ブログがCEOをメディア企業から引き抜く時代

 TechCrunchにHeatherがやってくるを読んで。

 ちょっと前のニュースになりますが、Web2.0系企業を紹介するブログとして有名なTechCrunchが、なんとメディア企業のFOXからCEOを引き抜くようです。

 TechCrunchについては、CNETの「盛り上がるブログスフェア--米で新たなゴールドラッシュが進行中」という記事で、広告枠を1カ月あたり6万ドルで販売し、広告枠は売り切れ状態というお化けブログであることは認識していたのですが、それにしてもCEOを雇うというのは凄い話です。

 もともと、マイケル・アーリントンを中心とする3~4人のブロガーによって運営されていて、自前の営業担当もいるという話を聞いているので、もとから単なるブログというよりは、ブログメディア企業として運営されている会社なわけですが。
 
 ブログの看板であるマイケル・アーリントンとは別に、選任のCEOを雇うわけで。

 日本で考えると、ブロガーが自分と違う人を自分のブログの社長として雇うというのは、正直想像つかないですね。

 
 ちなみに、TechCrunchのCEOに内定が決まっているのは、現在Fox Interactive Media、M&A担当SVPのHeather Harde。
 Harvardのビジネススクール出で、Fox Interactive Mediaの創立役員。8件で総額$1.3B(13億ドル)の買収と、株式投資2件を担当するという凄腕の人物でおまけに美人。

techcrunch_ceo.png

 大手証券会社とかから引く手あまたと思われる人物が、ブログのCEOとして引き抜かれるわけですから凄い話です。
 そういえば、Ad Innovatorで織田さんが、「Federated Media、CEOはFox Interactiveから?」という記事を書いていましたが、これも本当ならFox Interactiveはブログ企業のヘッドハンティング対象として人材の宝庫というところでしょうか。
(TechCrunchの話がFerderated Mediaに勘違いされていただけかもしれませんが)

 昨日、isologueの磯崎さんが、「日本のブログの投稿量にびっくり!」という記事で、英語と日本語のブログの数が拮抗しているというデータを紹介していましたが、今回のTechCrunchのCEOの話といい、最近のFederated Mediaの勢いといい、米国のトップブログはやはり全く住む次元が違うと改めて実感させられるニュースです。



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