきた丸山さんが、180度立場を変えて、インターネット的な取り組みを始めているという点には、大きな変化への期待を持ってしまいますね。
 
 今後のmF247の展開に注目です。



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コメント

FMが自分の好きな音楽を主張しなくなった=聴かれなくなったのかもしれませんネ

登録料1曲につき1000円とショバ代9000円に、「儲かる仕組み」が詰まっているのでは?有料配信時にはピンハネもするんじゃなかったでしたっけ?

私も最初はそう思っていたんですが、どうも違うようです。

登録料はあくまで、審査が通ったときに事務手数料として発生するだけで、良くありがちな審査に応募するだけで発生するオークションビジネスでは無いようです。

有料配信時のピンハネもいまは特に無いと思います。
(違ってたらすいません)

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