私が思いっきりハマって、人の道を踏み外しそうになってしまったゲームベスト5 #5games

 カイさん経由で、個人的にどうしても見過ごせない企画を目にしてしまったので乗っかってみます。
私が影響を受けた・ハマった5つのゲーム #5games
ぼくがハマりまくってしまったテレビゲームベスト5 #5games | 和洋風◎
俺がハマったテレビゲームベスト5 – カイ士伝
 まぁ、今でこそ私は、アジャイルメディア・ネットワークという真面目そうに見える会社で、真面目そうに社長を務めさせて頂いていますが、実は私は自他共に認める生粋のゲーム脳人間。
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 大学の頃には、ヒマがあったらゲーム屋に中古のゲームを買いに行き、どんなにつまらないクソゲーであっても、一応エンディングを見て、中古屋に売りに行きまた中古のゲームを買うという生活を繰り返していたことがあり。
 いつの間にか、どんなゲームでもついつい繰り返しやろうとしてしまうという習性を持っている人間です。
 何しろ一昨年の4月には、ソーシャルゲームのリサーチという名目のもとに試してみた怪盗ロワイヤルで、気がついたら見事に空き時間のたびにまず怪盗ロワイヤルの画面を開くというソーシャルゲームのサイクルにはまりこみ、最後には打ち合わせ中にまで携帯が気になってしまうようになってしまったほど。
 当時、たまたまゴールデンウィークに上海出張が入って物理的にロワイヤル断ちをできたから良かったものの、改めて自分のゲーム脳ぶりに恐ろしくなったほどでしたし。
 昨年CESでラスベガスに行った時には、米国行きの飛行機でiPhoneのカタンにはまり、成田からダラス乗り換えでラスベガスに向かうトータル20時間以上の旅程の間で、一睡もせずにゲームをし続けていたという実績もあります。
 そんな私が、本当にハマりすぎて現実世界に戻って来れなくなりそうになったゲームはこちらの5つです。
■5位:Grand Theft Auto IV
■4位:Call of Duty:Modern Warfareシリーズ
■3位:メタルギアソリッド4
■2位:EverQuest
■1位:Star Wars Galaxies
 まぁ、普通の日本の方だと知らないゲームばかりですよね・・・
 メタルギアソリッド以外はすべて海外のゲームです。
 
 ちなみに、大学時代以前はある意味ゲームをするのがあまりに日常だったので、社会人以降のゲームから選んでみました。
■5位:Grand Theft Auto IV
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 このゲームの内容を日本語で書くと、ギャングの下っ端が成り上がっていくゲーム、という非常に特徴をお伝えするのが難しいゲームなんですが。
 まぁこのゲームは凄いです。
 何しろ個人的に、あまりの衝撃だったのでブログにこんな記事を書いたこともあります。
Grand Theft Auto IVにみる、ゲームの教育効果と負の効果の境界線 – tokuriki.com
 まぁ、クルマというクルマを自由に盗めたり、通行人に意味なくケンカを売れたり、自動車で歩行者をはねてしまったりと本当に何でもありの無法ゲームで、アメリカでも社会問題になるのが良くわかるゲームなんですが。
 個人的に恐ろしいなと思ったのが、あまりにゲームの世界がリアルにできていて、リアルの社会での自分の行動に若干影響を与えているなと思った時。
 このゲームでは実在する外車によく似たクルマが多数登場するんですが、ゲームの中で常に良いクルマを探しながら街中を日々走り回っていたところ、なんと渋谷の街を自分が歩いている時にゲームの中に登場する外車によく似たクルマが通るとそれを無意識に目で追っている自分に気がついたりするわけです。
 文字通り、人の道を踏み外させる可能性を秘めている恐ろしいゲームでした。


■4位:Call of Duty:Modern Warfareシリーズ
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 これは正確には「Call of Duty 4:Modern Warfare」「Call of Duty:Modern Warfare 2」「Call of Duty:Modern Warfare 3」という三部作のシリーズです。
 
 First Person shooter(FPS)という一人称視点のシューティングゲームの代表作、まぁ簡単に言うと戦争ゲームなんですが、まぁこれがまた凄いです。
 なにしろPS3の映像表現能力をフルに使っていて、正直大画面でプレイすると自分が実際に戦場にいるような錯覚に陥ることも少なくありません。
 ゲームなのに、あまりの周囲の弾幕のすごさに、ついつい物陰から出られなくなってしまうこともたびたび。
 自分が戦時中に生まれていたら、さぞかし使えないチキンな兵隊だったろうなと痛感させられます。
 
