人気ブロガーの転職率は50%?

 [N] ありがとう日本橋を読んで。

 ネタフルのコグレさんが8月に退職されたようです。
 5月末に退職された小鳥さんといい、7月に退職された平田さんといい、なんだか最近有名ブロガーの転職が多い気がするのは私だけでしょうか。

 以前、四家さんが「アルファブロガーは荒野を目指すのか」という記事で、「やっぱり外部に評価されると、内部とのギャップか人を外に引っ張るんだよな」と書いていたのを思い出します。


 そこで、今更ながら人気ブロガーの転職率がどれぐらいなのか気になったので、feed meterの人気ランキングのデータを使って調べてみました。

 個人で調べないと意味が無いので、50位までのブログからニュースサイトや芸能人ブログ系をまず除いてみます。そうすると、残った個人投稿のいわゆるブログが25個。
 その内訳は以下の通り。

blogchange1.gif【feed meterトップ50サイトの内訳】
■ニュースサイト等 25件
■個人ブログ 25件
 ・経営者・個人事業主等 11名
 ・会社勤務でこの3年間に転職した人 7名
 ・会社勤務でこの3年間に転職していない人 4名 
  (うち転職経験アリ2名)
 ・不明 3名

 25人のデータですからもともと偏りすぎなんですが。
 25名から経営者や個人事業主、ライターの方など、そもそも転職とか関係ない11名の方を除くと14名。
 そのうち半分にあたる7名がこの3年間の転職経験者という結果です。
 つまり、14名のサラリーマンブロガーのうち、50%の人がこの3年間に転職したということになります。

 しかも分かっている限り転職していない人は2人。不明の人3人を加えても、転職経験の無い普通のサラリーマンは25人中3人しかいません。

 ここまでやって、あまりにデータが偏りすぎてる気がしたので、更に100位まで拡大して調べてみました。
 その結果はこちら。


blogchange2.gif【feed meterトップ100サイトの内訳】
■ニュースサイト等 45サイト
■個人ブログ 55サイト
 ・経営者・個人事業主等 26名
 ・会社勤務でこの3年間に転職した人 12名
 ・会社勤務でこの3年間に転職していない人 5名 
  (うち転職経験アリ2名)
 ・不明 12名

 ちょっと知らない人が増えてくるので、データが適当ですが、100位までやっても、転職した人が12名で転職してなさそうな人は最大でも17名。
 29名のサラリーマンブロガーのうち、40%以上の人がこの3年間に転職したということになります。


 まぁ、だからどうしたという話ではあるんですが、この数値は日本のサラリーマンの転職率を考えると高いですよね。

 もちろん、ブログで有名になったから転職したと言うわけではないのでしょうし、IT業界の転職率はそもそも高いですから、有名なブロガーになるような人は、もともと転職もしやすい人ということもあるでしょう。
 そもそも普通の会社勤務のサラリーマンには、ブログを書いている人がまだまだ少ないですから、当たり前の結果とも言えます。

 以前渡辺千賀さんが書いていたシリコンバレーの転職率なんかと比較すると驚く話でもないのかもしれませんが。
 ただ、日本にも何かしら近い変化が起こり始めている事を感じてしまうといったら大げさでしょうか。 


 ちなみに個人的にもう一つ気になってるのは、コグレさんにしろ小鳥さんにしろ平田さんにしろ、転職先を決めずに一度夏休みモードに入っていること。
 転職先を決めずに退職するなんて、気の小さい人間にはとても想像できないんですが、流行なんでしょうか・・・

 今日の渡辺千賀さんのブログで「シリコンバレーの5人に1人がフリーランス」なんて記事もありましたが、日本のIT業界にも似たような変化が待っているのか、ただ単に有名ブロガーだけの特殊な現象なのか、気になるところです。

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前の記事:イノベーションのジレンマ (クレイトン・クリステンセン)
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コメント

> 普通の会社勤務のサラリーマン
の内の一人です。

著名ブロガーの定義を、

「世の中に対して情報を発信し、トラックバック等で相応の情報流通を促進させている人」

だとすると、

本人の意図ではなくても周辺社会の方から、そんな人材を活用しようという流れが起きてしまうんじゃないかと思います。

いつも大変為になる情報をありがとうございます。

ふと読んでいて感じたのですが、ブログを書くようなWEB観念の高い方が転職しやすいというのは感覚地として非常にわかりやすい気がします。が、その一方で一視聴者的立場からは本来ブログからの情報で得たいのは転職しないような方の記事ではなかろうか?と。
即ち一企業にずっと勤めておいででなかなか一般的には触れ合うことがないような方の意見とかその情報とか。
特にメーカーとかになると機密に触れるところもあり、難しいとこが沢山あるとも思うのですが普段知りえないようなことが知れるといったところにNETの強さってあるのかなと改めて考えてました。

コメントありがとうございます。

確かにそれはありそうですね。
著名ブロガーではない人にも、今後そういった流れが出てくるのか興味深いところです。

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