100%無理な話も通す技術は、鶴野さんの新刊です。
光栄にも献本いただいていたので遅ればせながら読んでみました。
私が鶴野さんにお会いしたのは、実はブログを始める前のこと。
その当時から鶴野さんは自らが主催するネットワーキングのパーティーを毎月変わらず開催されていて、そのオープンな姿勢には私も影響を受けました。
もちろん、今回の本は、ネットワーキングの本ではなく説得についての本なわけですが、鶴野さんならではの共感だったり、ポジティブシンキングだったりという要素がちりばめられていて、なるほどと腑に落ちる点がいくつもありました。
特に印象に残ったのは「一番の壁は自分自身の中にある。自分で自分の行動を縛っていることが多い」というくだり。
自分でも気をつけているつもりではいますが、ついつい忘れてしまうポイントですね。
自分のコミュニケーション能力を一歩引いて見直したいという人にお勧めの本です。
【読書メモ】
■フット・イン・ザ・ドア
まずはきっかけをつくれ。
■「一番の壁は自分自身の中にある。自分で自分の行動を縛っていることが多い」
■良いことが起こる前兆
「でもそれで、きっと良いことが起こる前兆ですよ。次は良いことしかありませんから」
■目標をクリアする二つの方法
・レベルクリア型(積み上げ=いけるところまで行く)
・ポイントクリア型(始めからゴールを決めて、これをクリアしたら終わり)
■組まねばマズイ人
・反対されると困る人
意思決定に関わっている人や発言力のある人。
・存在自体が説得力を持つ人
「この人がやっているなら、確か、間違いない」と思わせる人、シンボル的な存在。
■本当の反対理由は言わないもの
「100%無理な話」も通す技術―会社でやりたいことを実現させる人の考え方・説得術 鶴野 充茂 by G-Tools |