ブログで書くとちょっと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、このたび政府広報アドバイザーをさせて頂くことになりましたので、こちらでも情報開示させて頂きます。
政府広報というと、一見政治的な話題に首を突っ込むのかと勘違いされてしまうかもしれませんが、あくまで今回ご依頼頂いた主語は政党や政治家ではなく「内閣府」。
政治ではなく行政側の依頼になります。
今回依頼を頂いた役割として依頼文に書いてある主な項目は以下の二つ
○政府広報アドバイザーとして、実施した政府広報について定期的にご意見をお伺いしたり、評価をいただきます。
○政府広報室や内閣広報室の職員を対象とした広報・宣伝に関する勉強会で、お話を頂きます。
なんだか、これだけ読むと本当に畏れ多い感じですよね・・・
当然、AMNの社長をやりながらのアドバイザー業務ですから、フルタイムでコミットするわけではなく、本当にたまにアドバイザー活動に参加させて頂く程度になってしまうわけで。
本業もまだまだの現段階で、政府広報のアドバイザーなんておそれ多いですし、お断りしようという気持ちにも何度もなったのですが。
こんな貴重な機会が、私のようなネット側、ソーシャルメディア側の人間にお声がけ頂けるなんて、非常に珍しいことでしょうから、私自身がこの機会に断ると、一生お声がけ頂くことはない気がしますし。
過去にもブログで日本の行政のネット活用について何度か批判的なコメントをしている自分としては、言いっ放しで逃げるのではなく、こういう機会に微力とは言え、何らかのコミットをしようとしなければいけないのではないか、と思い直し、お受けすることにしました。
正直、ブログに書くことで変に皆さんの期待をあおってしまったり、誤解を生むのも避けたいので黙っておくという選択肢も考えたのですが、昨今のステマブームとかを考えると、黙っている方が逆に誤解を生んでしまいそうですので、こちらで情報開示させて頂きます。(恥ずかしいですが、プロフィールにも明記しようかと思います)
当然、私がアドバイザーをしようがしなかろうが、政府広報の業務というのは私の想像以上に膨大で複雑なのは想像に難くありませんから、私が2年間アドバイザーをしたところで、そんな極端な変化を起こせるとは正直全く思っていません。
ただ、せっかく直接コメントを伝えられる貴重な機会を頂きましたので、ソーシャルメディア側からみた政府広報への期待や要望は、できるだけ伝えていきたいなと思っています。
私自身のスタンスやブログの書き方が、今回の政府広報アドバイザー就任で変わるわけではありませんし、今後もあくまでAMNの社長としての業務の方が私にとって一番プライオリティの高いミッションです。
徳力に要望を伝えておくと、ひょっとしたら政府広報の中の人たちに伝わるかもしれないぞ、ぐらいに覚えておいて頂ければ幸いです。
(追記:政府の広報を私がやるんではなくて、政府広報をやってる方々にソーシャルメディア側の視点からアドバイスをするのが私の役割ですので、念のため)