昨年末に実施されていたOLPCのGive One, Get Oneプログラムが、Amazon.comの協力の下、再開されたようです。
このプログラムは、2台のOLPCを399ドルで購入して、開発途上国の子供にその1台が贈られるという仕組み。
先進国の人間からすると実質399ドルで1台のOLPCを買ったと思えば、自動的に1台のOLPCが寄付されるわけで、新しいガジェット好きな人のツボを実に上手くついたプログラムだと思います。
ただ、なんでもCNETによると、プログラムを支えるインフラがなくて再開の目処がたっていなかったようで。
今回Amazon.comのプラットフォームを活用する形で再開することができたようです。
すでにAmazonのサイトに行くと下記のようなページができており。
Amazon得意の1クリックでポチッと買うことができるようになっています。
(399ドルで自分も手に入れなくても、シンプルに199ドルのPCを寄付することもできるようです)
私も去年のGive One, Get Oneプログラムで輸入代行サービスを活用して買った口ですが、やはり個別の窓口から買うのが面倒だったのが正直なところ。
Amazonのプラットフォームで買えるとなると、一気にプログラムへの参加の敷居も下がりそうですね。
Blog Action Day Nightの時も思いましたが、いわゆるお金による一時的な寄付とかODA的なものと違って、こういう自社のサービスやプラットフォームを提供することで自社のマーケティングにもなるし、社会貢献にもなるというのは、無理なく持続可能な感じがして良いなーと思ったりします。
日本のAmazonでもやってくれると良いんですけどね、日本語ブログでの盛り上がり具合を見る限りやっぱり難しいでしょうか。
なお、我が家のOLPCは、うちに届いたその日から、すっかりうちの息子の生け贄になっております。
↑某任天堂製品と勘違いされて、こんな使い方をされていたり・・・
↑いろんなボタンを押されまくったり・・・
まぁ、子供が好き勝手にいじってもこわれないというのが、さすが発展途上国での激しい利用を想定しているOLPCということで。