良くブログを書いたことが無い人と話をすると、「私は文章力が無いからブログなんて書けない」とかって話になることがある。
多分、ブログに書くのを、ニュースサイトの記事とか本を書くとかいうのと同じと思うとそういう話になりやすいのかもしれない。
でも、個人的には、実は普通のブログ書くのに、いわゆるおおげさな「文章力」なんて必要ないんじゃないかと思う。
ちなみに、最初に断わっておくと、私はブログは「コミュニケーションのツール」だと思っている。
もちろん、昔書いたみたいに、あくまでブログ自体は自分のメモぐらいの感覚で書いているわけだけど、その書き方のスタイルは実はメールとか、雑談に近い。
要は自分の興味のあるニュースや出来事に対する感想を、書いて自分の考えを整理したり、記録したりする目的で書いているわけで、そもそも、独り言みたいなもの。
でも、ひょっとしたら誰かが読んでくれるかもしれないわけだから、どちらかというと独り言だけど誰かに話しかけてる感じに近い。
例えば、会社の同僚と居酒屋に飲みに行って、今日の日経新聞やYahooトピックに出ていた話題について話をする。そんな感じのノリだ。
確かに、ニュースサイトや雑誌に記事を書いたり、本を書いたりって言う経験は、それほど多くの人がするわけじゃないから、「文章力」とかっていうと何だかおおげさな感じがするんだと思うけど。
別に誰でもメールは毎日書いてるだろうし、飲みに行ったら会話もするはず。
文字のコミュニケーションと思えば、誰でもが自分なりのスタイルでやっているはずで、全然特殊技能じゃない。
ブログに書くのなんて、そんな感じで肩の力を抜いて書けば良いんだと思う。
なにしろ、同僚と居酒屋に飲みに行ったところで、自分の話自体を聞いてもらえるのなんて長くても正味1~2時間ぐらいだし、話を聞いてくれる人も数人が良いところ。
それがブログなら時間は無制限だし、ひょっとしたら多くの人が話を聞いてくれるかもしれないし。
もちろん誰も読んでくれないかもしれないけれど、メールのようにスパム扱いされることも無いわけで。
結構お得なコミュニケーションツールだと思ったりするわけです。
まぁ、そう思うと自分がブログを一生懸命書いているのは、転職して同期との飲み会とかがめっきり少なくなって、会話ができないストレスが溜まっているからかもと思ってしまったり。
“ブログは居酒屋コミュニケーションみたいなもの” への1件のフィードバック
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はじめまして、立野 ”ブン” 博一です。
「創発」について検索していて……こちらにたどりつきました。
その通りですね! 同感です。
ブログは、居酒屋気分で書けばいい。
そうすれば、気楽になれるし、
そんな「ふところの深さ・余裕」が欲しいなあ。
ありがとうございます。「ホッ」と息をつけました。
●心身一如のアロマセラピー
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