いよいよ日本でもスカイプインが始まるらしい
スカイプに電話番号を付与し、一般電話からの着信を可能にする「スカイプイン」ですが、いよいよ日本でもサービスの目処が立ってきたようですね。
スカイプインの仕組みを提供することになるフュージョン・コミュニケーションズとスカイプの提携が発表されたのは、もう半年近くも前の出来事になります。
その当時は、「どうやらスカイプは日本ではまだ電話として認められないらしい」なんてタイトルの記事を書いたように、フュージョンからスカイプへの転送電話サービスという印象が強かったのですが。
最終的には、この仕組みをフュージョンがスカイプに提供することにより、利用者が直接スカイプと契約するスカイプインが実現できる見通しが立った模様です。
で、実は、そもそもこのニュース、11月7日にフュージョンから発表されているんですよね。
すっかり旅行中の空白期間で目立たない記事だったので見落としてました。(KDDIとパワードコムの合併のあおりを受けて、フュージョンは売却されるというもっぱらの噂だったので、しばらく決まらないかなーなんて思ってたんですが、これも当面は東電が保有する形で決着していたのですね。これまた見落としていました(汗))
IT Proの記事によるとフュージョンの転送サービス自体は12月19日から試験提供が開始されると、はっきり明記されてます。
そういえば、以前、フュージョンの担当者インタビューで「年内にはサービスを始めたい」というコメントが出ていましたから、予定通り間に合ったというところでしょうか。
12月の段階で、利用者に直接スカイプインが提供されるのかどうかは良く分かりませんが、少なくとも一歩前進となりそうですね。
こうなると気になるのは、スカイプインが日本の通信業界に与える影響。
記事の扱いを見ている限り、今のところは注目度はかなり低いようですが、何しろ、スカイプインが日本で予定通り開始されると、私たちはスカイプに050番号を振ることができ、一般電話から電話を受けることができるようになります。
今でもスカイプアウトを使えば、スカイプから一般の電話に電話をかけることができますから、これでスカイプインも可能になれば、かける方も受ける方もスカイプで済むという状況ができてしまうわけです。
電話機が無くてもPCで電話の代わりができるという実に不思議な状態になります。
もちろん、大企業や一般家庭の電話が今すぐスカイプに置き換わるとは思えませんが、電話をあまり使わないIT系のベンチャー企業や、個人事業をされている方にとっては魅力的な選択肢になりえます。
おまけに、スカイプがこの手のサービスを日本で提供可能になるのであれば、当然後からMicrosoftやYahoo、Googleが類似のサービスを始めてくる可能性がありますから、日本の通信業界にとってはパンドラの箱に近い第一歩になりそうです。
はたして、既存の通信事業者はどういう思いでスカイプインのサービス開始を見守っているのでしょうか。
個人的には、スカイプを止めるにしても取り込むにしても、売りに出ていたフュージョン・コミュニケーションズをとりあえず買ってしまえば、少なくとも時間は稼げたのでは?とか姑息なことを思ってしまったりするんですが・・・
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