 さらにこの手のゲームの恐ろしいのが、オンラインでの対戦機能がついているところ。
 1ゲームは大抵10分~20分程度なのですが、人間相手にプレイしていると、1ゲーム毎に負けたら負けたで悔しくて再度やってしまい、勝ったら勝ったで気をよくしてもう一度やってしまうという、ついついエンドレスになってしまう恐ろしいゲームです。
■3位:メタルギアソリッド4
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 このゲームは日本でもテレビCMとかやってますから知っている人も多いかもしれません。
 個人的にメタルギアソリッドシリーズが最も好きなゲームシリーズと言えますが特にこのメタルギアソリッド4は、買うのを我慢しつづけていたPS3を買わざるを得ない状況に追い込んでくれた因縁のゲームです。
PS3とMGS4が届いてしまいました。
 上記の記事を書いてから、寝るヒマも惜しんでゲームに没頭した後、二日弱で無事クリアして、ゲーマーではないブロガーの方々に思いっきり引かれた記憶がありますが。
メタルギアソリッド4が、無事終わりました。
 このゲームで本当にハマったのは上記の本編ではなく、これまたオンライン対戦。
 特にメタルギアソリッドならではのステルス要素のある対戦は、本当にドキドキする状況が多々あり、かなり中毒になっていたりしました。
 PS3のゲームとしては、おそらく個人的に一番ハマッたゲームだと思います。
■2位:EverQuest
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 で、がらっと変わるのがここから。
 Everquestというのは、PC用のオンラインRPGゲームで、公開されたのは1999年3月という非常に古いゲームです。
 何を隠そう私がこのゲームにはまったのは、NTTから転職した年の2001年。
 NTTからプライスウォーターハウスコンサルタントという外資系IT系コンサルティングファームに転職するにあたり、転職に伴って新しいPCを購入し、ネット回線も新調したこともあり、英語の勉強にもなるし最近のIT事情の勉強にもなるだろうと、自分への言い訳を展開。
 英語版しか販売されていなかったEverQuestに手を出してオンラインゲームの世界に初めて足を踏み入れることになります。
 当時、PWCに転職したばかりで、大して仕事も忙しくなったのもあり、気がついたら夜の時間はどっぷりとEverQuestにつぎ込むようになってしまい、夜はオンラインRPGの世界で英語で会話する住人、昼は日本語で仕事をする日本人、という二重生活が始まります。
 まぁ、週末に家を一歩も出ずに丸二日ぶっ続けでプレイしたことも少なくなく、オンラインゲーム廃人になりかけた最初のタイミングがこの頃です。
 最終的には、PWCからアリエル・ネットワークに転職し、そんなことをやっている場合ではなくなったのと、確かレベルが50を超えたあたりからレベル上げが一気に難しくなってきたのもあり段々とゲームがつまらなくなり、何とかファンタジーの世界から足を洗うわけですが、いや、あの頃は本当にやばかったです。
■1位:Star Wars Galaxies
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 まぁ、タイトルを見てもらえればだいたい想像できると思いますが、スターウォーズを舞台にしたオンラインRPGゲームです。
 アリエル・ネットワークに転職して仕事にやる気を出し、一度はオンラインゲームから足を洗ったはずの私ですが、実はその後いろいろと仕事の壁にぶつかって、再度現実逃避をし始めることになります。
 その際の逃避先となったのがこの「Star Wars Galaxies」
 正直ゲームとしての完成度はいまいちな面もあるゲームでしたが、スターウォーズ好きにとってはたまらない世界観が再現されていて、レアなアイテムを集めるとジェダイになれるかも、という構造の中、日々ジェダイを目指して鍛錬をする生活にのめり込むようになります。
 EverQuestと比べてこっちのゲームを1位に選んだのは、実際問題Star Wars Galaxiesの方がはまりっぷりが激しかったからなんですが、その背景の一つがこっちのゲームでは、オーストラリア人や香港人にガチで毎日プレイする仲間ができてしまったこと。
 何しろこのゲームでは、ある程度複数のメンバーが揃わないと強い敵が倒せない構造になっていて、強い敵を倒さないとジェダイになるためのレアアイテムが入手できない仕組み。
 午前1時ぐらいに「そろそろ抜けるよ」と発言すると、「今おまえが抜けたら俺たち全滅するから、もうちょっといてくれよ」「仕方がないなぁあと30分だぞ」とかやり取りしているうちに気がついたら午前3時、なんてことも珍しくない日々がありました。
 特に香港のあるプレイヤーとは、毎日のようにチャットをするような仲になり、リアルの世界についての日々雑談をするようになったほど。
 正直、アリエルでの仕事が上手くいかなければ上手くいかないほど、オンラインの世界のキャラクターとしての自分でいる方が楽しかった時もあったほどです。
 あまりにはまりすぎて、ゲーム中は完全にその世界のキャラクターの名前の人間になってるんですよね。
 特に英語のゲームと言うこともあって、脳のモードを完全に日本語から英語に切り替えるので、人格も変わります。
 私が自己流の英会話でも気後れせずに海外の人と英語で会話しようと努力するようになったのは、この頃の必死の英語チャットの経験が生きていたりするわけです。
 で、実は、そんなほぼバーチャルとリアル、日本語と英語の二重生活を卒業することになったのは、妻と結婚して深夜のオンラインゲームが不可能になったからだったりするんですよね。
 その後、オンラインゲームができなくなって行き場を失ったエネルギーをブログにぶつけるようになったところ、いろんな出会いや自分のレベルアップがあって、今の自分があるわけです。
 要は私にとってブログを書くことこそが、人生最大のオンラインゲームだったということができるんじゃないかなと思ったりします。
 まぁ、40前のオッサンが、いい歳していつまでゲームをやっているんだと思われる方が多いのは容易に想像できますが。
 そういう意味では、もはやゲームは私自身の人生のそれぞれのシーンに刷り込まれている必要エネルギーですので、おそらくこうやって死ぬまでゲームとつきあいながら生きていくんだろうなぁと改めて思います。
 ということで、はまったゲームベスト5企画にかぶせた、私のゲーマー生活カミングアウト記事でした。