スカイプビデオ開始で、「テレビ電話」も流行るか?
いよいよ、スカイプからビデオチャット機能のベータ版がリリースされましたね。
実に昨年末ぐらいからベータの噂をちらほら聞いていたスカイプビデオですが、ついに満足いく水準になったようです。
期せずして、昨日のスカイプインに続き、連日でスカイプの話題を取り上げることになりました。
ビデオ機能の詳細については、冒頭の記事以外にもスカイプ技術本の池嶋さんや、Going My WayのKengoさんが早速レビューしていますからそちらをご覧頂くとして。
個人的に興味があるのは、はたしてこのスカイプのビデオ機能がいわゆる「テレビ電話」ブレイクのきっかけになるかどうかという点です。
テレビ電話というのは、これまでブロードバンドの注目アプリと言われ続けて、なかなかブレイクしなかった通信業界の鬼っ子です。
以前、All Aboutにも書いたことがありますが、NTTがISDN対応の一般向けテレビ電話機「フェニックス」を売り出したのがもう10年も前の話。
その後、NTTドコモがFOMAのテレビ電話機能をアピールするなど、NTTグループ中心に数々の取り組みがあった上、MicrosoftもMSNメッセンジャー利用者向けにビデオカメラを無料で配るなどビデオチャットに力を入れていた時期があります。
でも、結果は皆さんご存知の通り。
いまだにテレビ電話というのは、一般利用者にとってはハリウッドの映画の世界の話という感じですよね。
ちなみに、個人的には、4~5年前にNTTドコモの榎木さんの講演を聞いたとき、こんな話をされていたのが、未だに印象に残っています。
「私はテレビ電話は流行らないと思います。
理由は簡単です。
だって、女性が化粧をしていない時にテレビ電話に出ますか?
出ないでしょ?
人類の半分が使わないサービスなんて、流行るわけ無いですよ」
そう言われると、確かになぁ、と思ってしまったりもします。
でも、それほどマスのレベルでなければ、単身赴任の夫が家族とコミュニケーションをするとか、遠距離恋愛している人とか、それなりにニーズはありそうな気もします。
(欧米ではビジネスにおけるビデオ会議は徐々に増えてきているようですし)
当然、スカイプもその辺りは意識しているはずで、だからこそ品質の向上にこれだけ時間をかけたのでしょうし、その分動画の品質はこれまでのテレビ電話のコマ送り的なイメージを超えて、かなり満足の行くレベルになっているようです。
ただ、インターネット電話の音質であれば、特別な機材を買わなくてもPCだけで比較的手軽に試せるのに対し、テレビ電話は何しろカメラが無いと試せませんから、口コミの広がり具合にも違いがあります。
でも、ビデオはやっぱり見栄えが良いですから、インパクトはありそうですし・・・
どうも考えがまとまりません。
はたして、スカイプは2年前に「音質が悪いインターネット電話」のイメージを変えたのと同様のインパクトを、「誰も使わないテレビ電話」においても引き起こすことができるのでしょうか?
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コメント
白金のピクチャーテルに行ったことがあります
当時は独自の技術でした
> 女性が化粧をしていない時にテレビ電話に出ますか?
映像を必要とする場合と、必要としない場合があるようです
投稿者: マルセル | 2005年12月 3日 22:16